ホーム > ようこそ市議会へ > 議会の広報 > 明石市議会だより一覧 > 第250号 令和3年1月発行 第2回定例会12月議会
更新日:2021年1月10日
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あかし市議会だよりは、日刊新聞6紙に折り込んで各家庭に配布しています。
議会局のほか、行政情報センター、各市民センター・サービスコーナーで無料で配布しておりますのでご自由にお持ちください。
また、目の不自由な方々等を対象に、音声版(CD)を作成しています。貸し出しを希望される方は、議会局総務課までご連絡ください。
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あかし市議会だより250号
2021年(令和3年)1月10日発行
巻頭写真
朝日に明石海峡大橋を望み、新年への思いをはせる。オール明石に誰もが安全・安心に暮らせるまちへ。
令和2年第2回定例会12月議会が11月30日から12月22日まで開かれました。明石市消防団条例の一部を改正する条例、ひとり親世帯臨時支援給付金事業費を含む令和2年度明石市一般会計補正予算など、議案16件を可決、諮問4件を同意、報告2件を了承したほか、請願4件を採択しました。
スピード感を持った市政運営を
明石市議会議長 千住 啓介
皆様あけましておめでとうございます。令和3年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。また日頃から、市議会への深いご理解と議会活動に対する温かいご支援・ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、昨年は新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大し、社会を一変させました。その影響は収束の気配を見せず、私たちの生活も大きく変化し、先の見えない不安な日々を過ごされているかたが多くいらっしゃると思います。市民の皆様の安全・安心な生活を守るため、感染拡大防止と地域経済の活性化の両立を図るスピード感を持った市政運営が求められています。市議会としましても、市民の皆様の多様なニーズにしっかりと耳を傾け、この難局を乗り越えるため全力を注いでまいります。先人たちが築かれた歴史あるふるさと明石を新たな時代に向け、さらに発展させていくよう取り組みを進めてまいりますので、市民の皆様にはお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
本年が皆様にとって幸多き年になりますよう心から祈念申し上げます。
謹賀新年
自民党 真誠会
石井 宏法
井藤 圭順
灰野 修平
林 健太
寺井 吉広
榎本 和夫
千住 啓介
三好 宏
穐原 成人
辰巳 浩司
坂口 光男
公明党
国出 拓志
飯田 伸子
尾倉 あき子
佐々木 敏
松井 久美子
梅田 宏希
維新の会
北川 貴則
筒泉 寿一
森 勝子
未来明石
大西 洋紀
丸谷 聡子
出雲 晶三
日本共産党
楠本 美紀
辻本 達也
フォーラム明石
吉田 秀夫
宮坂 祐太
明石かがやきネット
竹内 きよ子
林 丸美
スマイル会
家根谷 敦子
(会派別・議席順)
マチイロ
市議会だよりをスマホで読める
利用にはアプリのダウンロードが必要です。
2面 市政を問う 21人が登壇
質疑・一般質問
3面 議員よもやま話
4面 請願・意見書
6面 委員会の審査や報告内容を紹介
委員会審査
7面 特集 発行250号記念
あかし市議会だよりのあゆみ
8面 各議員の議案に対する賛否を掲載
議案の賛否一覧
市議会議員は公職選挙法で年賀状や寄付、祝いなどは禁止されています。皆様のご理解をお願い申し上げます。
12月7日、8日、9日の本会議では、21人の議員が登壇し、新型コロナウイルス感染症対策などについて市の見解を求めました。発言者と質問項目の一覧は下段に、主な内容は2面から5面に掲載しています。
なお、QRコードを読み取ると本会議の録画映像をご覧いただくことができます。
発言者一覧
発言順 名前のあとは会派名
松井 久美子(公明党)
1 リカレント教育と生涯学習の支援 2 HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの定期接種の状況 3 災害に備えた神戸地方気象台との連携
森 勝子(維新の会)
1 子供達の教育 2 認知症患者と家族への支援
大西 洋紀(未来明石)
1 議案第103号 令和2年度明石市一般会計補正予算(第8号)「こども医療費助成事業費」
三好 宏(自民党 真誠会・代表質問)
1 新型コロナウイルス感染症の影響 2 明石市公設地方卸売市場の再整備 3 いしがたにスマートインターチェンジと明石テクノパーク
国出 拓志(公明党)
1 20代、30代の施策
筒泉 寿一(維新の会)
1 環境問題に対する取組 2 高齢者施策の在りかた
丸谷 聡子(未来明石)
1 工場緑地面積率の緩和の議論が出ている明石市の緑のありかた 2 市立幼稚園における特別支援の体制 3 こどもの命をまん中にした「こどもの居場所」づくり
石井 宏法(自民党 真誠会)
1 明石の豊かで美しい海の実現 2 エスディ-ジーズの取組 3 市民まつり
尾倉 あき子(公明党)
1 「認知症にやさしいまち明石」の推進 2 新型コロナウイルス感染拡大第3波の地域経済に与える影響と今後の支援
