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更新日:2023年5月25日
最近、市内で外来生物の「アメリカオニアザミ」という植物が生育しています。
アメリカオニアザミは繁殖力が強い外来の植物で、在来の植物の生育域を奪い生態系に被害を及ぼす恐れがあることから生態系被害防止外来種(※)に指定されています。
葉や茎に固く鋭いトゲを持ち、人や動物に怪我を負わせることがあります。
※特定外来生物ではないが、幅広く生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種のことです。
アメリカオニアザミは種子で増えるため、根から撤去することを繰り返し行うことで、個体数を減らすことができます。
二年生の植物です。最低でも2年間は駆除が必要となります。
自宅の庭や自己所有の敷地等にアメリカオニアザミが生育していた場合は、駆除を行ってください。
生態系を守るため、皆様のご協力をお願いします。
長袖・長ズボンを着用し、軍手では貫通しますので厚手のゴム手袋や皮手袋をはめてください。
花が枯れたものでもトゲは残っています。危ないので素手では触らないでください。
種子をつける前の駆除が効果的です。
二年生の植物です。根ごと駆除することが理想です。
トゲが固く鋭いので、スコップで根の周囲の土ごと掘り返すか、草刈り鎌で刈り取りましょう。
残った根から再生した場合は、繰り返し駆除をお願いします。
花が咲いているときに駆除した場合は、そのまま放置すると、種子が飛散することがあるので、駆除後は、その場に 放置せず袋に入れ、可燃ごみとし処分してください。
トゲがごみ袋を突き破り、収集作業員がケガをする可能性があります。新聞紙などでくるむ、袋に「トゲ注意」の表示をするなど、危険を知らせるご配慮をお願いします。
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