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更新日:2021年12月10日

撮れたて情報 2021年12月10日 ノリ網の「本張り」作業が明石の沖合で本格化

20211210本張りメイン

(写真)明石沖の決められた範囲に、ノリ網を張りつける漁師たち

海水温が18度前後まで下がるこの時期、沖に出た漁師たちが、箱舟から手作業でノリ網を張る「本張り」作業に取りかかっています。

明石では、例年11月下旬から「本張り」作業が行われますが、今年は海の栄養塩が不足していることが原因で、「本張り」を遅らせていました。
ようやく今月5日から、明石の沿岸域でノリ網の張り込み作業が始まり、明石海峡西側沖合の“鹿ノ瀬”と呼ばれる漁場でも、順次、張り込みが進んでいます。
網を張っておよそ2週間でノリ芽は20センチに成長し、ノリの刈り取りがいよいよ始まります。

気温や天候、湿度などを肌で感じとり、知識や経験を生かしながら、手塩にかけて養殖ノリを育む明石の漁師たち。
新芽を摘んだ明石の「一番ノリ」が味わえるまでもう少しです。

20211210本張り1人

小さな箱舟に乗り、1人40~50枚のノリ網を手作業で本張りします

20211210本張りひきアングル

早朝の海では作業を進める多くの船や漁師を見ることができます

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