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更新日:2022年12月22日
平成13年12月30日(日曜日)12時50分頃、明石市大蔵海岸通1丁目の南にある大蔵海岸(東側突堤付近)において、海岸で遊んでいた4歳の女児がいた砂浜が陥没し、生き埋めとなり意識不明の重体で救急搬送されました。女児はその後も意識が戻らず、平成14年5月26日に亡くなられました。
陥没の原因は、ケーソンとケーソンの目地部から砂が出ていかないように設置していたゴム製の防砂板が波浪の侵入の影響で破損し、そこから砂が流出し空洞が生じたと推定されています。
砂浜については、国の占用同意を受け、明石市が日常管理を行っていました。平成11年に最初の陥没が確認されて以来、事故が起こるまで、5箇所で17回の陥没が確認されていました。しかしながら、埋め戻しやカラーコーンによる注意喚起など対症療法的な対応に終始して一貫した組織的な対応を実施できていませんでした。
市では事故後、再発防止への取組として、安全対策工事を実施するとともに、パトロールの充実や、海岸利用者から情報や提言を募る海岸モニター制度を創設しました。また、海岸を所有する国との情報共有と連携強化を図っています。
さらに、市では、市が管理する全ての施設について施設の安全管理における職員の役割、安全管理体制の明確化、緊急連絡体制の整備、施設台帳の作成、安全管理マニュアルの整備を行い、日常点検と定期点検を実施するとともに、毎年7月と12月には一斉点検を行い、点検結果については総合安全対策室で検証を行っています。
(安全施策について)
総合安全対策室
電話/078-918-5069
(海岸について)
海岸・治水課
電話/078-918-5042
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