北川 貴則(維新の会)
1 コロナに負けない生活支援 2 福祉の充実 3 「日本一安全なまち明石」の実現のための危機管理
井藤 圭順(自民党 真誠会)
1 中学校コミュニティセンター 2 子ども・子育て支援事業
飯田 伸子(公明党)
1 新型コロナウイルスワクチン接種体制の整備 2 障害者支援
林 健太(自民党 真誠会)
1 ラインを活用したデジタル行政の推進 2 学校施設
辰巳 浩司(自民党 真誠会)
1 コロナ禍における地域経済の動向と対応 2 自転車を活用したにぎわいづくり
坂口 光男(自民党 真誠会)
1 高齢者福祉 2 地域コミュニティの醸成
楠本 美紀(日本共産党)
1 介護保険サービスの充実で誰もが安心して暮らせる老後を 2 無料低額診療事業 3 保育所待機児童解消
吉田 秀夫(フォーラム明石)
1 明石市の高齢者・障害者福祉の充実 2 新型コロナウイルス感染症に対する医療体制の拡充 3 ひとり親への雇用の提供
林 丸美(明石かがやきネット)
1 子育てのまちとしての魅力を高める自然環境整備 2 新型コロナ禍における地域の医療・検査体制
家根谷 敦子(スマイル会)
1 安全安心なまちづくりのさらなる推進 2 高齢者・障害者施策 3 副籍制度
辻本 達也(日本共産党)
1 こども医療費助成 2 公文書の管理と情報公開 3 高丘小中一貫校と30人学級 4 新型コロナウイルス感染症対策
竹内 きよ子(明石かがやきネット)
1 自殺予防の取組 2 新型コロナ禍の教育現場における子供たちがのびのびと学校生活を送ることができる環境整備
豊かな海を取り戻す
放流水の窒素濃度を倍増
環境保全と両立
問 明石の豊かな海を取り戻すため、海の栄養塩類を増やす取り組みとして、大久保浄化センターで行っている下水処理水の栄養塩類管理運転について、状況を問う。
答 市では、令和2年9月議会に明石の豊かで美しい海の実現に関する請願が採択されたことを受け、河川管理を行う兵庫県等と環境基準点の移転について協議したが、移転しても水質基準は変わらないため、処理水に含まれる栄養塩類を大幅に増やせないことを確認した。
そこで、本市の公共用水域における環境基準達成状況の評価方法を見直し、水の汚れの指標となるBОD測定値について、窒素系成分を対象から外し水の汚れの成分のみを測定し削減していく方法に変更することとした。これにより同センターからの放流水の窒素濃度を現状よりも倍増させる予定だ。
今後も引き続き、生活環境の保全と豊かな海づくりの両立を目指し、できることは積極的に取り組む考えだ。
写真説明
明石の魚食文化を守る豊かな海へ
コロナ禍で雇用情勢が悪化
社会人の学び直しの需要高まる
市も学習への支援を進める
問 働き方改革やコロナ禍における雇用情勢の悪化によりリカレント教育(社会人の学び直し)への需要が高まっている。リカレント教育に対する支援が必要と考えるが、市の見解を問う。
答 リカレント教育について、国は、大学などの教育機関に対してリカレント教育の学科や講座を増やすように働きかけるほか、教育機関や受講者に補助金を支給するなどの支援をしている。市もリカレント教育の重要性とコロナ禍における雇用情勢を認識しており、具体的な取り組みとして、再就職を希望する女性への就労相談や、現在は就業していない保育士の有資格者を対象に再就職を促すための講習や保育現場での実習などを行っている。
今後もキャリアデザイン講座の実施や補助金を受けられる専門講習の情報をウィズあかしの学習コーナーやホームページで提供するなど、就業を前提とした学習への支援を進めていきたい。
写真説明
ウィズあかしのリカレント教育コーナー
エリアマネージャーを配置して
中学校区コミセンの機能強化
問 一部の中学校区コミセンに所長に換えてエリアマネージャーを配置しているが、その成果と今後の取り組みを聞く。
答 本市では、小学校区コミセンはまちづくりの拠点、中学校区コミセンは生涯学習の拠点として役割分担をしてきたが、中学校区コミセンの機能が希薄化しているとの意見があった。そこで、学びをさまざまな活動につなげていくため、昨年度からエリアマネージャーを配置する中学校コミセン運営体制見直しモデル事業を実施してきた。
エリアマネージャーのコーディネートにより新たな市民の受講や、学習者が地域活動に参加するきっかけを作れたが、コーディネートを十分に行うためには、中学校区ごとに1人の配置が必要であることが分かった。そのため、来年度から全ての中学校区コミセンに、所長に換えてエリアマネージャーを配置していく。
写真説明
4月から全校区に配置
鳥インフルエンザ
県と連携した支援
予防対策を徹底
問 令和2年11月に淡路市の養鶏場で県内初となる鳥インフルエンザの感染が確認された。本市において発生した場合の対応を聞く。
答 鳥インフルエンザは渡り鳥などの野鳥やそのふんに接したネズミなどを介して養鶏場に持ち込まれる。市は、鳥インフルエンザウイルスが原因で死亡した野鳥がいないか監視するとともに市内2カ所の養鶏農家に対し野鳥やネズミの侵入防止、農場内外の消毒等の衛生管理徹底を指導している。また、発生時の役割について総合安全対策室を中心に関係部局が再確認し、臨戦態勢で臨んでいる。
今後、鳥インフルエンザが確認された場合は、県と連携して殺処分や防疫作業等の人員を派遣するなど養鶏農家への支援を行う。
