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更新日:2024年10月10日

自治会・町内会に関するQ&A

会の運営/あり方についてのQ&A

 Q12.「自治会を退会したいと言われたのですが、どうすればよいでしょうか?」

A12.

特に高齢などを理由に会への協力が難しくなり、退会を考えられる方もいます。地域のために継続していただきたいところですが、自治会役員としてこのような相談を受けた際には、なぜ退会しなければならなくなってしまったのかについて、まずはきちんと理由を聞くことを心がけましょう。

例えば、その人が身体的・家庭的な問題から、会への出席や役員への着任、清掃等の活動への参加がどうしても困難といった理由で退会を考えているのであれば、その負担の原因について少し考慮してあげることで、継続的な自治会活動への参加意欲につながることもあります。

もし、地域全体の高齢化等により、多くの方からそのような声が聞かれる場合には、会全体の負担を減らせるよう、取り組み内容や役員等のあり方を見直すことも大切なことです。

 

 Q13.「地域の会議を、もっと有意義に協議ができる場にしたいのですが?」

A13.

 しばしば、議題に対してほとんど出席者から意見が出ず、「これまでどおり」の原案のまま了承するだけの会議がみられます。しかし、これでは議論のない形式的な会議となってしまい、意見を交換してよいものをつくりあげていく、本来の会議のメリットが失われてしまいます。

このような会議にならないためには、老若男女が自由に意見を交換できる雰囲気づくりが大切です。例えば、席のレイアウトですが、講義型や大きなロの字型では互いの距離が遠くなり、気軽に意見が出しづらくなることもあります。配付資料についても、第三者でもわかるように工夫して作成することによって、初めて出席する人でも内容が理解でき、意見を出しやすくなるでしょう。

より詳しく知りたい方は、「自治会・町内会運営ガイドブック」の第2.章の2.運営に掲載している会議【大事なことを決める】(PDF:593KB)をご覧ください。

会議の進め方やコミュニケーション等、自治会活動に取り組む上で役立つ情報がありますので、是非参考にしてください。

 

 Q14.「自治会の運営や方針について、提案をしたい場合はどうすればよいですか?」

A14.

同じ自治会に所属していても、個々人の考え方や置かれている状況の違いによって、意見の相違が生じたり疑問を持つこともあるかもしれません。当たり前のことですが、自治会は個人の意思のみで動かされるものではなく、定例会や総会等の場において、みなさんの承認を経て決定し運営されていくものです。

したがって、会の運営や方針に何か提案や意見を出したい場合には、積極的にそのような会議に出席するようにしましょう。一人では少し発言しにくいという場合には、まずは自治会の役員・会員の人たちに相談するなどして、ある程度の賛同者を得た上で議題にあげてみるのも良いかもしれません。

 

 Q15.「連合自治会とはどのような組織ですか?自治会とはどのような関係にありますか?」

A15.

連合自治会とは、一定の区域ごとに組織されている自治会(単位自治会と呼ばれています。)が、おおむね小学校区単位で連合を組み、連携・協力して、住民交流イベントの実施や情報の共有、地域課題の解決に向けた活動を行っている組織です。

また、単位自治会のみならず、高年クラブ、スポーツクラブ21、PTA、等の各種団体から構成される校区まちづくり組織がすべての校区で設立されています。

 

 Q16.「総会等を書面の決議で行うことができますか?書面の決議をする場合はどのようにすればよいですか?」

 A16.

 総会の開催方法については一堂に会する形が基本ですが、状況によりどのように開催するのかは、役員のみなさんで相談した上で決定しましょう。

 その結果として、自治会の判断により、やむを得ず総会等を書面で決議する場合は、下記を参考にしてください。

 

 【書面決議の進め方】

 1 会員へ総会議案書とともに、「総会の開催案内(書面決議のお知らせ)/書面表決書」を配付し、書面決議に代えての開催をお知らせする。(【別紙1】をご活用ください)

 2 会員から「書面表決書」の提出を受ける。

 3 提出を受けた「書面表決書」を役員等で集計する。

 4 議事録を作成する。(【別紙2】をご活用ください)

 5 会員に集計結果を回覧等でお知らせする。(【別紙3】をご活用ください)

 

 【書面決議に関する書類のサンプル】

 自治会・町内会等の各団体の実情に合わせ、加工してお使いください。

  【別紙1】開催案内(書面決議用)(ワード:26KB)

  【別紙2】議事録(書面決議用)(ワード:20KB)

  【別紙3】開催結果のお知らせ(ワード:24KB)

 

 Q17.自治会費から募金や寄付をしても問題ないですか?

 A17.

 募金や寄付は、個人の自由意志に基づいて、任意で行われるものです。会員の意思や会の決定を踏まえず、自治会費に上乗せして徴収した場合は、強制的な徴収となりかねず、募金や寄付本来の趣旨にも反します。

 自治会による募金や寄付への協力方法については、自治会の総意で決め、会員へ募金や寄付が任意の協力であることを周知し、理解いただくことが大切です。強制とならないよう注意しましょう。

 

 

 

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