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明石のまちのあけぼのを知るには、遠く100万年近い大昔にさかのぼります。明石海岸の地層や海底からは、洪積世の前期頃まで生きていたとされる「明石象」や、旧石器時代の人類とみられる「明石原人」など、ほ乳類や豊富な植物の化石が発見されています。
原始から、古代・中世を経て近世へと明石のまちは発展を遂げていきます。江戸時代には小笠原家10万石(後に松平家8万石)の城下町として栄えました。阪神と播磨との接点に位置する、という恵まれた地理的条件を生かし、交通のかなめとしての役割も果たしてきました。
大正8年(1919年)11月1日。全国で第81番目、兵庫県下で4番目の市として市制が施行されました。
当時の人口は約3万2千人、面積は7.7平方キロメートルでした。その後、昭和17年に1村(林崎村)を、26年には3町村(大久保町、魚住村、二見町)をそれぞれに合併して、今日では人口約30万人、面積49.41㎢を擁する中堅都市に発展。特に、昭和35年以降は、企業進出、住宅開発に伴う阪神都市圏からの人口流入などを受け、住宅都市・産業都市としての著しい成長を遂げています。
大正8年 |
11月、明石町が市制を施行し明石市が誕生。 |
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大正9年 |
第1回市議会開催。市の人口は3万3,107人(第1回国勢調査) |
大正10年 |
市立高等女学校(現明石南高校)開校。明石川が氾濫。 |
大正11年 |
市立播陽幼稚園開園。市立明石病院(伝染病院)開設。 |
大正12年 |
市立明石中学校(現明石高校)開校。明石~姫路間に神戸姫路電鉄(現山陽電鉄)が開通。 |
大正13年 |
市庁舎が竣工。 |
大正14年 |
市立第2および第4尋常小学校を、人丸、大観尋常高等小学校に改称。 |
大正15年 |
明石商業会議所(現商工会議所)設立。明石公園で全国菊花展開催。 |
昭和2年 |
五分一町に市営市場開設。上ノ丸、太寺土地区画整理事業着手(市内で初)。 |
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昭和3年 |
市水道事業開始。大明石町に明石警察署庁舎新築。 |
昭和4年 |
市制10周年。市歌を制定。 |
昭和5年 |
天体測量に基づく新子午線標識を人丸山に建設。常備消防隊を設置。 |
昭和6年 |
上下水道施設が完成し給水開始。直良信夫が八木海岸で古代人の左腰骨を発見。 |
昭和7年 |
豪雨により明石川決壊、明治橋流失。 |
昭和8年 |
神明国道(現国道2号)が開通。夏の甲子園で明石中学校が中京商業と延長25回の末、惜敗。 |
昭和9年 |
室戸台風による風水害発生。 |
昭和10年 |
省線電車(現JR)が明石まで延長開通。 |
昭和11年 |
藤江に明石保養院開設。県立自動車検査試験場開設。 |
昭和12年 |
市立塵芥焼却場を茶園場町に建設。 |
昭和13年 |
神戸の水害で神明間の陸上交通途絶。 |
昭和14年 |
警防団令に基づき明石市警防団設置。 |
昭和15年 |
明石郡林崎村に川崎航空機明石工場開設。 |
昭和16年 |
市内に67町内会を設置。米の配給制実施。 |
昭和17年 |
明石郡林崎村を合併。 |
昭和18年 |
明石郡玉津村との合併を県に申請(不成立)。 |
昭和19年 |
統制令により明石市農業会、明石浦漁業会、林崎漁業会、東明石浦漁業会設立。 |
昭和20年 |
6回にわたる空襲で市街地の約6割が焼失。豪雨により全市で浸水被害発生。 |
昭和21年 |
省線電車西明石駅開設。市復興局を設置。 |
昭和22年 |
復興明石まつり開催。菊花展復活。 |
昭和23年 |
明石市警察署、明石市消防本部、消防署発足。県市共催水産博覧会開催。 |
昭和24年 |
明石駅前大火で426戸全焼。 |
昭和25年 |
ジェーン台風が明石付近に上陸。市民病院業務開始。 |
昭和26年 |
明石郡大久保町、魚住村、加古郡二見町を合併、人口は約11万2,000人に。市営バスが営業開始。 明石商工会館竣工し明石デパート(現らぽす)開業。 |
昭和27年 |
明石市教育委員会発足。 |
昭和28年 |
第1回明石まつり開催。 |
