ホーム > ようこそ市議会へ > 議会の広報 > 明石市議会だより一覧 > 第266号 令和6年1月発行 第3回定例会12月議会
更新日:2024年1月7日
ここから本文です。
あかし市議会だよりは、日刊新聞6紙に折り込んで各家庭に配布しています。
議会局のほか、行政情報センター、各市民センター・サービスコーナーで無料で配布しておりますのでご自由にお持ちください。
目の不自由な方々等を対象に、点字版と音声版(CD)を作成しています。点字版は、総合福祉センター、あかし市民図書館、明石市立西部図書館、市役所1階の行政情報センター、市役所議会棟3階の議会図書室でお読みいただけます。なお、音声版(CD)の貸し出しを希望される方は、議会局総務課までご連絡ください。
ページ別 | 詳細 |
●議長あいさつ ●議員名一覧(会派別・議席順) ●もくじ ●副市長に永野氏 |
|
2ページ(PDF:682KB) |
●質疑・一般質問
●発言者一覧 |
3ページ(PDF:647KB) |
●質疑・一般質問
|
4ページ(PDF:716KB) |
●質疑・一般質問
●請願 ●議員よもやま話 |
5ページ(PDF:656KB) |
●質疑・一般質問
●固定資産評価審査委員会委員選任に同意 ●人権擁護委員推薦に同意 |
6ページ(PDF:528KB) |
●委員会行政視察
|
7ページ(PDF:731KB) |
●会派の紹介 |
8ページ(PDF:620KB) |
●第3回定例会12月議会議案の賛否一覧 ●決まりました ●3月議会の予定 ●編集後記 |
明石市議会だより266号
2024年(令和6年)1月7日発行
令和5年第3回定例会12月議会が11月29日から12月20日まで開かれました。副市長の選任や物価高騰対応支援給付金給付事業費を含む令和5年度明石市一般会計補正予算など、議案19件、諮問4件を可決・同意、報告3件を了承したほか、請願1件を採択しました。
昨年5月に新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類へ移行したことに伴い、行動制限が解除され経済活動が活発になり、まちににぎわいが戻ってまいりました。その一方で、国際情勢に起因する原油価格の高騰や円安の影響等による物価高騰が続いており、市民の皆さまの生活も厳しい状況が続いております。引き続き、皆さまの生活を守るため、必要な支援が届くよう全力を尽くしてまいります。
現在、本市はSDGs未来安心都市・明石を掲げ、2030年のあるべき姿の実現を目指し、いつまでもすべての人にやさしいまちづくりを進めています。市議会としましても、誰一人取り残さない持続可能なまちづくりに向けて、丁寧な議論を積み重ねてまいります。
この1年が市民の皆さまにとって幸多き、希望に満ちた年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
永野氏は、昭和56年から明石市に奉職され、政策部中核市担当部長、市民生活局長などを歴任。平成31年からは一般財団法人明石コミュニティ創造協会理事長を務めています。本市の副市長は2人制で永野氏の任期は12月21日から4年間です。
自由民主党明石 じゆうみんしゅとうあかし
出雲 有希子 いづも ゆきこ
石井 宏法 いしい ひろのり
井藤 圭順 いとう けいじゅん
灰野 修平 はいの しゅうへい
榎本 和夫 えのもと かずお
千住 啓介 せんじゅう けいすけ
三好 宏 みよし ひろし
辰巳 浩司 たつみ こうじ
公明党 こうめいとう
河村 和歌子 かわむら わかこ
長尾 博子 ながお ひろこ
尾倉 あき子 おぐら あきこ
飯田 伸子 いいだ のぶこ
国出 拓志 くにで ひろし
梅田 宏希 うめだ こうき
市民の会 しみんのかい
中川 夏望 なかがわ なつみ
山下 祥 やました しょう
金尾 良信 かなお よしのぶ
黒田 智子 くろだ ともこ
山中 裕司 やまなか ゆうじ
明石かがやきネット あかしかがかきねっと
林 丸美 はやし まろみ
竹内 きよ子 たけうち きよこ
宮坂 祐太 みやさか ゆうた
寺井 吉広 てらい よしひろ
明石維新の会 あかしいしんのかい
上田 雅彦 うえだ まさひこ
中村 茂雄 なかむら しげお
正木 克幸 まさき かつゆき
髙尾 秀彰 たかお ひであき
日本共産党 にほんきょうさんとう
辻本 達也 つじもと たつや
対話の会あかし たいわのかいあかし
中西 礼皇 なかにし れお
スマイル会 すまいるかい
家根谷 敦子 やねたに あつこ
(会派別・議席順)
2面
市政を問う 24人が登壇
質疑・一般質問
4面
請願
4面
議員よもやま話
6面
先進的な取り組みを視察
委員会行政視察
7面
特集
会派の紹介
8面
各議員の議案等に対する賛否を掲載
議案の賛否一覧
マチイロ
市議会だよりを
スマホで読める
※利用にはアプリのダウンロードが必要です。
明石市議会のホームページアドレスはhttps://www.city.akashi.lg.jp/gikai/index.htmlです。ぜひご覧ください。
12月6日、7日、8日の本会議では、24人の議員が登壇し、不登校対策や明石川の水質の安全性などについて、市の見解を求めました。発言者と質問項目の一覧は下段に、主な内容は2面から5面に掲載しています。なお、QRコードを読み取ると本会議の録画映像をご覧いただくことができます。
発言者一覧
発言順 名前のあとは会派名
中川 夏望 市民の会
1 インパクト投資 2 医療的ケア児への対応 3 子育て支援のさらなる拡充
竹内 きよ子 明石かがやきネット
