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更新日:2024年6月7日
5月から7月にかけて河原や土手に咲く黄色のコスモスに似た花、実はこれ「オオキンケイギク」という特定外来生物です。
もともとは観賞用・緑化用として海外から持ち込まれましたが、現在では、野生化したものが全国各地に分布しており、明石市内でも生育が確認されています。繁殖力が強く、日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として、平成18年(2006年)に外来生物法による「特定外来生物」に指定されているため、むやみに持ち帰ったり、栽培したりしないでください。
※特定外来生物に指定された生物を飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入のほか、野外に放つことなどは原則禁止されています。
・キク科の多年草
・開花期:5月~7月 ※秋に開花するコスモスとは開花時期が異なります。
・花:コスモスに似た形状で、直径5センチメートルから7センチメートル程度で茎の先端に1つの花が咲く頭状花
花びらの色は黄橙色で、花の中央部も同じ色をしており、花びらの先端には不規則に4、5つのギザギザがあります。
・高さ:30~70センチメートル程度
・分布:道端、土手、海岸、線路沿いなど
自宅の庭や自己所有の敷地等にオオキンケイギクが生えているのを見かけたら、駆除のご協力をお願いします。
花が咲いた後に種をつけるので、種を拡散させないため、駆除は花が咲く前か、花が咲いている間にお願いします。
2年以上同じ株から花を咲かせる多年草のため、根が残ると再び生えてきます。そのため、根ごと駆除することが理想的です。
広範囲に群生し、抜き取りが難しい場合は、地上部を刈り取る方法がありますが、この場合、再び開花します。
また、種子もある程度地中で生きたまま残るため、前年オオキンケイギクがあった場所には、翌年も発生する可能性が高いと考えられます。
引き抜いた後は、種が拡散しないように丈夫な袋に入れて密閉し、枯らした後に可燃ごみとして処分してください。
参考:環境省チラシ「オオキンケイギクは駆除して下さい!」(PDF:1,852KB)
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