現在、市内や東播磨県民局管内で死亡した野鳥からウイルスは確認されていないが、淡路市で発生したことから強い危機感を持って予防対策に取り組んでいく。
老朽化進む卸売市場
近隣市場の動向も踏まえ
将来を展望した方針を
問 明石市公設卸売市場の現状と将来展望について、市の認識を問う。
答 同市場は、平成27年度に指定管理者制度を導入し、海外販路の開拓や給食食材の提供など、積極的に取り組んでいる。現在、市場全体の取扱高は220億円を超え、地方卸売市場では西日本2位となっている。一方、同市場施設は、建設から40年以上が経過し、老朽化が著しく、修繕費に年間約800万円を必要とし、耐震基準も満たしていない状況だ。
このような中、加古川市公設地方卸売市場が令和3年度末に廃止する予定であるため、その業者を積極的に受け入れていくことにより取扱高は数十億円の大幅な増加となる。東播磨地域における生鮮食材の供給圏と消費圏の拡大も見込め、地域経済活性化の一助となることが期待できる。
市は、市場を取り巻く状況や将来性などを精査し、今後の方針を定める考えだ。
写真説明
西日本2位の取扱高
情報通信技術により
さらなる市民サービスの向上を
ラインの活用も検討
問 8400万人の利用者がいると言われるラインを活用し、行政手続きサービス等の利便性を高める必要があるのではないか。
答 本市は、情報通信技術を活用し、子育て情報を手軽に得られるあかし子育て応援アプリの提供や遠隔手話通訳などで市民サービスの向上を図るとともに、市議会におけるタブレット端末の活用やロボティック プロセス オートメーション(業務を自動化するシステム)を用いた税務業務、オンラインの会議や研修など、業務の効率化も行っている。ラインは、定住・移住に向けての市の魅力、保育士総合サポートセンターの研修やイベント等の情報発信ツールとして活用できる。さらに市税の納付は、今年度からラインペイに対応している。なお、他の自治体では、粗大ごみの収集受け付けや被災情報の収集・発信など、さまざまな場面でラインが活用されている。
今後、本市のラインの活用成果や課題、先進自治体の取り組みなどを検証し、有効な活用を図っていく。
写真説明
市税の納付にラインペイ開始
認知症の予防
聴力低下に早期対応
補聴器購入の助成を
問 高齢者に対する補聴器購入費用の助成と高齢者や障害者が、安心して暮らし続けることができる特別養護老人ホーム(以下、特養)などの施設整備の必要性について、市の考えを聞く。
答 国は、加齢による難聴を認知症の危険因子としている。令和2年10月から認知症あんしんプロジェクトを開始した本市としても、聴力低下への早期の適切な対応が、難聴の発症や進行を遅らせる重要な要素と認識している。そのため、高齢者に対する補聴器購入費用の助成に向けて検討していく。
施設整備については、介護保険や障害福祉の次期計画に基づき、特養の整備やグループホームの設置を積極的に推進する。加えて、障害の特性に合わせた対応ができるよう、専門的な知識や技能を有する職員の確保・養成というソフト面の取り組みも進めていく。
認知症に
やさしいまち
家族もサポート
問 認知症の人にやさしいまち明石の推進について、取り組みを聞く。
答 本市は、令和2年10月から認知症あんしんプロジェクトを開始した。11月末時点で在宅介護支援金の申請は9932件、そのうち認知症サポート給付金の申請は約20パーセントの2030件だった。
認知症の診断費用の無償化は、対象年齢を65歳まで引き下げ、若年性認知症の疑いのある人も含めた。さらに給付金受給者には、認知症手帳とサポート無料券を3年1月から送付する。
本市の認知症サポーターは現在、12689人おり、学校や企業で養成講座を開催するなど、積極的な養成に取り組んでいる。来年度からは、名称をオレンジサポーターに変更し、より専門性を高め、ステップアップを図るため、シルバー・ゴールドサポーターも創設する。将来的には、サポーターを中心にチームオレンジを整備し、認知症の人やその家族のニーズに合った支援につなげていきたい。
深夜のごみ収集
人件費と騒音に課題
本市での導入は困難
問 深夜のごみ収集は、地域の防犯パトロールなどにつながると考える。実施することはできないか。
答 深夜のごみ収集を導入している自治体では、防犯上の効果や日中にごみ袋が置かれないことによる景観の向上、収集時の交通渋滞が緩和するなどの利点があると聞いている。
一方、深夜の収集は、労働基準法により25パーセント以上の割増賃金を支払う必要があり、収集費用の大部分を占める人件費の高騰が懸念される。また、ごみ置き場は住宅地に隣接しているため、現在の収集と比べ、騒音などの苦情が増えると予想される。さらに、収集は特定の時間や場所で行うことから、防犯上の効果は限定的なものと考えられる。
これらを総合的に検討した結果、費用対効果の面で、本市における深夜のごみ収集は困難と認識している。
今後も引き続き、より効率的な収集体制について、研究していきたい。
写真説明
より効率的な収集体制を
特別養護老人ホームを整備
公共用地の活用も検討
入所待機者の解消が課題
問 特別養護老人ホーム(以下、特養)への入所待機者の解消に向け、来年度からの第8期介護保険事業計画では、どのような取り組みを考えているのか。
答 市内には現在、特養と利用者を市民に限定した地域密着型特養が合わせて18施設、1207床ある。第7期介護保険事業計画期間には、地域密着型特養を整備するため、事業者の公募を行ったが、応募者はなく未整備のままであり、令和2年4月時点で174人の入所待機者がいる状況だ。
