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更新日:2023年7月23日

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第264号 令和5年7月発行 第2回定例会6月議会

あかし市議会だよりは、日刊新聞6紙に折り込んで各家庭に配布しています。
議会局のほか、行政情報センター、各市民センター・サービスコーナーで無料で配布しておりますのでご自由にお持ちください。

目の不自由な方々等を対象に、点字版と音声版(CD)を作成しています。点字版は、総合福祉センター、あかし市民図書館、明石市立西部図書館、市役所1階の行政情報センター、市役所議会棟3階の議会図書室でお読みいただけます。なお、音声版(CD)の貸し出しを希望される方は、議会局総務課までご連絡ください。

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●議案関連記事

  • 令和5年度明石市一般会計補正予算(第3号) 市民全員・事業者サポート事業 給付額1人当たり3千円から2千円へ減額修正案を可決
  • 17号池魚住みんな公園 良好なグラウンド維持のため有料に 10月中旬の条例施行へ

●目次

2ページ(PDF:553KB)

●質疑・一般質問

  • どうする本市の諸課題 大久保北部市有地の利活用 議会や市民の声を聞き方針決定
  • 大規模市有地 長期的な展望で 有効な利活用を
  • SDGsの柱の一つの経済の考え方 市内産業の発展と地域経済の活性力
  • 大久保駅周辺市有地 市民の意見を聞き エリア全体で検討
  • 市民意識調査 定点観測により まちづくりに反映

●発言者一覧

3ページ(PDF:538KB)

●質疑・一般質問

  • 旧市立図書館 建物の解体費用は約8億円 県と連携して財政負担軽減を
  • 明石港東外港地区 にぎわいの創出を図る 県と市で一体的な開発を
  • 健全な財政の実現に向け 市民に分かりやすい財政白書を
  • 工場緑地面積率の緩和 県条例の対象工場 市の対応は
  • 市民生活の安心につながる 救急安心センター事業 実施に向け県へ働きかけ
  • 女性の活躍推進 誰もが自分らしく 働ける職場環境を
  • 市民全員・事業者サポート事業 デジタル化や地域通貨の導入は
  • 文化の香るまち 豊かな文化資材の活用 市内外へ情報発信
4ページ(PDF:1,601KB)

●質疑・一般質問

  • 来春開設予定の明商福祉科 生徒募集の取り組みは
  • 高齢者支援の充実 安心して暮らせる地域と 元気に活躍する場を確保
  • 病児・病後児保育施設 保育所併設型の保育事業者を公募予定
  • こどもを核としたまちづくり 障害のある子どもへの対応など 公立保育施設の役割は重要
  • 幼稚園と保育所の 消防用設備 年に1度は確認
  • 安全で良質な医療を継続 市民病院の建て替えも視野に入れ 現状やニーズ把握が必要

●請願

●永年表彰など受賞

5ページ(PDF:1,419KB)

●質疑・一般質問

  • 児童数増加の山手小学校 教室不足や運動場面積に課題 解決のための対応策は
  • 指導者や施設の確保が課題 休日部活動の地域移行 協議団体の協力仰ぐ
  • 道路の整備・水道の確保など 必要不可欠な都市基盤整備 国や県等と連携し計画的に推進
  • 市民遺親しまれるビーチパーク 大蔵海岸公園のさらなる利活用を
  • 市民生活に欠かせないたこバス 赤字の補てんには市の補助金が必要 増便等は慎重に検討

●農業委員会委員任命に同意

●人権擁護推進委員推薦に同意

●兵庫県後期高齢者医療広域連合議会議員を選出

●議会ポスターデザイン決定

●議員よもやま話

6ページ(PDF:2,650KB) ●新議長・副議長に聞く
7ページ(PDF:1,520KB)

●特集記事

 私たちが新しい市民の代表です 市議会議員プロフィール

8ページ(PDF:977KB)

●第2回定例会5・6月議会議案の賛否一覧

●9月議会の予定

●小学生夏休み親子で議会体験ツアー

●令和4年度・令和5年4月の政務活動費収支報告書・領収書等が閲覧できます

●編集後記

第264号  令和5年7月発行 第2回定例会6月議会 テキスト版(音声読み上げ用)

あかし市議会だより264号
2023年(令和5年)5月26日発行

1面

巻頭写真

闇夜に浮かぶ明石城

 

第2回定例会

6月議会

 令和5年第2回定例会6月議会が6月9日から6月30日まで開かれました。令和5年度明石市一般会計補正予算(第3号)を修正可決したほか、明石市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定などの議案18件を可決・同意、報告7件を了承、請願1件を不採択としました。

 

令和5年度明石市一般会計補正予算(第3号)

市民全員・事業者サポート事業

給付額1人当たり3千円から2千円へ減額修正案を可決

 

 6月30日の本会議では、市民全員・事業者サポート事業について、給付額を1人当たり3千円から2千円に減額する令和5年度明石市一般会計補正予算(第3号)の修正案を賛成多数で可決しました。

 市民全員・事業者サポート事業は、エネルギーや食料品価格等の物価高騰の影響を受けた市民の暮らしを守るとともに市内事業者の経済活動を支えるための緊急生活支援策として、全市民約30万6千人に対し、市内の飲食・食料品店、日用品店、タクシー事業者等で利用できるサポート券を配布するものです。

 市の案は、事業費約10億円の財源として、国の交付金約8億円に加え、市の基金2億1千万円を充て、1人当たりの給付額を3千円としていました。これに対し、13人の議員は、市の財政も厳しく、安易に基金を取り崩すべきでないとして国の交付金の範囲内で実施可能な1人当たりの給付額を2千円とする修正案を提出しました。

 本会議の採決では、物価高騰の今こそ基金を使うべきとして修正案に反対意見もありましたが、1人当たり3千円から2千円へ減額する修正案を賛成多数で可決しました。

 なお、市民全員・事業者サポート事業費を除いた令和5年度明石市一般会計補正予算(第3号)は全会一致で可決しました。

 

