ホーム > 市政情報 > 広報 > 撮れたて情報 > 2022年度バックナンバー > 撮れたて情報 2022年10月18日 旧波門崎灯籠堂の復元整備が完成
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更新日:2022年10月19日
(写真)ライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出す旧波門崎灯籠堂
10月18日、日本最古の石造り灯台とされ、市の指定有形文化財にも指定されている明石港の「旧波門崎灯籠堂(きゅうはとさきとうろうどう)」(港町)の復元整備完成式が行われました。
同灯台は、1657年に5代明石藩主の松平忠国が建てたとされ、明石港の歴史を象徴する構造物として親しまれていましたが、老朽化に伴う保存方法などが検討され、市が令和3年から整備を行っていました。
灯台の石積部分は花崗岩を層状に積み上げ、北面に階段が取り付けられており、高さは4.31m。灯籠部分は明治時代の写真を元に、木製の姿に復元されています。
また、明石海峡大橋や淡路島を見渡せる広場やベンチを整備したほか、毎日午後10時までライトアップされ、昼間とは違った姿も楽しむことができるようになりました。
元々あったコンクリート製の灯籠部分も、旧灯台の変遷を知る歴史遺産として北側に展示しています。
まちづくり大観地区協議会の青井孝会長は「色んな方に訪れてもらって明石の文化を知ってもらえるよう、いつまでも地域の宝として守っていきたい。」と話してくれました。
復元された旧波門崎灯籠堂。明石港の歴史を感じに、散策に訪れてみてはいかがでしょうか。
北側には先代のコンクリート製の灯籠部分も展示
広場にはベンチや転落防止柵を設置。ゆっくり景色を楽しむことができます
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