昭和29年 |
明石~岩屋間のフェリーボート運航開始。 |
昭和30年 |
神戸市との合併に関する住民投票。反対多数で合併は不成立。 |
昭和31年 |
第11回国民体育大会。軟式野球、軟式テニス、バレーボール、自転車競技を明石会場で開催。 |
昭和32年 |
市立水族館が中崎海岸に開館。明石城隅櫓が国の重要文化財に指定。 |
昭和33年 |
西明石~姫路間(山陽本線)の電化完成。林下溝海岸の学術発掘調査でアカシゾウ化石発掘。 |
昭和34年 |
市制40周年を記念して「市民の歌」を制定。 |
昭和35年 |
市立天文科学館開館。市立酪農センター設立。核非武装都市を宣言。 |
昭和36年 |
国鉄魚住駅完成。 |
昭和37年 |
林崎で県中央児童相談所が開設。 |
昭和38年 |
西明石駅前地区土地区画整理事業着手。公明選挙都市、世界連邦平和都市を宣言。 |
昭和39年 |
初の住居表示を実施。明石ステーションデパート開館。 |
昭和40年 |
大久保町にゴミ処理場完成。明舞団地工事着手。 |
昭和41年 |
マリンセンター営業開始。 |
昭和42年 |
全国初の野つぼ等危険防止条例を制定。 |
昭和43年 |
明石川浄水場開設。国鉄朝霧駅完成。バレホ市と姉妹都市提携。 |
昭和44年 |
市制50周年を記念して、市花を菊、市木をキンモクセイに制定。 |
昭和45年 |
第2神明道路開通。新市庁舎が中崎1丁目(現在地)に竣工し、市役所を移転。 |
昭和46年 |
市民会館開館。 |
昭和47年 |
新幹線西明石駅開業。市消防庁舎が現在地に完成。コミセン第1号を大蔵中学校内に開設。 |
昭和48年 |
環境保全条例を制定。 |
昭和49年 |
野々池貯水池完成。市立及び県立図書館、中央公民館開館。 |
昭和50年 |
コミュニティ元年を宣言。高校入試に総合選抜制度。 |
昭和51年 |
明姫幹線部分開通。国道2号拡幅工事完了(銀座~明石川)。 |
昭和52年 |
新大久保清掃工場運転開始。公設地方卸売市場開場。大久保駅前土地区画整理事業着手。 |
昭和53年 |
中部配水場開設。山陽電鉄高架化事業(第1期)に着手。 |
昭和54年 |
石ヶ谷公園の整備着手。明石南高校が夏の甲子園に初出場。 |
昭和55年 |
明姫幹線全線開通。 |
昭和56年 |
二見下水処理場運転開始。明石海浜公園開設。無錫市と友好都市提携。明石市シルバー人材 センター発足。明石中央体育会館開館。 |
昭和57年 |
少年自然の家、勤労福祉会館開設。明石公園開園100年祭。 |
昭和58年 |
障害者福祉都市に指定。あかねが丘学園を旧明商校舎(大久保町西島)に移転。 |
昭和59年 |
県立成人病センター開設。保健センター開設。 |
昭和60年 |
明石原人の再発掘調査開始。 |
昭和61年 |
日本標準時制定100周年を記念し「あかし子午線まつり」を開催。中高年齢労働者福祉センター (サンライフ明石)開館。 |
昭和62年 |
明石高校が甲子園に春・夏連続出場。二見人工島に南二見会館開館。 |
昭和63年 |
魚住センターロード開通。公文書公開制度スタート。国民文化祭開かれる。 |
平成元年 |
市制70周年を記念して明石公園にとき打ち太鼓設置。 |
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平成2年 |
花と緑の学習園オープン。明石駅前に立体駐車場と自転車駐車場がオープン。 |
平成3年 |
山陽電鉄の高架工事完了。総合福祉センター、市立文化博物館開館。 |
平成4年 |
西明石緑道完成。アニメ市史「明石と時のこどもたち」を制作。 |
平成5年 |
「時のウィーク」初めて開かれる。大蔵海岸埋立工事に着手。 |
平成6年 |
(株)明石ケーブルテレビ開局。大久保駅南の都市拠点総合整備事業に着手。 |
平成7年 |
兵庫県南部地震による被害発生。魚住浄水場に配水塔完成。明石駅前広場が完成。 |
平成8年 |
大久保浄化センター稼動。JR大久保駅の橋上化完成。 |
平成9年 |
大蔵海岸の埋立造成が竣工。藤江川添遺跡で約5~10数万年前のメノウを発掘。 |
平成10年 |
天文科学館リニューアルオープン。「ときめき明石・海峡まつり’98」開催。明石海峡大橋開通。 大久保駅北広場供用開始。産業交流センター開館。 |
平成11年 |