17号池魚住みんな公園

良好なグラウンド維持のため有料に

10月中旬の条例施行へ

 

 建設企業常任委員会では、17号池魚住みんな公園の利用規定(素案)について報告がありました。

 同公園は、9月30日までお試し期間として、緑のグラウンドや多目的グラウンドおよび駐車場を無料で開放しています。お試し期間終了後は、今までどおり無料で利用できる自由利用日を設ける一方で、団体等がグラウンドを貸し切って使用する場合は有料とします。

 利用料金は、緑のグラウンドは1時間当たり1250円、多目的グラウンドは1時間当たり全面1250円・半面650円、駐車場は3時間まで無料・以後1時間当たり100円(上限千円)を予定しています。

 委員からは、みんなにやさしいをコンセプトに掲げた公園を有料にする意図や料金体系について質問がありました。

 市からは、良好なグラウンド状態を維持するためには、管理人の設置や定期的なメンテナンスの費用が必要となることや、特定の団体がグラウンドを独占しないように受益者負担とするため有料とする考えです。

 料金体系については、類似施設の明石海浜公園を参考にした。今後は、公園利用者のアンケートも参考にして、10月中旬の条例施行に向け引き続き検討を進めていくとの答弁がありました。

 

もくじ

2面  市政を問う 25人が登壇 質疑・一般質問
4面 請願
5面 議員よもやま話
5面 議会ポスターデザイン決定
6面 新議長・副議長に聞く
7面 市議会議員プロフィール
8面 各議員の議案等に対する賛否を掲載 議案の賛否一覧
8面 参加者募集 夏休み親子で議会体験ツアー
8面 収支報告書や領収書 政務活動費の閲覧ができます

 

お知らせ

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2面

質疑・一般質問

6月16日、19日、20日の本会議では、25人の議員が登壇し、市長の所信表明やJR大久保駅周辺市有地の利活用について、市の見解を求めました。また、30日には修正動議に対して質疑がありました。発言者と質問項目の一覧は下段に、主な内容は2面から5面に掲載しています。なお、QRコードを読み取ると本会議の録画映像をご覧いただくことができます。

発言者一覧

発言順( )は会派名

6月16日・19日・20日

千住 啓介(自由民主党明石・代表質問)

①丸谷聡子新市長の施政方針

梅田 宏希(公明党)

①新市長の所信表明 ②帯状疱疹ワクチン接種の助成制度 ③熱中症対策 ④山手小学校の教育環境

中川 夏望(市民の会)

①丸谷市政の目指すまちづくり ②市民参画による財政白書の作成 ③女性の活躍推進 ④医療的ケア児への対応

竹内 きよ子(明石かがやきネット・代表質問)

①市長所信表明 ②放課後児童クラブ ③JR大久保駅南ロータリーへの複合施設建設 ④2023年統一地方選挙

正木 克幸(明石維新の会・代表質問)

①明石市の財政状況 ②資産を活用した財源確保

出雲 有希子(自由民主党明石)

①明石市の治水 ②市民病院の建て替え ③市長の議会に対する認識

飯田 伸子(公明党)

①新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の医療提供体制整備 ②市内鉄道駅周辺の吸い殻等のポイ捨て防止 ③在宅介護に対する支援の充実 ④骨粗しょう症検診の実施

山中 裕司(市民の会)

①明石の高齢者支援の充実 ②地域支え合いの家設置運営事業の拡充 ③大久保北部の里山の自然環境を明石の宝として次世代につないでいくこと

寺井 吉広(明石かがやきネット)

①市民の交流の場 ②文化の香るまち明石

中村 茂雄(明石維新の会)

①休日における部活動の地域移行

三好 宏(自由民主党明石)

①工場等の緑化に関する届出 ②公共施設のネーミングライツ ③市役所新庁舎 ④明石市新ごみ処理施設整備

国出 拓志(公明党)

①防災・減災対策 ②救急安心センター事業(#7119) ③認知症施策 ④文部科学省による第6次「学校図書館図書整備等5か年計画」

黒田 智子(市民の会)

①山手小学校の教育環境 ②不登校と行きしぶりの児童生徒と保護者支援 ③オーガニック給食 ④行政手続きのオンライン化と子育て応援アプリの連動

林 丸美(明石かがやきネット)

①議案第50号 令和5年度明石市一般会計補正予算(第3号)市民全員・事業者サポート事業 ②オーガニック給食

井藤 圭順(自由民主党明石)

①災害時における本市の対応 ②明石公園と旧明石市立図書館 ③就学前施設 ④明石市の教育環境

河村 和歌子(公明党)

①母子健康手帳の電子化 ②学校における「情報モラル教育」 ③病児・病後児保育事業の進捗状況

金尾 良信(市民の会)

①明石商業高校福祉科開設に向けて ②住みなれた地域で安心して暮らせる障害者支援 ③福祉従事者への待遇改善 ④明石市立明石養護学校の課題

宮坂 祐太(明石かがやきネット)

①市財政のさらなる見える化

榎本 和夫(自由民主党明石)

①JR大久保駅周辺市有地の利活用 ②山手小学校のより良い教育環境の確保 ③市長の公約

山下 祥(市民の会)

①ユニバーサルで安全・安心な海岸づくり ②スポーツを核としたまちのにぎわい創出 ③大蔵海岸の利活用

辰巳 浩司(自由民主党明石)

①明石港東外港地区再開発 ②明石市公設地方卸売市場の今後の方向性

石井 宏法(自由民主党明石)

①本市の交通政策 ②公職選挙法違反

辻本 達也(日本共産党)

①市政の懸案事項 ②交通政策 ③幼稚園・保育所の防災対策 ④公共施設のトイレに係る課題認識

中西 礼皇(対話の会あかし)

①議案第50号 令和5年度明石市一般会計補正予算(第3号)市民全員・事業者サポート事業 ②市民の意見を聴取する方法

家根谷 敦子(スマイル会)

①こどもを核としたまちづくり

6月30日

辻本 達也(日本共産党)