1 放課後児童クラブの課題 2 人生100年時代、健康長寿命で安全なまちづくりを 3 本市の小・中学校の抱える課題とその対応 4 不登校対策、ポストコロナ社会における子どもの居場所
正木 克幸 明石維新の会・代表質問
1 新たな財源確保に向けた中長期的な政策ビジョン 2 業務効率を上げることによる財源確保
千住 啓介 自由民主党明石・代表質問
1 今後の明石市の方向性
梅田 宏希 公明党
1 国の重点支援地方交付金 2 工場緑地面積率の緩和 3 帯状疱疹ワクチンの助成制度 4 動物と共生するまちづくり
黒田 智子 市民の会
1 不登校対策(COCOLOプランにどう取り組むのか) 2 インクルーシブなまちづくり 3 「ステップハウス」等の自立支援
林 丸美 明石かがやきネット
1 協働のまちづくり 2 こどもの居場所、遊び場
髙尾 秀彰 明石維新の会
1 小・中学校の空調設備の整備 2 新中崎分署
出雲 有希子 自由民主党明石
1明石市立市民病院の老朽化対策 2明石川を水源とする水道水の水質(安全性)
河村 和歌子 公明党
1 ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症の対策 2 独り暮らしの高齢者が地域で安心、安全に生活するための支援
山中 裕司 市民の会
1 ごみの減量に向けた施策の取組状況 2 動物の愛護と適切な管理 3 大久保北部の里山保全に向けた取組
宮坂 祐太 明石かがやきネット
1 福祉人材の確保・育成・定着支援と高齢者福祉施設の整備促進
中村 茂雄 明石維新の会
1 高齢者詐欺被害 2 脱炭素に向けた取組
石井 宏法 自由民主党明石
1 明石市内での打ち上げ花火 2 本市の水道事業
長尾 博子 公明党
1 小・中学校における体育館の空調設備の設置 2 校内フリースクールの設置による不登校児童生徒への支援の充実
金尾 良信 市民の会
1 明石商業高等学校福祉科開設 2 市内の小学校、中学校、特別支援学校への支援 3 福祉人材の育成・確保 4 石ケ谷公園の利用
寺井 吉広 明石かがやきネット
1 高齢者施策 2 山陽電鉄西江井ヶ島駅バリアフリー整備 3 明石市内の犯罪被害
上田 雅彦 明石維新の会
1 高齢社会における本市の対応 2 播磨臨海地域道路
井藤 圭順 自由民主党明石
1 選挙の投票機会の確保 2 明石市社会福祉審議会児童福祉専門分科会
国出 拓志 公明党
1 気象防災アドバイザー 2 庁内の空調 3 保育施策 4 自治会運営
山下 祥 市民の会
1 誰一人取り残さない「海のまち」づくり 2 安心できる「子どものまち」づくり 3 新たな財源を生み出す施策
辻本 達也 日本共産党
1 明石川の水質汚染 2 消防中崎分署の移転 3 市民相談への対応 4 公職選挙法第178条 5 林崎掘割 6 クビアカツヤカミキリ対策
中西 礼皇 対話の会あかし
1 明石川の水質・PFAS(有機フッ素化合物)の問題 2 大久保北部市有地
家根谷 敦子 スマイル会
1 誰一人取り残さないまちづくり
明石市立市民病院の再整備
プロジェクトチームで検討
来年度に具体的な方向性示す
問 明石市立市民病院の再整備について、昨年7月に庁内で地域医療のあり方検討プロジェクトチームを設置したが、検討状況や今後のスケジュールを聞く。
答 プロジェクトチームは、将来の地域医療の動向を踏まえ、市民病院が果たすべき役割や医療機能、経営健全化の観点から検討を重ねるため設置した。検討に当たっては、多角的、専門的な分析等が必要となるため、専門業者による調査も行い、10月には市民病院の現地視察を行った。同チームでは、現在、老朽化の現状把握や長寿命化の可能性、整備手法の検討に加えて、医療ニーズの把握、将来設計等の経営および財政面における検討など、情報収集や分析等に取り組んでいる。今年度中に調査・分析結果を取りまとめ、来年度には有識者等を含む検討会議を立ち上げ、具体的な再整備の方向性を示していきたい。
不登校児童生徒
過去最多を更新
課題と支援は
問 本市の不登校の現状と課題および学校内外の支援について聞く。
答 令和4年度の本市の不登校児童生徒は、中学生564人、小学生230人で、ともに過去最多であった。支援については、児童生徒が進路を主体的に捉え、社会的な自立を目指す必要があり、いかに個々の状況に応じた丁寧な支援を実施していくかが課題の一つである。学校内の居場所として、教室に入りにくい児童生徒は小学校では保健室や相談室などで、中学校では支援教室で学習支援や時間差登校の対応など、長期間不登校の児童生徒はスクールカウンセラーにつなぐなど、個々に応じた支援を行っている。学校外の居場所としては、市教育支援センターのもくせい教室、公設民営のあかしフリースペース・トロッコ等がある。今後も児童生徒が適切な支援を受けられるように努めていく。
働きやすい福祉現場の環境づくり
事務効率化や待遇の改善が重要
問 福祉人材の育成・確保の取り組みを聞く。
答 福祉現場で働く全ての職員が働きやすく、働き続けたい環境づくりを支援するため、介護・障害福祉分野の資格取得支援や研修および就職フェアの実施など、幅広い施策を展開している。昨年7月からは順次、関係団体や福祉現場で働く職員にヒアリングを行うとともに、高齢者や障害者施設の職員にはWEBアンケートを実施した。やりがいや信念を持って仕事に取り組む人が多くいる一方、待遇や労働環境の改善を求める声も多く、事務負担等の軽減は利用者支援の充実や職員の定着につながる重要な取り組みであると考えている。今後も、あかしの福祉の好事例集を参考にヒントとなる情報を発信するなど、各事業者の事務の効率化を支援するとともに、より効果的な支援策を調査研究していく。