第8期介護保険事業計画では、団塊の世代が75歳以上になる2025年を見据え、地域密着型特養にこだわらず整備を進めていく。その際は、建設地の確保に向け公共用地の活用も前向きに検討する。
また、新たな施設整備に伴い、より多くの介護人材が必要となるため、資格取得に向けた費用の助成や介護資格を持つ65歳以上の人が介護現場に就職した場合の奨励金の交付を引き続き行う。
今後も、介護人材の確保策を検討するとともに市独自の新たな取り組みを行いたい。
議員よもやま話
近年の日本サッカーの発展は目覚ましい。正確には、強豪国のみならず、弱小国と呼ばれていた国においても技術や戦術が発展している。トップレベルのチームとそれ以外のチームの力の差が縮まっているとも言える。その理由は、指導者のグローバル化やインターネットなどの情報技術の革新にある。敵味方22人が入り乱れる戦いにおいて、勝つ戦術は誇張なしに無限にある。
では、体格的、体力的にも劣る日本人が勝つためにはどうしたらいいか。私は逆説的ではあるが、負け方の合意が必要と考える。決定力不足、体格や体力で負けたなどは局所的勝ち負けで、根本的な原因ではない。日本サッカー、日本人の特徴は、勤勉さと粘り強さにある。つまり、規律を守らず、持久力が劣っていたならば、勝てなくて当然だ。負けないためにはどうすればよいかという共通認識が生まれたときに、日本は強豪国の仲間入りができるのではないだろうか。私が生きている間に、日本がワールドカップのトロフィーを掲げるのを目にしたい。
新型コロナ感染拡大
市民の生命を守る
医療・検査体制の充実を
問 本市の新型コロナウイルス感染症に対する医療体制とPCR検査体制を問う。
答 現在、同ウイルス感染症患者は、県が一元的に病床の確保と患者の受け入れ調整を行い、重症者を県立加古川医療センター、中軽症者を明石市民病院、リスクの少ない無症状者や軽症者を宿泊療養施設が受け入れている。
今後、さらに患者数の増加が見込まれるため、重症患者治療の基幹病院である加古川医療センターの病床をひっ迫させないよう、中軽症化した患者を市民病院等が適切に受け入れることや、無症状の陽性患者を速やかに宿泊療養施設へ移すことで診療ネットワークを維持していく。
また、あかし保健所では1日100件以上のPCR検査に対応しているほか、感染予防策を講じた上で相談・外来診療・検査ができる医療機関を市内に50カ所以上整備している。
写真説明
感染症患者を受け入れている市民病院
進む保育施設の整備
待機児童は大幅減の見込み
環境面への配慮も求める
問 本市の待機児童解消に向けた見通しと、新設される保育施設の環境整備について聞く。
答 本市は、平成28年度からの4年間で約4100人の受入枠を確保したが、就学前児童や利用希望者の大幅な増加により、令和2年4月時点で365人の待機児童がいる状況だ。今年度は、1500人の受入枠拡充に取り組むことで、3年4月の待機児童数は大幅に減少すると見込まれる。
このたび鉄道の高架下に整備予定の保育施設は、山陽電鉄明石駅と西新町駅付近の2カ所で、定員19人以下の小規模保育事業所である。いずれも高架まで一定の空間を設け、防音や振動対策を行い、大型の窓を複数設置して採光基準を満たすほか、敷地内に園庭を確保するなど、児童の生活環境に配慮した施設を予定している。なお、市は事業者に新園を開設する際には、できる限り地上園庭を確保するよう求めている。
写真説明
西新町駅高架下に建設中の小規模保育事業所
少人数学級
教室と教員の確保が課題
国へ強く要望
問 コロナ禍における密を避けるための少人数学級として、小学6年生と中学3年生から段階的な35人学級の実施を検討できないか。
答 学級編制と教職員の定数は、法律で児童生徒数に応じ標準が定められ、兵庫県は、小学4年生までを35人学級、小学5年生から中学3年生までを40人学級としている。本市は、市費で教職員を追加配置し、小学1年生を30人学級としている。
35人学級の実施には、教室の確保等の環境整備と市費の教職員を確保することに大きな課題があり、特に中学校は教科担任制のため、学級数以上の教職員が必要となる。
少人数学級については、全国市長会等から強く要望しており、国の会議においても、その推進が中間答申で出されている。今後も子どもたちへの教育環境が充実するよう努めていきたい。
18歳までのこども医療費無償化
条例改正前にシステム改修費を計上
問 18歳までのこども医療費無償化を令和3年度から実施するためのシステム改修費について、なぜ3年度当初予算案ではなく2年12月議会に補正予算として計上したのか。
答 本市は、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、中学生までの医療費無償化を実施している。しかし、高校生世代がいる家庭についても、医療費や教育費などの経済的負担は大きく、コロナ禍でさらに負担は増えているため、医療費無償化を18歳まで拡充したい。
次の医療費受給者証の切り替え時期である3年7月からの制度開始に向け、3月議会に当初予算案と条例改正案を提案する準備をしていたが、18歳まで拡充するためのシステム改修に時間を要することが判明した。そのため、改修費については、条例改正案の提案に先行して12月議会に補正予算として計上したところだ。
特色ある学びの9年間
高丘小中一貫教育校
