資料3 条文や、せ策に関する意見交換について  コロナの感染防止や新しい生活様式では接触を避けることが前提であり、地域の見守り活動などが制限され、孤立化の進展が懸念される状況にあります。  そこで、こうしたコロナによる社会的影響やこの間に感じられたことについて、インクルーシブの視点から委員の皆さんと意見交換し、条例や、せ策に反映したいと考えています。 【意見交換のポイント】 (1)新型コロナウイルス関係  ア  コロナかにおいて、自身の生活や活動にどのような影響が生じましたか。    特にインクルーシブの視点で困ったこと、感じたことなどをお聞かせください。    資料1の参考(3)自由意見(抜粋)を参考にしてください。  イ  コロナにより様々な影響が生じたことを踏まえ、条例に「コロナ(感染症)」に関する内容を盛り込むかどうか、ご意見をお聞かせください。   ■ご意見のイメージ   ・コロナかで感じる壁(生きにくさ)は障害当事者がずっと感じていたことだと条例で伝えたい   ・障害者への差別に加え、最近の社会的背景としてコロナによる差別や排除があると触れてはどうか   ・条例素案の「災害」に関する条文(素案第12条)に、下線追加してはどうか(災害や大規模感染症の発生時には・・・など)   ・コロナの先行きは不透明なので条例素案には盛り込まず、計画や具体的取組に盛り込むほうがよい (2)その他    新型コロナ以外で条例素案や施策に対するご意見をお聞かせください。 【参考】座長、部会長等との意見交換内容   ■コロナによる影響 ・「外出したくてもできない」「人に会いたいけど会えない」などは、障害当事者が以前から感じていた壁であり、こうした社会的障壁がコロナを通じて社会全体に共有され始めたといえる。 ・ポストコロナ(コロナか以降の社会)を生き抜くためには、自粛警察、排除ではなく、インクルーシブの考え方が必要。ポストコロナ、イコール、インクルーシブになるように。 ・インクルーシブの柱は実質的な当事者参画であり、コロナかであっても、工夫しながら参画を継続することが大切。 ■条例等への反映 ・条例等に感染症対策(コロナ)に関する記載ができないか検討してほしい。 ■その他 ・直接の意見交換には意義があり、最終検討会は一堂に会することが望ましい。広いスペースの確保、一部ZOOMなど実現可能な手法を検討して欲しい ・「インクルーシブ」を冠とした条例はおそらく全国、はつ、なので、注目されるタイミングで制定してほしい。 ・コロナのピーク時期がわからず終息まで超長期化する恐れもあるが、コロナを理由とする条例制定の延期は1回まで。来年度中には策定してほしい。 ・条例検討の勢いが落ちないようにしたい。唐突に条例が制定された印象を持たれないよう、現状のインクルーシブな取組を蓄積し、委員のみならず市民にも発信していってほしい。