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更新日:2024年2月2日
たばこを吸い続けることにより、咳やたん、動悸や息切れなどの症状が現れることがあります。
症状がなくても、たばこの煙は身体に悪影響を与えています。
自分や周りの人の健康のため、禁煙にチャレンジしてみましょう。
禁煙にはどんな効果があるのでしょうか。実は、禁煙をスタートすると最後の喫煙から1時間たたないうちから、体は良い方向に変化しています。
喫煙からの時間 | 体の変化 |
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20分後 | 血圧や脈拍、体温が正常値に近づきます。 |
8時間後 |
上昇していた血液中の一酸化炭素濃度レベルが正常に戻ります。 |
24時間後 | 心臓発作を起こす確率が減ります。 |
3ヵ月以内 | 肺の機能が改善されます。 |
1~9ヵ月以内 | 咳や息切れが減少します。 |
禁煙によって浮いたお金で何ができるでしょうか。※1日1箱(約500円~600円)たばこを吸っている場合
浮いたお金でできること | |
---|---|
1日 500円~600円 | ランチに1品おかずを増やせる |
1週間 3,500円~4,200円 | 趣味の本も買えるかな |
1ヵ月 15,000円~18,000円 | 月に2回家族で外食♪ |
1年間 18,0000円~216,000円 |
新しい家電製品も購入できる! |
5年間 900,000円~1,080,000円 | 家族も喜ぶ海外旅行 |
10年間 1,800,000円~2,160,000 | 新車の購入も夢じゃない!? |
まずは行動に移しましょう!
禁煙を行い、体内のニコチン濃度が低下すると「落ち着かない」「イライラする」などのニコチンの離脱症状が現れます。72時間(3日間)は離脱症状のピークで最もつらい時間になります。しかし、この72時間がたつとニコチンが完全に体から抜けるため、つらい離脱症状も徐々に消えていきます。ですので、禁煙をはじめて72時間を乗り越えることがポイントです。喫煙前後での身体の変化について実感できることでしょう。
★吸いたい気持ちをコントロールするために以下のことを実践してみましょう。
・冷たい水や熱いお茶を少しずつ飲む
・深呼吸をする
・吸わない環境へ身を置くため、カフェに行く
・歯を磨く
・糖分の少ないガムや飴、するめなどを噛む
・散歩や体操などの軽い運動を行う
・音楽を聴く
・アロマオイルで気分転換を図る
禁煙していたのについ吸ってしまい、がっかりしてもとの喫煙習慣に戻っていませんか?
喫煙に至った理由を考え直し、再チャレンジすることが大切です。
1人で悩まずに禁煙外来、禁煙相談の利用も検討してみませんか。
ニコチン依存症に関する要件を満たす場合、禁煙治療に健康保険が適用されます。専門家のサポートを受けながら、貼り薬や飲み薬を使用しながらより確実な禁煙を目指します。まずは禁煙治療をしている医療機関(禁煙外来)を探しましょう。
あかし保健所健康推進課では、明石市内の禁煙外来を紹介するチラシを作成しておりますので、ご活用ください。
★「自分と周りの人の健康のために 卒煙しませんか?」チラシ(PDF:658KB)
★禁煙外来がある兵庫県内の医療機関について(外部サイトへリンク)
★e-ヘルスネット/禁煙治療について/(外部サイトへリンク)
★「病院に行くのは抵抗があるな…」という人は禁煙相談の利用もおすすめです。
以下の要件をすべて満たす方は、12週間に5回の禁煙治療に健康保険が適用されます。
➡ニコチン依存度テスト(厚生労働省 e-ヘルスネットより抜粋) (PDF:68KB)
あかし保健所健康推進課では保健師による禁煙相談を行っています。
禁煙したい方や、たばこの健康への影響が気になる等、お気軽にご相談ください。
相談の際には予約が必要となります。(1人30分)
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