丸谷市長 活動報告（2024年5月）

明石観光協会定時社員の総会に出席し、日ごろの活動や、誰もが明石のまちで外出を楽しむことのできる環境づくりなどを推進いただいていることに、感謝をお伝えしました。また、源氏物語に登場する明石各所を現実の場所に見立てて石碑を建てた、「第五代明石藩主 松平忠国公」についてパネルを使って紹介させていただきました。

明石地区手をつなぐ育成会の定期総会に出席し、障害のある方が暮らしやすい共生社会の実現に向けた活動への感謝を申し上げました。また、本市の政策決定過程への多様な意見を反映する仕組みをはじめとする、すべての人が自分らしく生きることができるインクルーシブなまちづくりに引き続きお力添えをいただきたいことをお願いさせていただきました。

明石市消費者協会の総会に出席し、日ごろから消費者被害を防止するための啓発活動等を通じて、安全・安心なまちづくりにご協力いただいていることに感謝を込めて、ご挨拶させていただきました。
明石市では、今年4月から自動録音電話機の補助事業を実施するなど、特殊詐欺等から消費者を守る取り組みを進めています。これからも、明石市消費者協会のみなさま、地域のみなさまと一緒に、誰もが安心して暮らし続けられる明石のまちをつくっていきます。

大蔵海岸で起きた砂浜陥没事故で尊い命が失われてから21年が経ちました。現地を訪れ、担当部局の職員とともに献花、黙とうを行いました。
大蔵海岸においては、3か月に1回の市と国での合同巡視、指定管理者による日常管理を行い、事故を受けて制度化した「海岸モニター」により、些細な変化でも気になることがあれば教えていただく仕組みもつくっています。事故を二度と起こさないために、これからもしっかり安全を守っていきます。

地域編の第5回目となるタウンミーティング・まるちゃんカフェ、今月は「大久保エリア」を対象にあかし保健所で開催しました。過去最多の参加申込があり、当日は約70名の方に参加していただきました。和やかな雰囲気の中、円形の段ボール「えんたくん」を囲み、大久保エリアで気になっている課題などをテーマに話し合う中で、教育・高齢者・道路・環境・地域交流や居場所づくり等、より良い大久保の地域づくりに向けたアイデアや気づきをいただきました。ひとつひとつの声を丁寧に受け止め、これからのまちづくりにしっかりと活かしていきたいと思います。

「明石市高年クラブ連合会 定期総会」が勤労福祉会館で開催されました。春・秋の「健康づくりスポーツ大会」や「芸能発表会、作品展」などの企画・運営をはじめ、身近な地域で高齢者の生きがいや健康づくりにご尽力いただいていることは本当に心強く、日ごろの感謝の気持ちをお伝えさせていただきました。明石市でも徐々に高齢化が進んでおり、一人ひとりが安心して住み続けることができる地域社会を、引き続きみなさんと共に、構築してまいります。

東京都内で、中核市市長会の総会が開催されました。全国から中核市の市長が集い、国の施策及び予算に関する提言や、就学前教育・保育施設整備に関する緊急要望などの議決を行いました。また、総会前には3つのプロジェクトに分かれて会議が行われ、明石市は今年度、「多様な人材確保・働き方検討プロジェクト」に参加し、各市独自の取り組みや先進事例について意見交換を行い、共通課題の解決に向けて、国への提案についても検討しました。

「旧市立図書館跡地」の今後の利活用について市民のみなさんと一緒に対話をしながら考えるワークショップを開催しました。利用者に親しまれ、明石公園の魅力をさらに高められるような利活用方法を検討していきたいと思います。

明石市体育協会の総会において、各種競技スポーツの開催などを通して、スポーツの普及や振興にご尽力され、こどもからお年寄り、障害の有無に関わらず、誰もが楽しめる多様なイベントを企画・実施いただいていることにお礼を申し上げました。

第51回近畿ろうあ者体育大会 in 兵庫が、明石市・加西市・小野市で開催されました。明石市内では、明石公園、海浜公園、中央体育館など複数の会場で、野球、テニス、卓球、バレーボールなど様々な競技が行われました。本日は明石市立体育会館で行われた開会式において手話であいさつをしました。来年は「東京2025デフリンピック」100周年記念大会が開催されます。聞こえる人も、聞こえない人も、デフスポーツを通して理解が進むのではないかと思っています。これからも様々な機会を通して、インクルーシブな、もっとやさしい共生のまちづくりが広がることの大切さを伝えていきたいと思います。

明石市防災センターで開催された明石市水防隊連絡会議に水防管理者として出席しました。日頃から災害に備えて訓練を積み重ね、水防活動に取り組まれている消防団のみなさまに感謝申し上げました。市民の安全・安心な暮らしを守るため、今後も消防団等と連携し災害に強いまちづくりを推進していきます。