明石クリーンセンターが稼動。環境の保全および創造に関する基本条例を制定。西部市民会館 ・図書館が開館。 |
平成12年 |
あかねが丘学園を旧松が丘南小学校(松が丘5丁目)へ移転。明石城の隅櫓5年ぶりに復活。 夜間花火を規制する条例を施行。 |
平成13年 |
大蔵海岸で2つの大きな事故 |
平成14年 |
特例市へ移行 |
平成15年 | 防災センターオープン |
平成16年 |
山陽電車西二見駅が開業 コミュニティバス「Tacoバス」実験運行開始 アスピア明石に子育て支援センターオープン |
平成17年 | 大蔵海岸こども広場オープン |
平成18年 |
第61回 国民体育大会 |
平成19年 |
新幹線西明石駅前広場完成 明石北わんぱく広場オープン 市役所内に障害者作業所、福祉コンビニを開設 |
平成20年 |
サハ共和国 ヤクーツク歌劇場およびサハ高等音楽院と連携協力覚書締結 |
平成21年 |
ふれあいプラザあかし西オープン |
平成22年 |
天文科学館展示室をリニューアル |
平成23年 |
松江公園オープン 防災センターに「安全・安心啓発コーナー」を設置 市民病院 地方独立行政法人に移行 |
平成24年 |
石ケ谷公園に恐竜型の遊具を設置 市営バス61年の歴史に幕 天文科学館プラネタリウムの稼働時間が日本一に |
平成25年 |
市ホームページをリニューアル 子どもの医療費無料 中学生まで拡大 捨てたらあかん!ミドリガメキャンペーンを実施 |
平成26年 |
大蔵海岸多目的広場オープン ウミガメが6年ぶりに産卵、子ガメ旅立つ 市制施行95周年 |
平成27年 |
総合福祉センターに高齢者・障害者の総合窓口を開設 認知症総合相談窓口を開設 あかしこども新聞を発行(第1回) |
平成28年 |
春のセンバツ 明石商業高校が甲子園初出場 タコで有名な全国8つのまちが明石に集合 「たこリンピックin明石」開催 パラリンピックで活躍した明石出身の上地結衣選手(銅メダル)、別所キミヱ選手(5位入賞)が、 あかしふるさと大使に。 B-1グランプリスペシャルで明石市がゴールドグランプリ(1位)に輝く 明石駅前再開発ビルに「あかし市民広場」がオープン |
平成29年 |
明石駅前再開発ビルに「あかし市民図書館」「あかしこども広場」「あかし総合窓口」がオープン 生涯学習センター、男女共同参画センター、市民活動支援センターの機能が1つになり複合型 交流拠点「ウィズあかし」に 17年ぶりに市の人口が過去最高を更新 「あかし里親フォーラム」開催。シンガーソングライターの川嶋あいさんが明石こども大使に 「2017西日本B-1グランプリin明石」開催 |
平成30年 |
中核市へ移行。「あかし保健所」「あかし動物センター」がオープン すべての市立中学校で給食がスタート あかしこども財団設立 明石商業高校が夏の甲子園に初出場 バレホ市との姉妹都市提携50周年を迎え、記念式典を開催 |
令和元年 |
市制施行100周年を迎える あかし伝統夢まつり(布団太鼓が150年ぶりに明石城に集結) B-1グランプリin明石 関西の中核市として初の「児童相談所」を開設 先導的共生社会ホストタウンに認定 明石商業高校が2季連続で夏の甲子園に出場。初のベスト4入り |
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令和2年 |
新型コロナウイルス感染症対策本部を設置 「あかし案内所」オープン 気候非常事態宣言を表明 天文科学館 開館60周年 SDGs未来都市に選定 |
令和3年 |
人口30万人突破 9年連続の人口増に Library of the Year2021 優秀賞に「あかし市民図書館」が選ばれる 「あかし案内所」が観光庁認定 県内初の心のバリアフリー施設に パートナーシップ・ファミリーシップ制度スタート 「平和資料室」オープン こども医療費18歳まで無料化スタート |
令和4年 |
あかしSDGs推進計画(第6次長期総合計画)始動 ひきこもり相談センター開設 水上バイク条例制定 ギャンブル問題相談窓口開設 人口が10年連続で増加 明石市が「第41回全国豊かな海づくり大会」のメイン会場に すべての中学生が自由に選べる「明石の制服」が誕生
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