高齢者のフレイル予防
早期の対策が重要
地域連携の取り組み進める
問 本市のフレイル予防の取り組みを聞く。
答 フレイルとは、加齢に伴い、心身の機能が低下した虚弱な状態を指し、状態が進むと要介護状態につながるため、早期の気付きによる適切な対策が重要である。本市では、フレイルの概念や予防の柱である運動・栄養・社会参加について、広報紙等で周知するとともに、フレイル予防や介護予防に関する出前講座や体操を中心とした自主グループ活動の育成や運営費補助など、高齢者の主体的な活動を支援している。今年度からはフレイルチェック事業を開始し、フレイルサポーターの養成研修やふれあいの里でフレイルチェック会を順次開催する。今後、高齢者のさらなる増加が見込まれる中、健康寿命を延ばすフレイル対策の必要性は高まると認識しており、地域団体と連携した効果的な取り組みを進めていく。
学校体育館への
空調設備の設置
市の見解は
問 温暖化により熱中症のリスクが高まっている。学校の空調設備の設置状況および体育館の活用状況を聞く。
答 本市の市内全小・中・養護学校の普通教室と特別教室への空調整備は、令和2年度までに完了している。熱中症対策として夏場の体育館での授業は、窓を全開にしてスポットクーラーや大型扇風機を使用するなど、暑さの緩和に努めている。また、教員は授業中も児童生徒に水分補給を促し、早い段階で異変に気付くよう見守りを行い、暑さ指数が基準を超えた場合は、運動を中止している。なお、全国の小・中学校体育館への空調設備の導入率は令和4年9月時点で約12%、全館空調は限定的で部分空調が多く、本市も他市事例を参考に必要経費など総合的な検討が必要と考える。
誰もが楽しめる砂浜へ
大蔵海岸のユニバーサル化
体験イベントの実績重ね検討
問 大蔵海岸のビーチのユニバーサル化について、市の考えを聞く。
答 大蔵海岸は、車いすやベビーカーの利用者が公共交通機関を使用して行くことができるよう、JR朝霧駅から朝霧歩道橋とエレベーターを経て、砂浜までのスロープを整備している。また、砂浜用車いすの貸し出しなども行っている。昨年8月に障害のある人も海水浴が楽しめる水陸両用の車いす体験会、9月に砂浜にビーチマットを敷き、誰もが不自由なく移動できるユニバーサルビーチ体験会を実施した。協力いただいた団体からは、大蔵海岸におけるビーチのユニバーサル化の可能性を感じたとの意見を聞いている。今後は、持続可能な運用方法を模索する必要があると考えており、体験イベントをモデル的に実施し、実績を重ねながら検討を進めていきたい。
多発する特殊詐欺被害
犯罪を未然に防ぐ取り組み
県は録音機能付き電話機の購入を補助
問 安全・安心なまちづくりを目指す本市として、犯罪をできる限り未然に防ぐ取り組みが必要である。特殊詐欺被害が過去最悪のペースで増えていることを受け、県は65歳以上の県内在住者を対象に自動録音機能付き電話機の購入に最大1万円を補助すると発表した。市として、県の制度を利用できるようにするとともに市民への周知が必要ではないか。
答 本市の昨年11月末時点の特殊詐欺被害件数は63件、被害額は1億7千万円と過去最悪の状況である。犯罪抑止のためには、明石警察署や防犯協会、地域との連携が重要であり、あらゆる機会や場所で防犯情報の発信など、啓発に取り組んでいる。なお、県の自動録音機能付き電話機の補助制度については、市としても利用できるよう制度設計に取り組むとともに市民に積極的に広報していきたい。
医療的ケア児の支援
専門職員を配置し
今秋に相談窓口設置へ
問 日常生活を営むために医療を要する医療的ケア児への支援体制の構築に向けたワンストップ窓口の取り組み状況を聞く。
答 現在、学識経験者や医療関係者等を交えて庁内外の連携・相談体制の構築などに向けた検討を進めている。まずは医療的ケア児やその家族からの相談に対応できる窓口を今年の秋ごろをめどに障害福祉課内に開設する。窓口では、福祉や医療的相談に対応できる専門職員を配置し、医療的ケア児等コーディネーターが配置されている相談支援事業所と連携し、個々の家族と顔の見える関係づくりを進める。また、保育や教育、福祉サービス等の支援の確認が分かりやすいリーフレットを配布する。なお、相談窓口の開設までは既存の関係部署での対応となるが、横の連携を密にして個々の事情に寄り添う対応に努める。
高齢者等の投票機会の確保
投票所に行くことが
困難な人への支援は
問 投票所に行くことが困難な人への投票機会の確保について、市の見解は。
答 高齢や障害等で投票所への移動が困難な人には、病院等施設での不在者投票制度や自宅で投票する郵便投票制度がある。郵便投票制度は身体障害者手帳等が交付され、その障害が一定程度に該当する人や要介護5の人に限られている。現在、国は認定要件を要介護5から3以上に緩和することを検討しており、市は、その動向を注視している。投票所に行きたくても外出できない人や現行の郵便投票制度の対象外の人がいる中、市は障害者福祉施策として、買い物等に付き添い、介助する移動支援事業の対象を拡大し、投票所への移動支援を実施している。今後は、投票の公正確保に留意しつつ有権者が抱える投票の制約をできる限り解消し、さらなる投票機会の創出に努めたい。
国道28号に面する新中崎分署
渋滞時などの動線に不安
緊急車両の円滑な出動体制を
問 中崎遊園地に建設予定の消防署中崎分署は緊急車両の出入り口が国道28号に面し、渋滞時等の動線に不安があるが、市の考えは。