①議案第50号 令和5年度明石市一般会計補正予算(第3号)に対する修正動議

 

どうする本市の諸課題

大久保北部市有地の利活用

議会や市民の声を聞き方針決定

問 人口増に伴う諸課題や大久保北部市有地の利活用について、丸谷市長の認識を聞く。

答 本市は、人口の増加により、まち全体がにぎわうというまちの好循環が拡大する一方で、学校施設の整備、明石港東外港地区の再開発、卸売市場の再整備の検討、幹線道路の整備など、多くの重要課題があると認識している。今後、議会や市民の声を聞きながら、具体的な対応方針を決定していきたい。大久保北部市有地は、自然環境の良い広大な土地であり、市民の貴重な財産である。SDGsの経済・社会・環境の3側面を踏まえた上で、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全しようとする30by30などの考えも取り入れ、将来にわたる利活用に向けて検討を進めたい。なお、スマートインターチェンジの設置については、現在、調査中であり、報告書を基に検討していく。

 

大規模市有地

長期的な展望で

有効な利活用を

問 JT跡地など大規模市有地の活用方法について、市の見解は。

答 本市には、大久保のJT跡地や西明石の旧国鉄清算事業団用地など恒久的な利用方法が定まっていない市有地がある。JT跡地は、市が取得後、認定こども園および公共公益施設用地として確保した上で売却したところであり、利活用については、地域全体の公共施設の状況や必要性を踏まえて検討を進める。西明石地区は、JR西日本との協定により連携して取り組んでいる。JRは新たな駅ビル・改札口の整備や社宅用地の活用を行っており、市は駅前広場・駐輪場の整備やサンライフ明石のリニューアルなどを行う予定だ。土地の利活用の検討は、売却による一時的な歳入確保だけにとらわれず、長期的な展望に基づき官民連携の手法を含め、土地の効用を最大限発揮できる事業手法を検討したい。

 

大久保駅周辺市有地

市民の意見を聞き

エリア全体で検討

問 JR大久保駅周辺の市有地の利活用について、まずは市民の意見を聞き、エリア全体として検討を進めるべきではないか。

答 JR大久保駅周辺の市有地は、貴重な財産であり、今後の活用について地域から高い関心を寄せられている。JT跡地の公共公益施設用地は、今年度はマンションのモデルルームとして貸し出し、中部地区保健福祉センター用地は、令和7年度まで駐車場として貸し出している。また、築40年が経過し、老朽化が進む大久保市民センターは、行政窓口の機能以外にも会議室や地域住民の交流スペースとして活用している。今後は、必要な機能について検討していく。図書館を含む複合施設の設置は、駅南ロータリーに限定するのではなく、まずは大久保地区全体のまちづくりの視点から、全ての市有地の活用について地域の意見を聞いて検討していく。

 

SDGsの柱の一つ経済の考え方

市内産業の発展と地域経済の活性化

問 丸谷市長は、所信表明で重点的に推進する8項目の施策を示したが、SDGsの柱の一つである経済について考え方を問う。

答 本市は、中小企業の基盤強化や円滑な事業継承と起業・創業に向けた支援のほか、豊かな海づくりや地産地消につながる持続性の高い農業・漁業への支援を進めていく。また、若者や高齢者、障害のある人などの就労支援に取り組むほか、子育てと仕事の両立に必要な環境を整備することで、働きがいのある雇用環境づくりにも取り組んでいく。さらに、都市基盤の整備として、安全で利便性の高い幹線道路や橋の整備、持続可能な上下水道の構築、まちじゅうバリアフリープロジェクトの推進など、質の高いインフラ整備を進めていく。今後、国や県、関係団体とも連携しながら持続可能な市内産業の発展と地域経済の活性化を目指していく。

 

市民意識調査

定点観測により

まちづくりに反映

問 市民意識調査を定期的に同じ手法で実施すべきではないか。

答 本市は、市民の視点でまちづくりを進めるため、まちづくりに対する満足度や考え方、意識・行動について調査するまちづくり市民意識調査を定期的に実施しており、調査結果を長期総合計画や戦略計画の策定、進ちょく状況の検証などに活用している。直近では2019年に住民基本台帳から無作為抽出した18歳以上の市民5千人に郵送で調査を実施し、うち2千人については、過去5年以内の転入者を対象とした。次回の調査は2025年に実施し、市民のまちづくり全体に対する評価などを把握して、SDGs推進計画の検証や後期戦略計画の策定などに活用予定である。明石に住み続けている人の定点観測についても、今後継続的な実施について調査し、検討していきたい。

 

3面

 

旧市立図書館

建物の解体費用は約8億円

県と連携して財政負担軽減を

問 放置されたままの旧市立図書館に対する市の認識を問う。

答 県立明石公園内の旧市立図書館は、公園管理者である県から設置管理許可を得て、市が建設・維持管理してきたが、現在は図書館としての機能を有しておらず、設置管理許可の期限も今年3月に切れている。また、建物の解体には約8億円かかるとの試算も出ているが、解体と合わせて新たな公共施設の整備と一体で実施すれば、国の支援などが活用でき、市の財政負担を大きく減らせる可能性があり、県から新たな設置管理許可を得ることも期待できる。旧市立図書館の場所は、豊かな自然に囲まれ、アクセスも良く、明石公園全体の価値を高める可能性もある。市民の意見を聴取するとともに県と連携し、計画等を示していく。

 

明石港東外港地区

にぎわいの創出を図る

県と市で一体的な開発を

問 明石港東外港地区の再開発について、これまでの取り組みと今後の方向性を聞く。

答 明石港東外港地区については、2018年3月に県が、本市中心市街地の南の拠点を形成し、回遊性を高めることにより、さらなるにぎわいの創出を図るとした明石港東外港地区再開発計画を策定している。同計画では、民間によるにぎわいづくりを基本コンセプトとしており、民間事業者の参画の可能性を探るため、県はサウンディング調査を3回行っている。また、2020年度に明石港東外港地区と市役所敷地の一体的な土地利用について検討する調整会議を設置し、昨年4月には、県知事と前市長が引き続き協議していくことを確認している。今後のスケジュール等は改めて協議していく。

