更新日:2022年7月1日
避難所でのペットの受け入れについて
ペットの同行避難について
市内の指定避難所(小・中学校)では、「すべての人にやさしいまちづくり」の取り組みとして、大切な家族であるペットと一緒に避難する「ペット同行避難者」を原則受け入れます。
しかし、災害時の避難所では、高齢者や乳幼児連れの家族、障がい者や病人など、様々な人が限られた同じ空間に避難することとなります。
避難された方それぞれが、お互いを思いやり、居心地の良い避難所にするために、飼い主の皆さんは、以下のことに留意してください。
(1)受け入れにあたっての注意点
- 「ペット同行避難者」の受け入れは、震度5弱以上の地震や避難指示等の避難情報が発令された場合に限ります。これら以外で、自主的に避難する場合は原則受け入れません。
- 受け入れの対象は、人に危害を加えない比較的小型の愛玩動物であり、大型犬や危険動物は対象となりません。
※受け入れの対象外となる動物
- 何かのはずみで人に咬みつくなどして、大けがを与える可能性のある大型の動物(犬・猫を含む)(万が一逸走した場合、恐怖を感じる動物)
- 小型でも危険な動物や特別な管理が必要となる動物(例えばワニガメやニシキヘビなど特定動物(危険動物として飼育許可が必要で、頑丈な檻や水槽など特別な設備が必要なため))
(2)避難生活上の注意
- 盲導犬、介助犬、聴導犬などの補助犬を除き、避難時に飼い主とペットが同一の空間で居住(避難)することは想定していません。
- 避難所におけるペットの飼育、管理は、飼い主による自主的な組織に担っていただきます。
※なお、身体障害補助犬法(平成14年5月法律)で定められた補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)については、公共施設等での同伴が認められています。
避難所でのペット対応マニュアル
同行避難できるペットの種類や、避難所でのルールについては、下記のマニュアルをご覧ください。
災害時における指定避難所でのペット対応マニュアル【飼い主用】(PDF:758KB)
あなたのペットを守るために ~災害時の備え~
(1) 住まいや飼養場所の防災対策
- 家具やケージの固定、転倒防止、落下防止の措置を行う。
- ガラス窓の破片が散乱しないようにフィルム等で対策する。
- ケージなど、ペットの避難場所(隠れ場所)を確保しておく。
(2) 飼い主が日頃から行っておくこと
- 犬は、狂犬病予防接種に加え、各種ワクチンを接種しましょう。
- 犬フィラリアやノミ、ダニなどの寄生虫の予防、駆除を行いましょう。
- 猫は、各種ワクチン接種、寄生虫の予防、駆除を行いましょう。
- 犬、猫ともに必要な「しつけ」を行っておきましょう。
- 自宅でのペットの避難場所(ケージや隠れ場所など)を確保するとともに、避難所等への避難に備えて、ケージに入ることなどを嫌がらないよう日頃から慣らしておきましょう。
- 飼い主とペットが離れ離れになった時のために、迷子札やマイクロチップ(ペットの個体識別番号を記憶させたチップを小さなカプセルに入れ、専用の注射器でペットの首の後ろに埋め込んだもの)を装着しておきましょう。
- 避難に備えて、5日分程度のペット用のエサ、水、飼育用具を備蓄しておきましょう。
ペットの防災対策
ペットの防災対策/あかしっぽ(あかし動物センター)
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