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更新日:2024年9月12日
明石海峡に臨んだ明石は、古来より漁が盛んでした。とりわけ、蛸が穴にひそむ習性を利用して行われた蛸壺漁は、約2,000年前から行われており、蛸壺やその漁法も、ほとんど形を変えずに連綿と現在につながっています。
明石市内の海岸沿いの遺跡からは、弥生時代から江戸時代にかけての蛸壺が数多く発見されており、各時代において蛸壺漁が活発に行われてきたことがわかってきました。また、近年では、古墳時代の飯蛸壺を焼いた焼成土坑や、鎌倉時代から室町時代にかけての真蛸壺を焼いた窯跡なども発見され、海岸近くで産出する豊富な粘土を利用して、蛸壺生産も盛んであったことがうかがえます。
さらに、明石の沖合では漁師の底引き網にかかって、古代から現代までの蛸壺がしばしば引き揚げられています。
このたびは、こうした発掘調査で出土した蛸壺や、海揚がりの蛸壺を一堂に会して展示し、明石における蛸壺漁の歴史的変遷を紹介します。
【日 時】2024年(令和6年)7月20日(土曜日)~9月1日(日曜日)午前9時~午後5時
【休館日】月曜日<8月12日(祝)も休館>
【観覧料】無料
明石市内で発掘された埋蔵文化財を中心に、文化財資料を保管する収蔵庫として、2022年2月に完成しま
した。
これまで市内数か所に分散して保管していた、埋蔵文化財をはじめとする文化財資料を集約しています。
展示室では、魚住文化財収蔵庫に保管しているものをわかりやすく紹介していきます。
<所 在 地>明石市魚住町西岡2119番地の23
<アクセス>JR魚住駅から徒歩25分
山陽電鉄東二見駅から徒歩20分
たこバス山川北バス停から徒歩5分
駐車場5台(うち車いす使用者対応駐車区画1台)
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