積極的な情報発信を
問 高丘小中一貫教育校について、市民への情報発信が不足しているのではないか。
答 高丘東・西小学校、高丘中学校は、3校の施設をそのまま残す併設型小中一貫教育校として開設する。目的は統廃合ではなく、9年間を通じた特色ある学びにより、子どもたちの学力向上をより効果的に行うことであり、つまずきやすい学習へのきめ細やかな指導や中一ギャップへの対応が期待できる。
しかし、施設がそのまま残ることから小中一貫教育校への移行が伝わりにくい。市は昨年度末に学校運営協議会で説明を行ったが、新型コロナウイルス感染症の影響で、PTA総会での説明が行えなかったため、令和2年9月から高丘校区の小中学校の保護者などに向けて、高丘小中一貫教育校通信を月に1回配付している。今後も、要望があれば説明に出向くなど、積極的な情報発信に努める。
写真説明
令和3年4月に小中一貫教育校を開設
これは長年にわたり地方自治の振興と発展に尽くした功績によるものです。
出雲 晶三 議員
大西 洋紀 議員
〇採択された請願
工場立地法による緑地面積率等の緩和に関する請願
ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための2021年度政府予算に係る意見書採択に関する請願
精神保健医療福祉の改善を求める意見書の提出を求める請願
エスディ-ジーズ未来都市に選ばれた明石市として持続可能なまちづくりを求める請願
〇不採択となった請願
国に対し「再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の提出を求める請願
子ども一人一人を大切にする少人数学級の実現を求める意見書を国に提出することを求める請願
日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める請願
核兵器禁止条約への日本政府の署名と批准を求める意見書の提出を求める請願
次期・長期総合計画の策定に、市民参画のプロセス重視を求める請願
意見書4件を可決し、政府・関係機関に送付しました。なお、内容は明石市議会のホームページでご覧いただけます。
激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための社会資本整備の更なる推進を求める意見書
不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書
ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための2021年度政府予算に係る意見書
精神保健医療福祉の改善を求める意見書
子どもがありのままでいられる
多様な居場所や学びの保障
公設民営の居場所づくりを検討
問 子どもたちが生きているだけで素晴らしいと感じられる、フリースクールのような地域で育ち合う居場所づくりが必要だと考えるが、市の見解を問う。
答 本市は、学校でも家庭でもない、第3の子どもの居場所づくりを行うため、こども食堂や地域学習支援、中高生世代交流施設「あかしユーススペース」の運用などを行っている。
明石こどもセンターでは、子どもからのさまざまな相談を受けており、その背景には不登校のほか、貧困や虐待などの課題があると認識している。このような状況下の子どもに対し、多様な居場所や学びを保障する支援が必要と考えている。そのため、関係者から安全・安心が確約され、ありのままの自分でいられる場所が必要との意見を参考に、取り組みをさらに充実させていく考えだ。
今後は、柔軟な支援が行える民間が運営する施設とも連携し、公設民営の子どもの居場所づくりも前向きに検討していく。
写真説明
あかしユーススペース
障害者の移動支援
福祉タクシー利用券
利便性向上へ検討進める
問 障害者優待乗車券制度のうち、福祉タクシー利用券について、利用方法の改善が必要と考えるが、市の見解を問う。
答 同制度の目的は、障害者の外出機会を増やすことにより、自立の援助や社会参加を促進することだ。福祉タクシー利用券は、身体障害者1級、2級、療育手帳A判定、精神障害者1級の人が対象で、500円の割引券を年間48枚交付している。利用券は、指定タクシー事業者を利用した場合に1乗車に付き2枚まで使用でき、タクシーの乗り降りのどちらかが市内であれば使用できる。また、車いすで乗車できる介護タクシーも利用することができる。ただし、使用枚数の上限があるため、利用者のさらなる利便性の向上を図ることが課題となっている。
今後、高齢者等の移動支援のありかた検討会において、障害者も安心して外出できるよう、移動手段の確保や優待乗車券制度の改善に向けた検討を進めていく考えだ。
自転車でにぎわいづくり
明石の魅力を存分に
サイクリングロード
問 海岸線のサイクリングロードを生かした自転車を活用したにぎわいづくりについて、市の認識を問う。
答 本市は、平成28年度に自転車利用環境向上計画を策定し、自転車専用レーンや駐輪場の整備などを行ってきた。自転車は、人にも環境にもやさしい乗り物であり、活用の推進はエスディ-ジーズ未来都市・明石の実現に寄与すると考える。
サイクリングロードは、大観橋西詰(南王子町)から姫路市までの約35キロメートルあり、市域内のルートは、明石海峡や淡路島を望むことができる景観の良さや多くの休憩施設が設置されていることから、県が選定したモデルルートの一つとなっている。