 

健全な財政の実現に向け

市民に分かりやすい財政白書を

問 市の財政状況を正確に把握するとともに課題を整理し、今後も健全な財政を実現する取り組みとして、市民にとって丁寧で分かりやすい財政白書を作成し、公表してはどうか。市の見解を問う。

答 市長は市政運営の考え方として、市民とともにまちづくりを進めるためには、市民の声をしっかりと聞くとともに、互いに情報共有をした上で対話するという合意形成の過程を重視している。そのため、税金がどのように使われ、市民の意見がどのように反映されているかなど、財政情報を分かりやすく提供し、市の財政に関心を持ってもらうことが重要であり、財政白書の作成は、有効な方法と考える。まずは、他市の事例を参考にどのような形で財政白書を作成するのか検討していく。

 

工場緑地面積率の緩和

県条例の対象工場

市の対応は

問 明石市工場立地法地域準則条例が昨年施行され、特定工場の緑地面積率は緩和されたが、県の環境の保全と創造に関する条例の対象工場は、市が県に工場等の緑化に関する届け出を提出していないため、依然として20%以上の緑地面積が必要であるが今後の市の方針は。

答 県条例の対象工場は、特定工場と比べると規模が小さく、居住区域に隣接しており、周辺環境への影響や地域住民の理解等も確認して判断する必要がある。現在、県内他都市の状況について調査・確認を行うとともに各工場の所在地や敷地面積、業種などの情報を収集している。今後、これらの情報を活用し、商工会議所と連携して各工場の課題の整理、個別ニーズの把握等に努め対応を検討していく。

 

市民生活の安心につながる

救急安心センター事業

実施に向け県へ働きかけ

問 市民生活の安心につながる救急安心センター事業(#7119)を導入しないか。

答 総務省消防庁が進めている本事業は、急なけがや病気をしたときに、救急車を呼ぶべきか、すぐに病院を受診すべきかなど、医師や看護師などから助言を受けることができる電話相談窓口である。事業の性質上、都道府県単位の実施が適当とされており、今年4月1日現在、14都府県、政令指定都市等を主体とする7カ所の地域で運用されている。誰もが安心して暮らせるまちづくりの実現を目指す本市にとって、本事業は日常生活の安心感につながる意義のある取り組みと認識している。今後、東播磨圏域をはじめ近隣市町と連携しながら、事業実施に向けて県に働きかけていく。

 

女性の活躍推進

誰もが自分らしく

働ける職場環境を

問 女性の活躍を推進するための企業への働きかけについて聞く。

答 企業における女性の活躍を推進する取り組みは、賃金や昇給の格差等のジェンダーギャップを解消し、性別等にとらわれず、誰もが自分らしく生きる社会を目指す上で重要である。企業への働きかけとして市は、7月から中小企業に対して就業規則の作成等に要する費用の一部を助成する予定だ。就業規則に女性の働きやすさ向上等、ジェンダー平等に貢献する項目を入れることを助成の条件としており、職場環境の整備につなげたい。また、併せて市内の企業経営者等を対象に多様な働き方を応援するセミナーを実施し、女性だけでなく誰もが安心して働ける職場環境整備の必要性を伝え、時短勤務や育児休業等が取得しやすい職場づくりを推進していく。

 

市民全員・事業者サポート事業

デジタル化や地域通貨の導入は

問 3回目となる市民全員・事業者サポート事業について、デジタル化や地域通貨の取り組みを進めるべきではないか。また、今後も継続的に市民生活に密着した支援が必要ではないか。市の見解を問う。

答 本事業の対象者は、高齢者や乳幼児を含めた全市民である。デジタル化の浸透が進んでいない中、市民の使いやすさとサポート券が利用できる事業者を確保するため、紙の金券とした。過去2回実施した結果でも利用率は96%を超えており、幅広い年齢層に等しく使いやすかったと考える。なお、本市のデジタル化は各種手続き等で進めており、まずは、デジタル化の普及や浸透を図っていく。市は、これまでも市民に寄り添う支援を行ってきたが、今後も必要な支援を届けていきたい。

 

文化の香るまち

豊かな文化資源の活用

市内外へ情報発信

問 文化を生かした観光振興と地域の活性化の取り組みについて、市の考えを聞く。

答 本市には、多様で豊かな歴史文化遺産が数多く存在し、こうした歴史文化遺産を次世代に確実に引き継ぐため、明石市文化財保存活用地域計画を策定し、同計画に基づき持続可能な地域づくりへの取り組みを進めている。具体的には、観光ガイド等と巡る明石歴史のまち文化財ウォークの実施や、文化庁の補助制度を活用した布団太鼓などの文化資源の修繕支援を行い、伝統文化を生かした地域の活性化に取り組んできた。今後、本市の文化資源をさらに活用したまちづくりを進めることで交流人口や定住人口が増加するよう明石観光協会や明石文化国際創生財団等とも連携しながら市内外へ情報発信を行っていく。

 

4面

 

来春開設予定の明商福祉科

生徒募集の取り組みは

問 明石商業高校福祉科の開設に向け、生徒募集の取り組みを聞く。

答 同校では、卒業時に介護福祉士国家資格の取得を目指す福祉科を令和6年4月に開設する準備を進めている。しかし、県立の福祉系高校の3校全てが3年連続で定員を下回り、生徒募集活動は重要な課題と認識している。例年は、入学実績のある中学校等の進路指導担当教員に学校説明を行っているが、各中学校の進路説明会への参加依頼があれば、3年生向けに直接説明を行うほか、6月に中学校教員への授業見学・説明会、8月と10月はオープンハイスクールを開催予定だ。さらに、神戸、姫路、三木方面まで訪問地域を拡大するなど、説明の機会を増やし、福祉事業者等関係者からも意見を聞くなど、発信する情報の充実に努めたい。

