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更新日:2022年7月1日
地球温暖化を起因とする極端な気候変動により、気象災害が頻繁に発生するなど、その深刻さは脅威となってきており、国連IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、地球の平均気温上昇を1.5℃以内に抑えなければ悪影響の程度が格段に増すとして、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロに抑える必要があるとする「1.5℃特別報告書」を公表しています。
昨年、開催された国連気候行動サミットにおいては、国連事務総長から2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることが呼びかけられるなど、直ちに行動を起こすことが求められています。また、同サミットにおいて、演説を行ったスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16歳)の言葉は世界に衝撃を与え、彼女の主張に賛同する世界各地の若者が行動を起こすなど、気候変動は世界的問題として注目視されています。
誰もが安全に安心して暮らし続けられる社会「SDGs未来安心都市」を目指す本市として、17のSDGs目標のひとつに掲げられる「気候変動に対する具体的な対策を」に取り組むため「気候非常事態宣言」を表明し、連携を広く呼びかけ、市民や事業者の理解、賛同を得て、課題を先送りすることなく、気候変動(地球温暖化)に対する取り組みの強化を図り、こどもたちが安心して未来に希望を持てるまちづくりを推進してまいりたいと考えています。
市民の皆さま、市内の事業者の皆さまをはじめ、各関係機関、団体に、すでに現実となっている気候非常事態、これから起こり得る可能性のある気候非常事態に関して認識を共有していただき、地球温暖化対策推進についての連携を賜りますことをお願い申し上げます。
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