今後は、大蔵海岸に向かう市独自のルートの設定や、自転車で淡路島一周をする人のために明石駅周辺を整備するなど、サイクリストの受け入れ体制を調査研究し、さらなるまちの好循環につなげていきたい。
写真説明
景観のよい海岸線を走る
ギガスクール構想始まる
子どもの個性に合わせた教育を
問 子どもたち一人一人の個性に合わせた教育を目指し、1人1台の学習端末を整備する国のギガスクール構想が今春から動き出す予定だが、準備は万全か。
答 タブレット端末の配備は令和3年2月末、各学校の無線ラン工事は3月末までに完了する予定だ。なお、昨年のコロナ禍における臨時休校などの際は、児童生徒にタブレット端末を持ち帰らせ、インターネット経由による遠隔での家庭学習に活用することも想定している。その際、ワイファイ環境がない家庭には貸出用として、900台のモバイルルーターを準備する。
教員に対しては、少しでも早くICT環境に慣れ、授業で活用できるよう、2年11月からタブレット端末を活用した研修を行い、12月からは学校現場で中心となる人材を育成するリーダー研修を行う。このような実践事例を積み上げ、全校で共有できるようにしていきたい。
写真説明
1人1台のタブレットを配備
公園整備や緑化の推進
市内の公園面積は増加も
緑の基本計画の目標に届かず
問 2011年に策定した緑の基本計画で目標に掲げている市民1人当たりの都市公園面積の達成状況について、市の考えを聞く。
答 市民1人当たりの都市公園面積は、2011年の7・07平方メートルから2020年度までに7・5平方メートルへ増やす目標であったが、昨年4月時点で6・91平方メートルに減少した。その原因は、予想以上の人口増加と4・3ヘクタールあった県立明石西公園が都市公園でなくなったことなどがある。ただし、市内の公園全体の面積は、区画整理による整備などにより約1ヘクタール増加している。住宅開発と併せた公園整備のほか、誰もが安心して利用できるインクルーシブ遊具を設置する(仮称)17号池公園の整備を進めるなど、身近で利用しやすい公園を増やす取り組みを進めている。
新たな緑の基本計画策定においてもエスディ-ジーズの理念を踏まえ、公園整備や緑化を推進していく。
写真説明
(仮称)17号池公園(完成イメージ)
若年層への
自殺防止対策
SNSも活用
問 自殺防止対策のうち、特に若年層の対策について聞く。
答 本市は、平成30年度に明石市自殺対策計画を策定し、市全体で対策を行っている。新型コロナウイルス感染症の影響による雇用不安や生活困窮、孤立等を背景に全国的に自殺者が増加している。本市も令和2年10月末時点で前年を上回り、取り組み強化の必要性を認識している。
本市の傾向としては、行政等に相談せず、1人で深刻な悩みを抱えている人が多いため、きめ細やかな対応が必要と考える。心の悩みで困っている人とその家族を対象に心のケア相談を実施してきたが、コロナ禍の影響で新たにこころの相談ダイヤルを開設した。若年層の対策としては、相談の入口にSNSやメール等も活用し、その後に面接や訪問を行うなど実効性のある対策を検討していく。
今年3月31日をもって任期満了となる人権擁護委員の次期候補者として、再任2人、新任2人の4人を法務大臣に推薦することに同意しました。再任は、増本賀英(ますもと よしひで)氏(69歳、二見町東二見)、安田政義(やすだ まさよし)氏(69歳、西明石町3丁目)、新任は、奥住貴美子(おくずみ きみこ)氏(65歳、松が丘北町)、上田久代(うえだ ひさよ)氏(69歳、大久保町高丘7丁目)です。本市の人権擁護委員は13人で任期は3年です。
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エルジービーティーキュープラス・ソジ―施策
問 市民への啓発はどのように行っていくのか。
答 1月から2月まで啓発キャンペーンを実施し、まち全体の理解を高めていく。また、希望のあった小学校5校に対して今年度中に出前講座を行う予定だ。
問 住民票の続柄記載については、希望すれば同居人を縁故者に変更できるが、本市独自の取り組みのため、他市での手続きの際など、当事者に精神的な負担をかけないよう周知に努めてほしい。
答 取り組みを広く発信していく。
西明石地区の活性化
問 今後のスケジュールは。
答 令和2年中にJR西日本と協定を締結し、都市計画の変更まで約2年かかる。事業内容が固まれば、改めてスケジュールを市議会に報告する。
写真説明
JRと進める西明石のまちづくり
こども医療費無償化の対象者を18歳まで拡充するための医療費助成システムの改修
問 こども医療費の対象年齢を拡充した場合、市が負担する年間の医療費はどの程度増加するのか。
答 約2億円増加する見込みだ。
問 長期的に考えると、将来的には人口減少も予想されるため、今後の景気動向による税収の見通し、待機児童対策などにより増加し続ける扶助費のありかたなど、本市の財政状況を踏まえた上で、持続可能な制度とするため、どのように財源を確保するのか。
答 財源は、人口増加による地方交付税の増収分を充てたい。国から令和3年度の地方財政計画が出れば、今後の本市の財政見込みを示せる。3年7月の拡充開始に向け、3月議会に条例改正案と新年度事業費予算案を提案したい。
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先を見据えて3月にも議論
