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更新日:2024年5月17日
加入についてのQ&A
A1.
わたしたちの生活は一見、自治会など地域の関わりがなくても成り立っていると感じる人もいるかもしれません。しかし、生活は自宅だけで完結するわけではありません。みなさんが利用する道路や公園、側溝、ゴミステーションなどの管理や清掃が行われていなければ生活環境は悪化しますし、近所のお祭り等の賑わいがなければ味気ない地域になるでしょう。それらの多くは、自治会をはじめとする地域住民の力で実施されているのです。
また災害時には、住民同士による自主的な救助等活動が不可欠と言われますが、そのためには、普段から顔を合わせ、つながりを深めておくことが非常に重要です。
このように、地域に必要な自治会が活動を継続していくためには、みなさん一人ひとりの加入と協力・参加が何よりも大切なことだと言えます。
A2.
若い世代は、比較的地域活動への関心が低い傾向にあると言われることもあります。しかし、実は自治会の日々の活動内容を「知らないだけ」ということも少なくありません。まずは、自治会の役割や必要性を知ってもらえるよう丁寧に伝えていきましょう。
また、世代の違い等から、若い人にとって自治会活動への参加は敷居が高く、会議でも萎縮して発言しづらいということもありますので、ワークショップを取り入れるなど、会議の手法を工夫することも大切です。あわせて、子育てや仕事をもつ世代が参加できるように曜日や時間帯等を見直す必要があるかもしれません。
例えば、若い世代に関心を持ってもらうために、PTAや子ども会等を中心に若い世代だけの意見交換の場を設けるなど、気楽に意見を出してもらう場づくりも工夫の一つです。
A3.
現在は、高齢化や核家族化、共働きが増えており、家庭や仕事の忙しさから、日々の地域活動への参加についても、負担に感じられることもあります。活動への参加自体が大きな負担とならないよう、例えば、「できる範囲でいいのでお手伝いしてもらえませんか」という呼びかけによって、無理なく前向きに参加してもらえることもあるのではないでしょうか。
また、どうしても活動参加メンバーを増やすのが難しく、活動の継続が苦しいという場合には、現在のマンパワーで「できる範囲」の活動を再検討し、思い切って活動内容を見直してみることも考えてみてください。
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