明石公衆衛生協会は、1957年（昭和32年）の創設以来、長年に渡り、地域の感染症予防、成人病対策、保健事業、健康増進などにご尽力されています。 今回、保健医療の充実発展に努めてこられた18名に、 公衆衛生功労者表彰が授与されました。 表彰式に出席し、皆さまに日頃のお礼と感謝をお伝えするとともに、感染症や災害への備え等、引き続きのご協力をお願いしました。 これからも連携して市民の健康に取り組んでいきたいと思います。

東播地区行政相談業務連絡協議会の総会に出席し、日頃の活動に対する感謝をお伝えし、今後も住民が安心して暮らせるようにともにご尽力いただけるようお願いしました。

明石市立文化博物館で開催されている「エルマーのぼうけん展」を視察しました。1948年にアメリカで出版されてから現在でも世界中で愛されているシリーズで、私も大好きな物語のひとつです。日本語版出版から60周年を記念し、貴重な原画資料を東京に次いで関西では初めての公開。エルマーの冒険を体験できる展示や、りゅうと記念撮影ができるスポットなどもあり、多世代の市民のみなさんに楽しんでいただける企画展です。

来年春のオープンを目指して、二見地区（イトーヨカドー明石店内）に新しい図書館の整備に向けた取組を進めています。身近な地域でみんなが利用しやすい図書館になるように、地元の西部文化会館でワークショップ「みんなで考えよう！新しい二見の図書館」を開催し、みなさんの意見をお聴きしました。障害の有無や年齢等に関わらず、だれもが本に親しみ、楽しむことができるような図書館を市民のみなさんと一緒につくっていきます。

パピオスあかし2階の市民広場で、あかし子ども・子育て応援メッセが開催されました。明石市で行政や民間が提供する様々な子育てサービスを紹介し、まちのみんなで子育てを応援するイベントです。明石市では今年度新たに、病児・病後児保育、医療的ケア児への支援や不登校児童・生徒への支援の拡充、公園を活用したプレーパークの実施など、様々な取り組みを展開することをお話ししました。
また、明石子育て応援企業の中で、特に優れた取り組みを積極的に行っている企業にわくわくファミリー応援賞（イオンモール株式会社 イオン明石ショッピングセンター）と、こどもほかほか応援賞（株式会社 年輪）を授与し、日頃の感謝の思いを込めて表彰状をお渡ししました。これからも子ども一人ひとりに寄り添ったきめ細やかなまちづくりを官民で連携して推進していきます。

明石市障害当事者等団体連絡協議会（あすく）の総会に出席しました。当事者相談や障害者の社会参加の促進などにご尽力いただいていることにお礼を申し上げ、市として4月からジョブコーチを2名採用したことをご報告しました。加えて、毎月開催しているタウンミーティングや、2021年に改正した市民参画条例に基づく、幅広いテーマの審議会等への積極的な参画をお願いしました。今後も市民のみなさんとの対話を重ねて、「誰ひとり取り残さない、やさしいまち」に向けての取り組みを進めてまいります。

大阪府吹田市のパナソニックスタジアム吹田で、近畿市長会の総会が開催されました。近畿圏内の111市が連携を図りつつ、各市が直面する課題などを踏まえ、国における予算の確保や、制度の改善・創設などの要望事項について協議を行いました。

市長に就任して1年。これまでの振り返りと、これからの思いなどをお話しさせていただきました。市民目線のまちづくりを根幹に、対話や交流を大切にしながら、暮らして良かったと思えるまちを市民のみなさんと一緒につくっていきたいという思い。「市長へのおてがみ・まるちゃんポスト」の設置や、「タウンミーティング・まるちゃんカフェ」を毎月開催し、いただいた市民の生の声を市の施策に反映・実現させてきたこと。対話を通して明らかになった地域課題に「産官学民」で連携・協力して「共創」で取り組むことなどをお伝えしました。「対話と共創」で、誰一人取り残さない、笑顔あふれるもっとやさしい明石のまちにしていきます。

第48回能楽会に出席し、能舞台でご挨拶をさせていただきました。魚住町にある住吉神社には、江戸時代初期の寛永4年（1627年）に初代明石藩主・小笠原忠政によって建立された能舞台があります。この由緒ある能舞台は、国の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選定され、「明石市有形民俗文化財」にもに指定しています。毎年、5月1日に住吉神社能楽会のみなさんが能や仕舞を披露され、5月5日には子ども仕舞を行っています。「歴史のまち」「海のまち」明石市として、これからも市民のみなさんとともに、地域の伝統文化を大切にしていきたいと考えています。