文化芸術関連施設に対する運営支援
問 対象が市民会館、西部市民会館になっている。文化芸術には、ほんまちみはく館なども含まれるのではないか。
答 コロナ禍の影響が大きい大規模施設への支援を優先した。ほんまちみはく館などはウィズコロナの応援金などの支援策で対応している。
マイナンバーカード等の利用に係るシステム改修
問 今回の改修による効果は。
答 オンラインで自治体間のやり取りが可能になり、住所地での戸籍手続きの際、戸籍謄抄本の添付が不要となる。
問 セキュリティ対策は万全なのか。
答 情報漏えいなどに対応するため、セキュリティ対策はしっかりと行っていく。
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被害が大きい文化芸術を支援
明石市コミュニティバス(たこバス)の運行事業者の再公募
問 全ての路線で令和3年4月から5年間運行する事業者が決定した。社会情勢の変化で経費の負担が増え、事業者が撤退し路線が維持できなくなれば、市民生活に影響が出るが、その対策は。
答 これまでにも人件費の高騰などにより、事業継続が困難になった事業者があったが、今回は社会情勢に見合う経費へと見直し、今後の経費の変動なども想定した上で5年間の覚書を締結した。
きゅうはとさきとうろうどうの復元整備
問 今秋の全国豊かな海づくり大会兵庫大会プレ大会までに復元予定とのことだが、周辺はどのように整備するのか。
答 周辺の寺社を含めた散策ルートの設定や、観光案内板の設置などを検討している。
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復元されるきゅうはとさきとうろうどう
新庁舎建設基本計画(素案)
問 執行機関である市長室や災害対策本部と、議決機関である市議会を同じフロアに配置する案が示されたが、どういう意図か。
答 現時点では、災害時に迅速かつ的確な指揮命令を行い、市議会とも緊密な連携が強化できる配置案としている。
問 災害時に必要な非常用発電機や蓄電池を設置する考えは。
答 非常用発電機は、水害等の被害を受けない屋上階に設置する予定だ。蓄電池は考えていないが、これから総合的に判断していく。
問 立体駐車場について、議会棟跡地に高額な費用をかけて設置する計画だが、近隣の民間活用地の有効活用はできないか。
答 隣接地で予定されている県の再開発計画も踏まえて、駐車場のあり方について検討していく。
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新庁舎の完成イメージ図
(仮称)あかしエスディ-ジーズ推進計画(明石市第6次長期総合計画)の策定
問 コロナ禍ではあるが、市民参画については、前回の第5次計画策定時よりも丁寧に、各種団体や学生など、多様な市民の意見を聞いてほしい。
答 市は、これまでにもタウンミーティングや市長懇談会、市民意識調査などを実施してきた。令和2年、設置したあかしエスディ-ジーズ推進審議会も若者や外国人など、さまざまな立場から意見を聴取する委員構成となっている。今後も、広く市民の声を聴く姿勢で計画策定を進めていく考えであり、広報紙やホームページでの情報発信だけでなく、市民意見箱の設置や各種団体との意見交換会、市民説明会、パブリックコメントなどを行う予定としている。
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総合計画にエスディ-ジの理念を反映
第250号の発行を記念して、創刊号からこれまでのあゆみをご紹介します。また、紙面の読み方のポイントを解説します。
創刊号 昭和44年 市制50周年を記念して、市民と議会を結ぶかけ橋となることを願って創刊されました
7号 昭和46年 題字が2代目に
60号 昭和58年 題字が3代目に
130号 平成9年 白黒から2色カラーに
185号 平成20年 全ページをフルカラーに
201号 平成23年 4代目の題字は公募で決定
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1 委員会審査の内容
議案等の審査内容を記載
今号は6面に全委員会の内容を掲載
2 マチイロ
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3 QRコードを読み取ると本会議インターネット中継のページへ
日程・議員名などで検索できます
4 発言者一覧
質疑・一般質問した発言項目を掲載
5 質疑・一般質問記事
問は議員からの質疑・質問
答は市からの答弁
6 議員よもやま話
議員が日常の中で感じたことを記事にしています
7 議案の賛否一覧
議案に対する賛成・反対をマル バツなどで記載
表の下段には議案名を掲載
8 次の議会の日程
本会議・委員会は傍聴することができます
12月議会
議案第99号 明石市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第第100号 明石市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第第101号 明石市消防団条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第第102号 明石市火災予防条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第第103号 令和2年度明石市一般会計補正予算(第8号)