答 中崎分署は、明石駅周辺の中心市街地を管轄する分署であり、国道28号へのアクセスが容易なことなどから、現在の候補地が最適と判断した。円滑に出動するため、国道28号に駐停車禁止の路面表示を設けるための協議を予定している。また、市内の他の署所で渋滞等で出動できなかった事例はなく、県下には国道に接した消防庁舎も多い。出入り口が渋滞等でふさがっている場合は、車列に前後左右に詰めてもらうか、一般車両を敷地に誘導し隙間を空け、動線を確保する等、円滑な出動体制を確保していく。なお、救急車両の現場到着は、令和3年の全国平均9・4分に対し、本市はそれよりも早い8・5分である。
独り暮らし高齢者の安心へ
生活支える施策の現状は
問 独り暮らし高齢者の安全・安心な生活を支える施策の現状を聞く。
答 独り暮らし高齢者の多くは、体調の急変や転倒によるけがなどの緊急時に助けを呼べず孤独死につながるリスクや認知症の進行などの不安を感じている。その対策として市は、緊急通報装置を貸与している。これは自宅内での緊急時にボタン一つで24時間、相談センターにつながり、救急車の要請や近隣協力員などが高齢者宅へ駆け付けるものである。令和4年度の延べ利用者は670人、緊急通報は47件あった。また、火災予防を目的とした日常生活用具の給付、孤立防止を目的としたふれあい会食やみんなの給食、安否確認事業等を実施している。さらに、民生児童委員や地域総合支援センター等、高齢者と接する関係機関との連携を密にして支援を行っている。
高齢者福祉施設の整備に課題
資材高騰や福祉人材の不足
魚住清掃工場跡地の活用は
問 高齢者福祉施設の整備を促進するための取り組みについて聞く。
答 本市は、令和3年度から5年度の第8期介護保険事業計画において、団塊世代ならびに将来的な団塊ジュニア世代の高齢化等を見据え、介護保険施設の整備に努めてきた。特別養護老人ホーム(以下特養)については、計画に定める148床の整備を進めるため、建築費補助金の上乗せ交付や市有地である魚住清掃工場跡地の活用等に取り組んできた。しかし、建築資材の価格高騰や福祉人材の不足等の要因も重なり、新築による整備事業者の決定には至っていない。今後は、6年度から8年度の第9期介護保険事業計画における特養等の整備予定数に応じて、魚住清掃工場跡地を活用した整備ができるよう、第9期の計画期間内の早い段階で再公募を検討していきたい。
市政課題への取り組み
財政白書を作成し施策を検討
優先順位を見極め着実に進める
問 本市の財政見通しを踏まえ、山積した課題を今後どう進めていくのか。
答 本市の財政状況は継続的な人口増加に伴い、市税収入など歳入は継続的に増加している。また、市債残高は減少し、基金残高は増加しており、財政指標も健全な水準を維持しているため、今後も直ちに持続可能性が問題になることはないと認識している。しかし、こどもを核としたまちづくりなど積極的な施策展開により、扶助費等が増加し、今年度は電力高騰等の影響から約21億円の基金を取り崩す予定だ。今後も財政運営を楽観することなく、慎重に臨む必要があるため財政を見える化し、市民や議会と共有できる財政白書を作成したい。各施策の検討・実施は、優先順位を見極め、市の財源だけでなく、産官学民と連携しながら必要な施策を着実に進めていきたい。
インクルーシブなまちへ
産官学民の共創で
新たな取り組みを
問 インクルーシブなまちづくりの現状と課題、今後の方向性について市の考えを聞く。
答 本市は、令和4年4月に、すべての人が自分らしく生きられるあかしインクルーシブ条例を施行し、市民にインクルーシブの理念を広く理解してもらうためのパンフレット等を作成し、啓発活動を実施している。また、多様な人々がお互いを知り、対話をし、理解し合い、楽しみながら交流することが大変有意義であると考えており、障害の有無にかかわらず誰もが参加し交流できるイベントを実施してきた。しかし、講演型のイベント等は市民の方が気軽に参加するまでには至らず、実施内容や周知方法に改善の余地があると考えている。今後は、産官学民と共創し、若い人の力も借り、より自由な発想で新しい形の取り組みを検討していく。
インターネットで消防に通報できる
NET119緊急通報システム
今後も市民への周知を図る
問 本市が導入しているNET119の周知啓発について、市の考えを聞く。
答 NET119緊急通報システムは、聴覚や言語機能などに障害があり、音声による緊急通報が困難な人に携帯電話のインターネット機能を通した簡単な画面操作で消防局に通報できるサービスで、本市は平成29年2月より運用している。利用対象者は、市内在住、在勤、在学の聴覚や言語機能等に障害がある人で、消防局への事前登録が必要となる。運用開始時に説明会を開催し、昨年11月にも明石難聴者の会への説明会を開催したほか、消防局のホームページや障害福祉のしおりに掲載するなど普及啓発を行っている。今後も広く周知するため、広報あかし等への掲載や障害者手帳の交付時には説明を行い、誰もが安全・安心に暮らせるよう取り組んでいく。
新たな財源確保へ
地域産業の活性化
市の取り組みは
問 新たな財源の確保として地域産業の活性化が必要ではないか。
答 本市は、あかしSDGs前期戦略計画において地域産業振興を掲げ、産官学等の連携により、本市の産業を支える中小企業の基盤強化と事業継承を支援し、技術革新による産業構造の転換に対応した起業・創業しやすい環境整備等の支援に取り組むとしている。また、若い世代に対し、経済的な自立・安定につながる就労支援を行い、働きやすい雇用環境づくりを推進し、地域産業の活力につなげることにも取り組む。将来的な人口減少を見据えると既存の地域産業を守るだけでなく、起業や新規事業など、新たな挑戦を後押しする取り組みの必要性も認識している。今後は、経済・社会・環境の3側面のバランスを重視しながら関係団体等の意見も踏まえ効果的な施策を検討していく。
