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更新日:2024年2月28日
大阪府生まれ。学生時代に障害児教育や手話を学び、卒業後は大阪府内の市役所で公務員として勤務していました。明石市の施策に魅力を感じ、2016年に入庁しました。
趣味は旅行。マイブームはお取り寄せで各地の美味しいものを食べることです。
A: 入庁後、市の手話言語障害者コミュニケーション条例と障害者配慮条例の普及・啓発を推進するために、福祉総務課に新たに立ち上げられた障害者施策担当という部署に配属となりました(現在は、障害福祉課)。
今は、主に上記の条例に関わる業務を担当しています。
具体的には、市民への普及・啓発活動として、市内の全ての小学校で手話教室や、施策推進協議会の開催、障害者差別に関する相談対応、新たな施策の企画・立案などに取り組んでいます。
また、手話通訳者として庁内外の手話通訳や、情報保障(※1)に関する相談対応、関係部署・団体等との調整も行っています。
現在のコロナ禍では、マスクをつけてのコミュニケーションとなっているため、聴覚障害者はさらに意思疎通や情報の取得が難しくなっています。 テレビ電話による手話での市への問い合わせ対応や、動画への手話通訳のワイプ挿入(※2)なども、他部署と連携して取り組んでいます。
※1 情報保障…障害のある人が情報を入手するにあたり必要なサポートを行うことで、情報を提供すること。
※2 ワイプ挿入…画面上の小窓に別の映像を入れること
A: 入庁当初は新たな環境で不安いっぱいでしたが、地域のろう団体や関係者、地域の方々などが積極的に知恵や力を出して一緒に施策を考えて進められており、今はとても心強く感じています。
市職員にも手話に興味を持つ人が増え、手話検定にチャレンジする人もたくさんいます。専門職だけでなく、手話でコミュニケーションできる人が増えてきているのもうれしいです。
A: 明石市は、2017年に手話言語コミュニケーション条例を制定し、施策を進めるために手話通訳士を正規職員で公募するなど、全国からも広く注目を集めています。
手話言語条例を制定している自治体は数多くありますが、明石市の特徴は、複数の手話通訳ができる職員がチームとして情報保障やコミュニケーション支援の関連施策に関わっていることです。
一人で悩んだり、抱え込んだりしなくても、相談できる仲間がいて他部署とも連携して事業を進めていくことができます。
いろんな知識や経験を持った人がいる明石市で、ぜひ一緒に働きましょう!
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