議案第第104号 令和2年度明石市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第第105号 令和2年度明石市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第第106号 令和2年度明石市下水道事業会計補正予算(第1号)
議案第第107号 市道路線認定のこと
議案第第108号 明石市職員の給与に関する条例及び明石市会計年度任用職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定のこと
第109号 明石市特別職の職員の給与に関する条例及び明石市公営企業管理者の設置及び給与等に関する条例の一部を改正する条例制定のこと
第110号 令和2年度明石市一般会計補正予算(第9号)
諮問第10号~13号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること
議員提出議案第5号 激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための社会資本整備の更なる推進を求める意見書提出のこと
議員提出議案第6号 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書提出のこと
議員提出議案第7号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための2021年度政府予算に係る意見書提出のこと
議員提出議案第8号 精神保健医療福祉の改善を求める意見書提出のこと
請願受理第5号 国に対し「再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の提出を求める請願
請願受理第6号 工場立地法による緑地面積率等の緩和に関する請願
請願受理第7号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための2021年度政府予算に係る意見書採択に関する請願
請願受理第8号 子ども一人一人を大切にする少人数学級の実現を求める意見書を国に提出することを求める請願
請願受理第9号 精神保健医療福祉の改善を求める意見書の提出を求める請願
請願受理第10号 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める請願
請願受理第11号 核兵器禁止条約への日本政府の署名と批准を求める意見書の提出を求める請願
請願受理第12号 次期・長期総合計画の策定に、市民参画のプロセス重視を求める請願
請願受理第13号 エスディ-ジーズ未来都市に選ばれた明石市として持続可能なまちづくりを求める請願
議案の概要については市議会のホームページもしくは市役所1階の行政情報センターで閲覧できます。
第2回定例会12月議会で可決した議案内容を一部紹介します。
◎こども夢応援プロジェクト事業費を増額(議案第103号 令和2年度明石市一般会計補正予算(第8号))
高等学校等への進学を希望する全ての中学生が安心して夢に向かうことができるよう、今年度に創設した明石市給付型奨学金については、30人の定員に対して121人の申し込みがありました。奨学生の選考を進める中で、コロナ禍の影響から、当初の想定以上に高等学校等への進学が困難な状況にある中学生が多く見受けられました。
市は、このような状況や外部有識者を含めた選考委員会での意見を踏まえ、奨学生の定員を110人に増員することとし、そのための財源として2820万円を追加計上しました。現在、対象となる中学3年生には、令和3年3月の入試に向けた学習会、進路や生活面の相談などの学習支援を行っており、2月から3月頃にかけて30万円を上限に入学準備金を給付します。
令和3年第1回定例会
3月議会の予定
日程は変更する場合があります。
2月
19日(金曜日)10時 本会議(議案上程・提案説明)
3月
2日(火曜日)10時 本会議(質疑・一般質問)
3日(水曜日)10時 本会議(質疑・一般質問)
4日(木曜日)10時 本会議(質疑・一般質問)
5日(金曜日)10時 総務常任委員会
8日(月曜日)10時 文教厚生常任委員会
9日(火曜日)10時 生活文化常任委員会
10日(水曜日)10時 建設企業常任委員会
11日(木曜日)10時 新庁舎整備検討特別委員会
11日(木曜日)14時 あかしエスディ-ジーズ推進計画特別委員会
12日(金曜日)15時 本会議(委員会審査報告・議案採決)
15日(月曜日)10時 文教厚生常任委員会
16日(火曜日)10時 生活文化常任委員会
17日(水曜日)10時 総務常任委員会
18日(木曜日)10時 建設企業常任委員会
24日(水曜日)10時 本会議(委員会審査報告・議案採決)
本会議は明石ケーブルテレビ717chで生中継されます。
市議会だよりは、今号で250号の節目を迎えました。市議会の活動状況を市民の皆様にお知らせするため、年に5回発行しています。市議会をより身近に感じていただけるように、さまざまな工夫を重ねてきました。今後も、時代の変化に合わせて試行錯誤しつつ、市議会での議論について分かりやすく伝えていけるように心掛けていきます。(ホ)