大久保北部の市有地
利活用に向けて調査を実施
課題を整理しどう進めるのか
問 大久保北部市有地の利活用について、市の考えを聞く。
答 約19ヘクタールある大久保北部市有地について、長年、有効な方策を模索してきたが、市街化調整区域内にある、民有地が混在している、道路との接続が悪いことに加え、自然環境との調和や生態系への配慮が必要であるなど課題が多く、土地活用が進んでいない。市は、令和3年度から、自然環境調査や大久保北部遊休地利活用可能性調査、スマートインターチェンジ設置基礎調査を実施し、市有地の利活用に向けて課題を整理している。今後は、本市のまちづくりの理念であるSDGsの考えを基本に、ネイチャーポジティブ(自然再興)などの考え方も取り入れた生態系の保全を前提に、市内唯一の里山を生かした将来にわたる利活用に向けて検討を進めていきたい。
災害被害の軽減へ
気象防災アドバイザー
職員を4月に採用
問 気象防災アドバイザーの委嘱について、市の考えを聞く。
答 気象防災アドバイザーは、気象庁が平成29年度に創設した比較的新しい制度で、気象、災害に詳しい気象予報士が自治体などに在籍し、気象分析やアドバイスを行い、風水害等による災害被害の軽減に努めるものである。県内では近隣複数市が気象庁OBの気象予報士を会計年度任用職員として採用している。本市においては、各自治体での活用形態や本市における役割等を調査・検討した結果、災害時の気象分析、防災に係るアドバイス、気象台との連絡調整など多岐にわたって業務に携わってもらうため、今年4月1日付で任期付職員として採用する予定である。今後は、専門性を活用し、市民の安全と健康、財産を守る取り組みを進めたい。
採択された請願
打ち上げ花火の安全な実施のために、市と市民が協力して取り組む安全に関する請願
謹んで新春のご祝詞を申し上げます。2024年は皆さまにとって飛躍の年になりますように祈念いたします。昨年は、阪神タイガースが日本一、オリックス・バファローズがパ・リーグ優勝、ヴィッセル神戸がJ1リーグ優勝と、関西を盛り上げ、熱気に包まれた年でした。わが家では、子どもが小さなときは、大みそかには年越しそばを食べ初詣に出かけたものです。子どもたちが独立して自分の時間が持てるようになり、美しい景色を見て感銘を受けたり、心を揺さぶる書籍、映画に出会うことを楽しみにしながら、年は1つ取りますが、気持ちだけは明るく若くいきたいものです。少しドキドキすることにもワクワクし、失敗を恐れず挑戦もし、後の人生納得しながら、健康にも配慮して過ごせたらと感じる今日この頃です。一日一日、皆さまにとっても自分を褒められる何かがあればいいですね。「人にもモノにも優しい市になれますように。」
市議会議員は公職選挙法で年賀状や寄付、祝いなどは禁止されています。皆様のご理解をお願い申し上げます。
明石川の水質問題
飲み水は問題なく安全
国へ早期対応を要望
問 明石川流域の住民の血液から基準値を超える有機フッ素化合物(以下PFAS)が検出された。今後の市の対応は。
答 PFASの健康への影響は科学的知見がなく、現在も国際的にさまざまな知見に基づく検討が進められている。昨年、国が設置した専門家会議で今後の情報収集と研究の推進が方向性として示され、本市としてもその動向を注視していく。なお、明石川浄水場では、活性炭を用いて浄水処理をしており、飲み水としての問題はなく、安全である。明石川は神戸市と本市にまたがる河川である。現在、神戸市は国に対して全国一律の水質等の基準値の設定やPFASの人に対する毒性評価などを要望している。本市も市民の健康を守るため、これらの事項について国に早期の対応を要望していく。今後も神戸市とは水質監視や発生源の特定などについて、連携強化を図っていく。
新ごみ処理施設の建設費抑制へ
ゼロ・ウェイストの考え方を導入し
再資源化を推進
問 ごみの減量に向けた施策の取り組み状況は。
答 本市では、一般廃棄物処理基本計画に基づき、ごみの減量を計画的に進めているが、新ごみ処理施設の建設費抑制のため、さらなる取り組みが必要である。ごみ減量は、生ごみの減量と紙類のリサイクルが有効な手段であるため、市の取り組みとして、生ごみを堆肥化する段ボールコンポスト基材の無料配布や、今年度からは紙の再資源化の新たな施策を実施する。さらに市ホームページや広報あかし等の情報発信に加え、ごみ減量をテーマとするタウンミーティングも開催し、昨年11月には市内で工場を構える企業2社とペットボトル水平リサイクル協定を締結した。今後、より一層のごみの減量に向け、ごみを生み出さないようにしようというゼロ・ウェイストの考え方も取り入れ、再資源化の取り組みを推進したい。
脱炭素の取り組み
電気自動車普及へ
充電設備の整備を
問 本市は2020年3月、気候非常事態宣言の中で、2050年までにCO2排出実質ゼロを目指すと表明している。脱炭素に向けては、再生可能エネルギーの導入促進とともに電気自動車の普及が重要であり、国も2035年までに全ての乗用車の新車販売を電気自動車等の電動車とする目標を掲げている。市内には電気自動車の充電設備が少ないと聞くが、今後の取り組みについて聞く。
