ホーム > 市政情報 > 広報 > 撮れたて情報 > 2021年度バックナンバー > 撮れたて情報 2021年11月4日 海にノリ網を張って芽を育てます 明石ノリ「育苗」
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更新日:2021年11月4日
(写真)秋から春にかけて、明石海峡、播磨灘に広がる四角いノリ網
明石ノリは網を海に張り込む「浮き流し式」という方法で養殖されています。
この時期、明石の沖合では、等間隔でずらりと並ぶノリ網を見ることができます。
海水温が23度まで下がる10月下旬ごろから海面にノリ網を張り、ノリの芽が1~3センチになるまで「育苗」します。
育苗の間は、網を海上に浮かせて乾燥させる「干出」や、ポンプによる水洗いなど、網についた汚れを落とすことが良いノリをつくるポイント。
明石ノリ一枚ごとに、漁師の熱い思いが込められています。
今回、育苗したノリ網は、一度引きあげ脱水・乾燥させて、冷凍保存します。
海水温が18度になる11月下旬から、網を海に戻して「本張り」し、12月下旬~4月の間にノリを収穫します。
小さな箱舟に乗った漁師が手作業でノリ網を海面に広げます
明石の海は潮の干満差が低いため、ノリ網を海上に上げて乾燥させる人工的な「干出」を行います
ノリの芽が伸びて網が少しずつ黒くなっていきます
動画で紹介 明石ノリ「育苗」
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