 

高齢者支援の充実

安心して暮らせる地域と

元気に活躍する場を確保

問 一人暮らし高齢者の見守り支援の現状と課題、就労等の機会の創出について聞く。

答 高齢者安否確認事業は、令和5年度から社会福祉協議会に委託し、75歳以上の一人暮らし高齢者約3800人を対象に月1回の家庭訪問を行っている。しかし、事業を担う見守りサポーターの確保ができず、市が高齢者やその家族に電話するなどして、対象者全員の安否確認を行っている。今後は、サポーターの雇用条件を柔軟にするなど、成果や課題を踏まえ、安定的な事業運営につなげたい。高齢者のニーズに応じた就労機会の提供については、シルバー人材センターに対し、補助金や業務の優先発注等を行い、高齢者が地域や社会で元気に活躍する場を確保している。また、高齢者の健康増進、レクリエーションやボランティア活動を行う高年クラブに対し、活動支援を行っている。

 

病児・病後児保育施設

保育所併設型の保育事業者を公募予定

問 病児・病後児保育事業拡充の状況を聞く。

答 市内の病児・病後児保育事業は、東部の明石市立市民病院に定員5人、西部の西江井島病院に定員4人の計9人の定員で実施している。市民病院は、改修により今年度中に10人程度の受入枠を拡充予定であり、西江井島病院は、新築移転に伴い、受入枠の拡充を協議していく。なお、医療機関が運営する医療機関併設型病児・病後児保育施設の新規開設のめどは立っていない。一方、保育施設が運営する保育所併設型病児・病後児保育施設は、市が実施主体となる委託方式で実施すれば、市医師会の協力を得られることとなり、医師や医療機関の確保が可能となった。今後は、子育て世帯が増加している西明石または大久保北部地域に保育所併設型施設を開設できるよう、保育事業者の公募を行う予定である。

 

こどもを核としたまちづくり

障害のある子どもへの対応など

公立保育施設の役割は重要

問 他の自治体では、公立保育所の民営化が進められていると聞く。障害のある子どもや医療的ケアを必要とする子どもの保育体制を整備するためにも、公立の役割は重要と考えるが、本市の公立保育施設の役割や今後の方向性について聞く。

答 本市の公立保育所は、国が策定した保育の基本となる考え方や保育内容等を定めた保育所保育指針に沿って、保育士が特定の園児を担当する育児担当制や視覚支援を取り入れた保育を実践してきた。このような保育を民間保育施設に周知するとともに食物アレルギー対応などのマニュアルの提供や保育の困りごとへの助言など、先進的な役割を担っている。公立保育所の存在は、市内保育施設の保育の質の向上のためにも重要であり、在り方について検討していく。

 

幼稚園と保育所の

消防用設備

年に1度は確認

問 幼稚園・保育所の消防用設備等の基準や現状を問う。

答 消防用設備等の設置基準は、消防法施行令で定められており、建物の規模によって消火設備・警報設備・避難設備等が必要となる。例えば、2階建ての建物で、2階の収容人員が20人以上の場合は避難器具が必要となる。幼稚園・保育所に設置されている滑り台も避難器具の一種で、いざ避難する場合も遊び慣れた遊具のため、園児にとって有効とされている。幼稚園・保育所の消防用設備等の点検は、有資格者が実施し、年に1回、消防局への報告が義務付けられている。現行法令に適合しているか、適正に維持管理ができているかを確認しており、不備が見つかった場合は、早急に是正するよう指導している。

 

安全で良質な医療を継続

市民病院の建て替えも視野に入れ

現状やニーズ把握が必要

問 公立病院の在り方は、本市のみならず全国的な懸案事項である。今後の明石市立市民病院の在り方について問う。

答 市民病院は開設以来、市民のための病院として、医療需要や時代状況に応じて必要な医療の提供に努めてきた。特に新型コロナウイルス感染症の対応は、市内発生の当初から迅速に体制を整備し、地域の自治体病院としての責務を果たしてきた。市民病院が地域で必要な医療を担い、安全で良質な医療の提供を続けていくためには、病院の建て替えも含めた再整備は重要な課題と認識している。今後は、地域医療の在り方について検証するとともに、施設の老朽化の現状把握や医療ニーズの把握など、詳細な調査、検討を進める必要があると考える。

 

新型コロナ5類へ移行

医療提供体制は円滑に機能

関係機関と連携し丁寧に対応

問 新型コロナウイルス感染症の5類移行後の医療提供体制に問題はないか。また、今後、流行が拡大した場合の医療提供体制を聞く。

答 昨年11月末から病院間の転院調整を行い、今年4月からは病院と診療所が直接受診調整を行う病診連携を開始するなど、2類相当の時期から必要な医療につながる対応をしてきた。その結果、5類移行後も受診や入院、転院などの医療提供体制は円滑に機能していると認識している。今後は、流行拡大による発熱等の患者の急増に備え、市民の不安や受診先の相談、医療機関からの相談に対応できるよう、引き続きコロナ相談ダイヤルを開設するなど、市民に必要な情報を発信するとともに県や市医師会等と連携し、市民一人一人に寄り添った丁寧な対応を行っていく。

 

請願

不採択となった請願

インボイス制度の実施延期を求める意見書を政府に送付することを求める請願

 

永年在職表彰など受賞

6月14日の全国市議会議長会定期総会において、辻本達也議員が議員在職20年以上特別表彰を受けました。これは長年にわたる市政発展への貢献が認められたものです。また、榎本和夫議員が議長在職中に、全国市議会議長会国と地方の協議の場等に関する特別委員会委員を務めた功績により、同会会長から感謝状が贈られました。5月3日に榎本和夫議員、辰巳浩司議員が兵庫県自治功労者表彰を受けました。これは長年にわたり地方自治の振興と発展に尽くした功績によるものです。

 

5面

 