答 電気自動車は、走行時にCO2を排出しないため、CO2排出量の削減に非常に有効である。充電設備の整備は、国や県、充電設備の事業者等の動向を注視するとともに、他市の先進事例等を参考に、国が昨年10月に策定した充電インフラ整備促進に向けた指針に基づき、本市の地域特性に即した有効な方策について調査研究していく。
工場緑地面積率の緩和
県条例対象工場も引き下げ
二見人工島は1%に
問 令和4年に明石市工場立地法地域準則条例が施行され、特定工場の緑地面積率等は緩和されたが、依然として、県の環境の保全と創造に関する条例対象工場は、20%以上の緑地面積確保が必要である。また、二見人工島は、隣接する播磨町と同様に緑地面積率等をさらに緩和するべきと考えるが、今後の方針は。
答 市内全域の県条例対象工場については、今年4月から工場立地法に基づき、市が定めている基準と同水準まで緩和する。二見人工島は、地域未来投資促進法に基づき、工場立地法と県条例の対象工場のいずれも隣接する播磨町側と同じ1%まで緩和する。さらに事業者に良質な緑地の形成や地域貢献活動、CO2排出量の削減を促すため、取り組み方針や優良事例を示したガイドラインを策定するなど、SDGsの3側面(経済・社会・環境)に配慮した取り組みを推進する。
経営厳しい水道事業
安定した事業運営のため
料金見直しの検討が必要
問 経営が厳しい水道事業について市の考えは。
答 水道事業の令和5年度予算は、有収水量の減少による給水収益の減少と物価高騰による動力費等の増加を見込み、約5200万円の赤字となっている。給水収益の減少は、使用水量の減少によるもので人口減少に伴い、今後さらに収益は減少する。一方、水道事業費用の大部分は固定的経費のため、費用面の削減には限りがある。十分な収益が確保できず、内部留保資金を取り崩す現状で健全な経営状況ではない。そのため、水道料金を改定し、営業活動に必要な収益を確保するとともに、老朽施設の更新のため、料金原価に資産維持費を含めるなど、安定的な事業運営につなげる必要がある。料金改定は、市民生活に大きな影響を与えるため、情報発信や対話の場を設けるなど、丁寧に検討していく。
協働のまちづくりの推進
地域交付金制度の見直しや
新たな担い手の発掘に取り組む
問 協働のまちづくりを進める上での課題および市の役割を聞く。
答 本市では、小学校区単位で地域課題の解決に向けた市民主体のまちづくりを進めている。これら地域課題を柔軟に解決するための財政支援として、市は協働のまちづくり推進組織に地域交付金を交付しているが、交付額が一律で活動内容や住民数を考慮したものではないため、公平性の観点から十分とはいえず、制度の見直しの必要があると考える。また、まちづくりの担い手について、役員の固定化や高齢化、組織の硬直化等の課題があり、市民と行政が一緒になって多様な人が関われる機会を設けて連携を図り、新たな担い手の発掘にも取り組みたい。あわせて、地域で活躍する市民の不安等を解消し、まちづくりに参画することで得られる充実感や地域の取り組みを周知するとともに、地域支援に着実に取り組んでいく。
選任に同意
令和5年8月19日から空席となっていた固定資産評価員に佐野洋子氏を選任することに同意しました。
推薦に同意
令和6年3月31日をもって任期満了となる人権擁護委員の次期候補者として、再任4人を法務大臣に推薦することに同意しました。再任の4人は、増本賀英氏、安田政義氏、奥住貴美子氏、上田久代氏です。本市の人権擁護委員は13人で任期は3年です。
市議会では議員の見識を深め、市の施策や審議の参考とするため、先進自治体への視察を行っています。詳しくは、市議会ホームページをご覧ください。
総務常任委員会
防災まちづくりの取り組みについて
日程 8月1日 火曜日
視察先 東京都国分寺市
視察概要
国分寺市は市民が自分たちのまちのことは自分たちで決め、守る意識を醸成するため市民防災まちづくり学校を開催している。自治会等を単位に防災まちづくり推進地区を指定し防災計画を策定、各地区で自立した活動をしている。
スマートシティさいたまモデルの推進について
日程 8月2日 水曜日
視察先 埼玉県さいたま市
視察概要
本事業のエネルギー分野のプロジェクトとして、浦和美園地区において、民間企業との連携による再エネ100%の街区を整備するスマートホーム・コミュニティに取り組んでいる。地域コミュニティの育成を大事にしており、住民同士の顔が見える関係性の構築に努めている。
武蔵野プレイスについて
日程 8月3日 木曜日
視察先 東京都武蔵野市
視察概要
武蔵野プレイスは、図書館・市民活動支援・青少年活動支援・生涯学習支援の機能を有する複合施設である。来館者にゆったりとくつろいでもらえる空間をコンセプトに空間の配置を広く取っている。他の市立図書館と比較して雑誌が多く、インターネット検索用PCを数多く設置しており、蔵書数に対して貸し出し件数が多いことが特徴である。
文教厚生常任委員会
のびるんdeスクールについて
日程 7月31日 月曜日
視察先 愛知県豊橋市
視察概要
のびるんdeスクールは、授業にない体験活動や専門家による教室、企業などによる出前講座を行うものである。子どもたちの放課後の時間の過ごし方や体力づくりのための放課後の新たな学びの場として、市内全小学校52校で実施している。
ICT教育について
日程 8月1日 火曜日
視察先 愛知県小牧市
視察概要
小牧市は、GIGAスクール構想以前からタブレット端末の整備、ICT支援員の配置、指導者用デジタル教科書の利用などを進めてきた。コロナ禍を経て、児童生徒の個別最適な学びと協働的な学びを充実させていくため、情報モラルの育成、ICT環境の整備、学校休業非常時・緊急時におけるICTの活用を重要視している。
