更新日:2021年8月1日
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この条例は、市議会の活動原則や運営方法など議会に関する基本的事項を定めるもので、議会をより活性化し、市民の負託に応え、市民のための開かれた議会を実現することを目的としています。
条例の内容は、総則、活動原則、市民や市長との関係など11章26条で構成されており、会期を大幅に延長する2会期制の導入や、請願・陳情の審査の充実、議会報告会の実施などについて規定しています。
明石の自治のあり方を定める自治基本条例を制定。議会・議員の役割・責務の中に、自由討議や報告会の実施などの項目が盛り込まれた。
さらなる議会の活性化をめざして、平成23年から平成27年までの期間を対象に、本会議・委員会の運営や議会基本条例の制定などの25項目からなる計画を策定。
活性化計画の中で特に重要な、「議会基本条例の調査研究」、「議員定数・報酬の検討」、「議会報告会の実施」について、議長から同会議に対して諮問。
20歳以上の市民3,000人を対象に、市民の市議会に対する関心度や、市議会に対する思い、要望など21項目のアンケートを実施。
市議会の活動と役割や常任委員会の審査概要等を説明し、市政について市民と一緒に考えるために、市内3カ所で第1回目の議会報告会を開催。
計11回の会議の開催を経て、議会活性化推進会議から議長に答申。議会基本条例については平成25年度中の制定を目指し、議員定数・報酬の見直しについては平成24年度中に結論を出すことが決定された。
議会活性化推進会議の答申を受け、議会基本条例の制定、議員の定数及び報酬の検討、議会報告会の実施などの議会活性化に関する事項に対処するため、市議会活性化特別委員会を設置。
議員定数及び議員報酬について(中間報告)、また議案の審議結果や市政の課題について、市民に報告するとともに意見交換を行うため、市内5カ所で第2回目の議会報告会を開催。
議員定数及び報酬に関する最終報告案、及び議会基本条例の骨子案について、市民に報告するとともに意見交換を行うため、市内2カ所で第3回目の議会報告会を開催。
議会基本条例の骨子案に対する市民意見を踏まえてさらに議論を深め、条例の素案を作成、再度の市民意見を公募。
議会基本条例の制定に向けて、市民に情報を発信し、意見交換をするために、明石商工会議所大ホールで議会基本条例市民フォーラムを開催。
市議会活性化特別委員会での合計40回の協議を経て、同委員会から明石市基本条例の議案を提出し、賛成多数で可決。(平成26年4月1日施行)
議会基本条例の見直し規定に基づき、平成29年度から議会活性化推進委員会で協議を行い、新たに災害時の議会のあり方について定める条例改正案を、同委員会に所属する議員から提案し、全会一致で可決。(平成31年4月1日施行)