児童数増加の山手小学校

教室不足や運動場面積に課題

解決のための対応策は

問 山手小学校は児童数の急増に伴い、教室不足が懸念されている。教育環境の確保に向けた今後の対応策について、市の考えを聞く。

答 同校の学級数は、令和7年度にピークを迎える見込みである。教室を確保するため、隣地の所有者とプレハブ校舎の建設用地の買受交渉を重ねたが合意に至らなかった。今後は、小学校の敷地内の幼稚園や放課後児童クラブを含めた利用教室の再配置や校舎の高層化等を検討していきたい。また、運動場は、平成19年度まではおおむね適正な広さだったが、道路整備に伴う道路移管や児童数増加に伴うプレハブ校舎建設等により、児童1人当たりの運動場面積は狭くなった。そのため、体育の授業は時間割や実施種目を調整するなどの工夫をしている。

 

指導者や施設の確保が課題

休日部活動の地域移行

競技団体の協力仰ぐ

問 国が目指す休日の部活動の地域移行を進めるには、学校外で部活動をするための環境づくりが必要ではないか。市の考えを聞く。

答 学校外で文化・スポーツ活動を行うには、地域団体や事業者の協力が必要であり課題も多い。今年5月に実施した部活動との連携を考える会では、参加競技団体から適切な指導者や施設の確保などの課題が挙がった。市としては、まずは競技団体の協力を仰ぎ、休日の部活動への地域指導者の派遣を軸とした取り組みをはじめ、地域の文化・スポーツ団体との連携、民間事業者の活用、活動場所の確保、多様な種目を選択できる体制整備などについてさらに検討し、子どもたちにとって、より充実した環境を提供していきたい。

 

道路の整備・水道の確保など

必要不可欠な都市基盤整備

国や県等と連携し計画的に推進

問 丸谷市長は所信表明で都市基盤整備について触れていないが、考えを問う。

答 都市基盤整備は、市民の生活の質を向上させ、経済活動を促進し、地域の魅力を高める上で必要不可欠であり、持続可能な都市の発展のために重要な要素であると認識している。具体的には、交通渋滞の解消や改善に向けた安全で利便性の高い幹線道路の整備、踏切の安全対策や歩道の整備などのほか、安定した水源の確保と施設の長寿命化など、持続可能な上下水道の構築に取り組んでいく。また、市役所新庁舎整備や明石港東外港地区の再開発、西明石活性化プロジェクトなど多くの都市基盤整備事業があり、国や県、民間事業者と連携、協力しながら、計画的に取り組んでいく。

 

市民に親しまれるビーチパーク

大蔵海岸公園のさらなる利活用を

問 大蔵海岸公園のさらなるにぎわい創出に向けた運営方針を聞く。

答 大蔵海岸公園は、駅からのアクセスや眺望、砂質も良いことから、都市近郊の海浜レジャーゾーンとして市内外の多くの利用者に親しまれている。今年も海水浴場オープニングセレモニーやお魚タッチプール、真夏の小さな雪遊びなど、多くの利用者が楽しめるイベントの開催を予定している。また、ビーチバレー大会やアクアスロン大会などのビーチスポーツの場としての活用も盛んになっている。今後も国内屈指のビーチパークとしてビーチスポーツ国際大会が招致できるような良質な砂浜の維持管理やさまざまな利用者が楽しめる安全・安心な海岸づくりに努めていく。

 

市民生活に欠かせないたこバス

赤字の補てんには市の補助金が必要

増便等は慎重に検討

問 市民生活の質の向上と交通環境の改善のため、たこバスの新路線の設定や増便を行うべきではないか。

答 たこバスの新路線の設定や増便をした場合、赤字分の補填のために交付する市の補助金は大幅な増加が見込まれる。また、路線バスの運行地域で低運賃のたこバスを運行させた場合、既存の路線バスの休止や廃止を招き、交通サービスの水準が大幅に低下する可能性がある。高齢化の進展等に伴い、日常の買い物や通院など、生活に必要な移動手段に関する課題は認識しているが、市全体の公共交通サービスの水準を維持し、持続させることが重要であり、たこバスの増便等は慎重に検討すべき課題と考える。

 

農業委員会委員

任命に同意

令和5年7月19日で任期満了となる農業委員会委員として、再任7人、新人7人の14人の任命に同意しました。再任の7人は、橋本誠二氏(62歳)、荻野俊明氏(69歳)、村上和義氏(71歳)、藤田正子氏(73歳)、山本建樹氏(67歳)、池田賢治氏(71歳)、藤田哲夫氏(74歳)です。新任の7人は、中島繁樹氏(73歳)、山﨑由紀浩氏(68歳)、荻野啓司氏(70歳)、山端昌明氏(58歳)、立花吉廣氏(70歳)、寺嶋実氏(65歳)、竹内博之氏(71歳)です。本市の農業委員会委員は14人で任期は3年です。

 

人権擁護委員

推薦に同意

令和5年9月30日で任期満了となる人権擁護委員の次期候補者として、再任7人、新任1人の8人を法務大臣に推薦することに同意しました。  再任の7人は、車谷京子氏(58歳)、堺眞砂子氏(72歳)、安田俊彦氏(69歳)、西海陽子氏(66歳)、金丸美奈子氏(62歳)、藤本志貴子氏(61歳)、小田幸子氏(57歳)。新任の1人は、岸本洋一氏(71歳)です。本市の人権擁護委員は13人で任期は3年です。

 

兵庫県後期高齢者医療

広域連合議会議員を選出

後期高齢者医療制度に基づき設置された兵庫県後期高齢者医療広域連合議会は、県内市町から1人ずつ選ばれた議員で構成されています。明石市では選出議員の任期満了に伴い、副市長である佐野洋子氏(58歳)を選出しました。なお、任期は副市長職の任期である令和8年9月27日までです。

 

議会ポスターデザイン決定

令和5年度の年4回の議会開催をお知らせするポスターのデザインを市内在住・在学の高校生から募集しました。32人の応募があり、全議員で選考し、優秀賞4点を決定しました。