とよた多世代参加支援 プロジェクトについて
日程 8月2日 水曜日
視察先 愛知県豊田市
視察概要
とよた多世代参加支援プロジェクトは、公的サービスでは対応しきれないニーズに対応するサービスを創出・提供することで、高齢・障害・子ども・生活困窮などの課題を抱える人が安心して暮らせる地域共生社会の推進を目的としている。
生活文化常任委員会
リニモテラス公益施設の取り組みについて
日程 8月8日 火曜日
視察先 愛知県長久手市
視察概要
リニモテラス公益施設は、市民主体の考え方を基本に、大学連携・観光交流・多文化共生・子育て支援に関連する団体と市民で構成された運営協議会と指定管理者が連携して事業を行っている。市民のやりたいの実現のため、コーディネーターを活用し、人と人をつなぐ新たなつながりづくりを行っている。
ごみ減量化の取り組みについて
日程 8月9日 水曜日
視察先 静岡県静岡市
視察概要
静岡市では、静岡版もったいない運動や食品ロス削減のためのシズオカたべきり協力店、小・中・高等学校へのごみ減量出前授業などを行っている。出前授業では、企業にも参加を促し、減量化を考える機会を提供している。
デジタル地域通貨「富士山Gコイン」について
日程 8月10日 木曜日
視察先 静岡県御殿場市
視察概要
令和4年7月に運用開始した富士山Gコインは、利用者が約2万人、加盟店が300店舗と着実に利用が増加している。プレミアム付きデジタル商品券事業を実施したほか、市民活動にポイントを付与することで地域の課題解決や魅力向上につなげるなど、まちづくりの推進に活用している。
建設企業常任委員会
公共交通の整備について
日程 8月8日 火曜日
視察先 埼玉県川越市
視察概要
川越市では、高齢者、障害者等の交通手段の確保を目的に市内循環バスの川越シャトル、デマンド型交通のかわまるを導入している。どちらも運行経費から運賃収入を差し引いた金額を市が補助しているほか、交通系ICシステム改修経費も市が補助している。
イケバスの導入と公園施策について
日程 8月9日 水曜日
視察先 東京都豊島区
視察概要
豊島区では、小型の電気バスIKEBUS(イケバス)が走っている。10台の車両を持ち、定員22人、最高速度19キロのバスで、まちの活性化、回遊性を広げる事業のシンボルとなっている。また、地域の防災性向上とにぎわい創出のため、としまみどりの防災公園をオープンし、もしもといつもの両面に対応した設備を兼ね備え、区民がいつでも安心して暮らせるまちづくりを進めている。
デジタル技術を活用した渋滞対策について
日程 8月10日 木曜日
視察先 国土交通省
視察概要
国土交通省では、道路の舗装損傷をAIによる画像分析で自動検知、特殊車両通行確認システムのデジタル化の推進など、道路システムのDX化を進めており、渋滞緩和が期待されている。
会派の紹介
明石市議会には会派が8つあります。政策を中心とした共通の理念を持つ議員が集まり会派を結成し、議会活動をしています。
自由民主党明石(8人)
明石市の成長と発展
自由民主党明石が前へ進めます
現在、社会経済活動ができているのは先人たちの努力のおかげです。先人たちは「今より未来をもっと豊かに」「子供たちのために」「この国・わがまち明石を発展させたい」そんな思いで今を創っていただきました。そうであれば、我々も次代のために知恵を絞り、汗をかきながら努力を惜しまず、本市を成長させねばなりません。約106億円で取得した大久保北部の雑木林等の有効活用、地域経済の足かせとなる慢性化した交通渋滞、公設卸売市場・市民病院等の公共施設の老朽化、長年手つかずの明石港東外港地区・旧市立図書館等々、課題は山積です。この課題を本市の成長へと転換するべく我々自由民主党明石は、最大会派としての責任と覚悟を持って前へ進めてまいります。
公明党(6人)
一人一人に寄り添い
安全・安心で住み続けられる
持続可能なまちづくりを目指します!
明石市議会公明党は、男性2人女性4人の6人会派です。今年度は、市民の生活に直結する経済対策や帯状疱疹ワクチン接種の助成制度導入などについて市長に要望するなど、市民の皆さまから寄せられた小さな声を実現するため、本会議質問等を通し日々粘り強く取り組んでいます。これからも公明党が提案した「SDGs未来安心都市・明石」の実現に向け、力を合わせて尽力してまいります。
市民の会(5人)
市民のための政治を!
『市民目線』でやさしい明石を
これからも
私たちは、新人議員5人の会派です。誰一人取り残さない、市民に開かれた政治を実現するため、日々奔走しています。市民の声を届けるとともに、子ども、福祉、高齢者、環境、若者、財政、海、スポーツなど、それぞれの得意分野を生かし、市政の発展につなげます。また、政治をもっと身近に感じてもらうことも、『市民目線』を掲げる私たちなりのチャレンジ。SNSや市政報告会、広報紙などを通じて、分かりやすく情報発信していきます。
明石かがやきネット(4人)
誰もが安心して暮らすことができ
持続可能なまちづくりを目指します
明石かがやきネットは、同じ方向性を持った4人の仲間で活動している会派です。市民生活の支援やさらなる子育て支援の充実、次世代を担うこどもたちが安全・安心に学べる教育環境の整備、誰もが地域で暮らし続けられるように高齢者や障がい者支援、防災対策など、そんな皆さまの不安な声にできる限り寄り添い、お一人お一人に向き合い、課題解決に向けて一緒に考えさせていただきます。
明石維新の会(4人)
市民の皆さまと共に
明るい明石をリデザインする!!
昨年の統一地方選挙にて明石維新の会は4人体制でスタートしております。この4人がそれぞれの得意分野を生かしつつ、①さらなる行財政改革の断行②明石の経済成長戦略の推進③教育・子育て施策のさらなる充実④医療・福祉体制の充実⑤自然豊かな環境保全とごみ問題⑥道路・交通・公園等のインフラ再整備⑦防災・減災・危機管理体制の強化⑧近隣他都市との連携強化を目指し、日々、東奔西走しております。明石維新の会にご期待ください。
日本共産党(1人)
くらし・福祉・教育・子育て優先
みんなが安心して暮らせる明石を
これからも
皆さまの声をまっすぐ市政に届けることをモットーに、日々活動しています。各地域で市政報告会を開催し、市政の情報を発信するとともに、ご意見・ご要望もいただいています。また、封書やメール、SNSでもご意見・ご相談をいただいています。それぞれ、調査を行い、議会で取り上げ交渉を行い、要求実現を目指しています。市民と行政をつなぐパイプ役としてしっかり頑張ります。
対話の会あかし(1人)
市民と 議員と 行政と
対話を通じて明石をつくる
対話の会あかしは、話し合いを通じて政治を進めます。互いを尊重し、意見の異なる相手とも前向きに合意を目指すことが基本的なスタイルです。働く人も、子育てする人も、学ぶ人も、子供も、高齢者も、障害者も、どこにも属さない人もみんな、明石の将来について言いたいことや提案したいこと、ときには文句があると思います。多くの意見を受け止めて、政策に生かしてまいります。一人ですが存在感出します!
スマイル会(1人)
誰もが安心して暮らせる
やさしいまち明石へ
誰もが安全・安心に住み続けられる、ハード面とソフト面の両面のバリアフリーおよび居場所づくりの推進に取り組みます。地域ネットワークの強化・情報伝達の多様化を図り、誰一人取り残さない災害対策に取り組みます。海のまちをはじめとする明石の誇れる魅力のより一層の充実に取り組みます。市民の皆さまの心の声とともに、明石をスマイルあふれるまちに向け、力を注いでまいります。
第3回定例会 12月議会 議案の賛否一覧
※尾倉議員は議長のため、採決には加わりません。
議案第83号 副市長選任につき同意を求めること
議案第84号 固定資産評価員選任につき同意を求めること
議案第85号 明石市新ごみ処理施設整備・運営事業者選定委員会設置条例制定のこと
議案第86号 明石市職員の高齢者部分休業に関する条例制定のこと
議案第87号 明石市福祉まちづくり基金条例制定のこと
議案第88号 明石市職員定数条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第89号 明石市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定のこと
議案第90号 明石市特別職の職員の給与に関する条例及び明石市公営企業管理者の設置及び給与等に関する条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第91号 明石市立保育所条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第92号 明石市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第93号 明石市公衆浴場法施行条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第94号 明石市空家等の適正な管理に関する条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第95号 令和5年度明石市一般会計補正予算(第5号)
議案第96号 令和5年度明石市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第97号 令和5年度明石市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第98号 令和5年度明石市下水道事業会計補正予算(第2号)
議案第99号 あかし市民図書館及び明石市立西部図書館に係る指定管理者の指定のこと
議案第100号 阪神水道企業団への加入に関する協議のこと
議案第101号 令和5年度明石市一般会計補正予算(第6号)
諮問第10号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること
諮問第11号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること
諮問第12号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること
諮問第13号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること
請願受理第11号 打ち上げ花火の安全な実施のために、市と市民が協力して取り組む安全に関する請願
議案の概要については、市議会のホームページもしくは市役所1階の行政情報センターで閲覧できます。
◎物価高騰対応支援給付金の支給を行います
(議案第101号 令和5年度明石市一般会計補正予算(第6号))
物価高騰の負担感が大きい低所得世帯への負担軽減を図るため、住民税非課税世帯に7万円の給付金を支給します。
内容
対象世帯
令和5年12月1日時点で本市に住民登録があり、世帯全員の令和5年度分の住民税均等割が非課税である世帯
給付額
1世帯あたり7万円
対象世帯数
約36,000世帯
スケジュール
対象世帯
価格高騰緊急支援給付金(3万円)を支給した世帯(令和5年7月~支給)
申請
不要
支給時期
1月中旬に支給のお知らせを送付します。振込口座の確認等を行った後、1月下旬から支給する予定です。
対象世帯
上記以外の世帯(転入等により新たに対象となる世帯等)
申請
必要
1月中旬から下旬に申請書を送付します。申請内容を審査した後、順次支給する予定です。
周知方法
市ホームページや広報あかし、関係団体を通じて案内します。
※日程は変更する場合があります
2月
20日火曜日10時 本会議(議案上程・提案説明)
29日木曜日10時 本会議(質疑・一般質問)
3月
1日金曜日10時 本会議(質疑・一般質問)
4日月曜日10時 本会議(質疑・一般質問)
5日火曜日10時 総務常任委員会
6日水曜日10時 文教厚生常任委員会
7日木曜日10時 生活文化常任委員会
8日金曜日10時 建設企業常任委員会
11日月曜日15時 本会議(委員会審査報告・議案採決)
12日火曜日10時 総務常任委員会
13日水曜日10時 生活文化常任委員会
14日木曜日10時 文教厚生常任委員会
15日金曜日10時 建設企業常任委員会
22日金曜日 15時 本会議(委員会審査報告・議案採決)
会議は傍聴していただけます
本会議は明石ケーブルテレビ717chで生中継されます
コロナ禍で中止になっていた行事も再開され、他市からの行政視察も増えてきました。市議会では市民生活がより充実したものになるよう、議論が行われています。その内容が伝わる記事を心掛けたいと思います。(い)