6月議会 堀江 優衣さん(兵庫県立明石高等学校)

9月議会 朝霧 環さん(兵庫県立明石高等学校)

12月議会 堤 柚羽さん(兵庫県立明石西高等学校)

3月議会 荒木 優妃さん(兵庫県立明石北高等学校)

作品は市議会ホームページをご覧ください。

 

議員よもやま話

議員になって3カ月がたとうとしている。議会棟で仕事をしていると、トンビの鳴く声が聴こえてくる。天気の良い日に、市役所すぐ横の海へ行くと、淡路島の山々の木々や、風力発電の風車が回っている様子までくっきりときれいに見える。その横には、世界最大級の明石海峡大橋。穏やかな明石海峡には大小さまざまな船舶が行き交っている。万葉の昔からも変わらぬ、淡路島を望むこの景観に本当に癒やされている。新人議員として悪戦苦闘の日々を送っているが、この素晴らしい景観を見ながら市民の皆さまのお役に立っていけるよう日々勉強し力を付けていきたいと願う今日このごろである。

 

6面

 

新議長・副議長に聞く

 

5月15日に開かれた本会議で、議長・副議長の選挙を行い、議長に尾倉あき子議員、副議長に灰野修平議員が選任されました。議会の代表である2人に、市議会の役割や市民へのメッセージなどを聞きました。

 

議長 尾倉 あき子(63)

公明党 在職5期

議員としての抱負「人に寄り添い、すべてにやさしいまちづくり」

議長に聞く

豊かな海への取り組み

明石市豊かな海づくり条例は、昨年11月に開催された全国豊かな海づくり大会兵庫大会を契機として制定しました。この条例は、全ての市民、水産業者等と市が共に理解を深め、相互に協力し、いつまでもかけがえのない明石の宝物である海を守り育むことを定めています。

市民の皆さまへ

先の選挙で30人の議員が選ばれ、半数近くが入れ替わりました。議員一人一人、多様な考えを持っていますが、明石を住みよく、安心して暮らせるまちにしたいという思いは同じです。30人が力を集結し、明石のまちづくり、市民福祉の向上に努めてまいります。また、新たに丸谷市長が誕生し、明石市政としても新しいスタートです。二元代表制の一翼を担う議会として、30万人を超える市民の多様な意見を反映させられるよう、市長等と真摯な議論を重ね、市政の発展や全ての人にやさしいまちづくりの実現に向け、全力を尽くしてまいります。

 

副議長 灰野 修平(55)

自由民主党明石 在職2期

議員としての抱負「地域を愛し、地域に尽くす!みんなを笑顔に」

副議長に聞く

今年度の取り組み

子ども関連の施策はもちろんのこと、高齢者施策や教育関連施策、インフラ整備にも取り組んでいく必要があると考えています。

インフラ整備について

児童数の増加に伴う教育施設の拡充や交通関係および上下水道関係の整備等について、中長期的な視点を持って進めてまいります。このほか、市役所新庁舎や新ごみ処理施設整備など、大型予算を伴う事業が控えていますが、バランスの取れた予算となるよう市民の皆さまの生活向上・安心・安全のまちづくりに取り組んでまいります。

市民の皆さまへ

将来にわたり誰もが安心して住みたい、住み続けたいと思えるまちSDGs未来安心都市・明石の実現を目指し、明石市第6次長期総合計画に基づいて、市民一人一人に寄り添った取り組みを推進し、市民の皆さまのご意見をしっかりとお聴きし、市政に反映してまいりたいと思いますので、より一層のご支援とご協力のほどよろしくお願い申し上げます

 

7面

私たちが新しい市民の代表です  市議会議員プロフィール

4月23日に行われた市議会議員選挙で当選した議員を紹介します。

任期は令和5年5月1日から令和9年4月30日です。

 

プロフィール掲載項目

1 氏名、年齢(7月23日現在)

2 所属会派、期数

3 議員としての抱負

※上段右から50音順に掲載(議長、副議長は6面に掲載)

 

1 飯田 伸子 59歳

2 公明党 2期

3 安心して住み続けられる明石をめざします

 

1 石井 宏法 42歳

2 自由民主党明石 2期

3 明石を もっと いいまちに

 

1 出雲 有希子 51歳

2 自由民主党明石 1期

3 税の知識と経験を明石の市政に生かします

 

1 井藤 圭順 52歳

2 自由民主党明石 2期

3 人づくりのまち明石をめざして!!

 

1 上田 雅彦 61歳

2 明石維新の会 1期

3 市民の皆様と共に、明石の明日を明るくする

 

1 梅田 宏希 70歳

2 公明党 8期

3 安全・安心と活力ある明石を市民と共に!

 

1 榎本 和夫 67歳

2 自由民主党明石 4期

3 更なる一歩を、ふるさと明石のために!!

 

1 金尾 良信 58歳

2 市民の会 1期

3 明石のまちと福祉現場を支えます

 

1 河村 和歌子 54歳

2 公明党 1期

3 ジェンダー平等の視点で、やさしい市政を

 

1 国出 拓志 66歳

2 公明党 5期

3 一人の人を大切に、一人の声を大切に

 

1 黒田 智子 45歳

2 市民の会 1期

3 困っている人やこどもたちの、力になる

 

1 千住 啓介 46歳

2 自由民主党明石 5期

3 明石の経済を前に進めるのは、俺たちだ!!

 

1 髙尾 秀彰 41歳

2 明石維新の会 1期

3 大好きなまち明石市民と一緒にまちづくり

 

1 竹内 きよ子 63歳

2 明石かがやきネット 2期

3 子供に優しいまち=すべてにやさしいまち!

 

1 辰巳 浩司 65歳

2 自由民主党明石 5期

3 生まれ育った明石が大好きです

 

1 辻本 達也 50歳

2 日本共産党 6期

3 己こそ己の寄るべ、己を措きて誰に寄るべぞ

 

1 寺井 吉広 59歳

2 明石かがやきネット 4期

3 絆を育み、未来へつなぐ明石に!!

 

1 長尾 博子 59歳

2 公明党 1期

3 みんなの笑顔があふれる明石に!!

 

1 中川 夏望 41歳

2 市民の会 1期

3 日本に誇れる明石の子育て支援の継続と発展

 

1 中西 礼皇 43歳

2 対話の会あかし 4期

3 対話による政治を進めます

 

1 中村 茂雄 55歳

2 明石維新の会 1期

3 生涯住み続けたいと思える明石を目指します

 

1 林 丸美 47歳

2 明石かがやきネット 2期

3 市民の声を活かし、風通しの良い市政に!

 

1 正木 克幸 50歳

2 明石維新の会 1期

3 全ての市民の皆様にバランスの取れた市政を

 

1 宮坂 祐太 39歳

2 明石かがやきネット 4期

3 これからも政策本位で行動します!

 

1 三好 宏 57歳

2 自由民主党明石 5期

3 夢をかたちに!かたちを現実に!!

 

1 家根谷 敦子 63歳

2 スマイル会 3期

3 誰もが安心笑顔でくらせるやさしいまちへ!

 

1 山下 祥 30歳

2 市民の会 1期

3 こどものまち・海のまち・スポーツのまちへ

 

1 山中 裕司 45歳

2 市民の会 1期

3 自然豊かで誰もが安心して暮らせるまちに!

 

8面

 

5月議会

 議案 第42号 令和5年度明石市一般会計補正予算(第1号)

 〃 第43号 監査委員選任につき同意を求めること(竹内 議員)

 〃 第44号 監査委員選任につき同意を求めること(井藤 議員)

6月議会

議案 第45号 明石市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定のこと

 〃 第46号 明石市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例制定のこと

 〃 第47号 明石市火災予防条例の一部を改正する条例制定のこと

 〃 第48号 令和5年度明石市土地区画整理事業清算金特別会計補正予算(第1号)専決処分につき承認を求めること

 〃 第49号 令和5年度明石市一般会計補正予算(第2号)

 〃 第50号 令和5年度明石市一般会計補正予算(第3号)

 〃 第51号 令和5年度明石市下水道事業会計補正予算(第1号)

 〃 第52号 明石クリーンセンター焼却施設プラント設備保全工事請負契約のこと

 〃 第53号 明石クリーンセンター破砕選別施設プラント設備保全工事請負契約のこと

 〃 第54号 高機能消防指令センター更新工事及び消防救急デジタル無線設備更新工事請負契約のこと

 〃 第55号 農業委員会委員任命につき同意を求めること

諮問第1号~同第8号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること

請願受理第6号 インボイス制度の実施延期を求める意見書を政府に送付することを求める請願

 

議案の概要については市議会のホームページもしくは市役所1階の行政情報センターで閲覧できます。

 

令和5年第3回定例会

9月議会の予定

※日程は変更する場合があります

 

9月

 5日火曜日10時 本会議(議案上程・提案説明)

12日火曜日10時 本会議(質疑・一般質問)

13日水曜日10時 本会議(質疑・一般質問)

14日木曜日10時 本会議(質疑・一般質問)

15日金曜日10時 総務常任委員会

19日火曜日10時 建設企業常任委員会

20日水曜日10時 文教厚生常任委員会

21日木曜日10時 生活文化常任委員会

25日月曜日15時 本会議(委員会審査報告・議案採決)

26日火曜日10時 決算審査特別委員会

27日水曜日10時 決算審査総務分科会

28日木曜日10時 決算審査生活文化分科会

29日金曜日10時 決算審査建設企業分科会

 

10月

 2日月曜日10時 決算審査文教厚生分科会

10日火曜日10時 決算審査特別委員会

11日水曜日15時 本会議(委員会審査報告・議案採決)

 

会議は傍聴していただけます

本会議は明石ケーブルテレビ717chで生中継されます

 

小学生

夏休み親子で議会体験ツアー

参加者募集

 

夏休み限定! ~小学生議員募集中~

日時 令和5年8月19日土曜日

     ⑴ 高学年(小学4~6年生)の部

       午前10時~(2時間程度)

     ⑵ 低学年(小学1~3年生)の部

       午後2時~(2時間程度)

内容 ⑴ 模擬本会議の体験、議会棟の探検ほか

     ⑵ 市議会クイズ、議会棟の探検ほか

会場 明石市役所議会棟

対象 市内在住・在学の小学生とその保護者

定員 各部30名 原則1組2名(保護者1名同伴) ※応募多数時は抽選

参加費 無料

申し込み 8月7日月曜日までに、左記のQRコードから申し込み

     またはFAXで議会局総務課へ

〈FAX〉申込様式は市議会ホームページに掲載しています

参加の可否 8月9日水曜日までにお知らせします

議会局総務課 TEL:911ー2600

       FAX:918ー5112

※詳しくは市議会ホームページで確認してください

申し込みはこちらから

 

令和4年度・令和5年4月の政務活動費

収支報告書・領収書等が閲覧できます

 

 公文書公開請求をしなくても政務活動費の収支報告書・領収書等の閲覧ができます。

 令和4年度分(令和4年4月~5年3月)と令和5年4月分が新たに閲覧の対象となります。なお、閲覧できるのは平成30年4月分からです。

 

閲覧開始日 8月1日火曜日

閲覧時間

 午前8時55分~午後5時40分(閉庁日を除く)

閲覧場所・問い合わせ先

 議会局総務課(市役所議会棟3階)

 TEL:(078)911-2600 FAX:(078)918-5112

 メール: gikai@city.akashi.lg.jp

 

編集後記

 議会役員の改選から3カ月が経過しました。今年は市議会だよりの編集委員も大きく入れ替わっています。今年度の市議会だよりの巻頭写真は、「明石の好きなところ」をテーマに、議員がお気に入りの風景を撮影していきます。読者の方の好きなところは登場するでしょうか。皆さまに親しみやすい市議会だよりを目指して今後も取り組んでまいります。

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