ここから本文です。
明石市は、兵庫県の南部に位置しています。東西の距離は15.6キロメートル、南北は9.4キロメートルと東西に細長い形で、面積は49.41平方キロメートルあります。
市の東側と北側は神戸市に、西側は加古川市、播磨町、稲美町に接していて、南側は瀬戸内海に接する海岸です。
また、市の東部には日本の時間を決める基準となる、東経135度日本標準時子午線が通っています。
明石市は、温暖で雨が少なく、年間の日照時間が2196.1時間で、県内2番目に晴れの日が多いのが特徴です。おおよその最高気温が33度から35度、最低気温がマイナス6度から4度で、年間の平均気温は14度から15度、年間降水量も1000ミリ程度と快適に住むことができる土地です。
明石市には現在、男性が14万7570人、女性が15万8883人の合計30万6453人が暮らしています。また、13万8602の世帯があります(2024年10月1日時点)。
大正8年(1919年)11月1日、当時の明石町が市となり、兵庫県では4番目の市として明石市が誕生しました。人口は約3万2千人、面積は7.7平方キロメートルでした。その後、昭和17年(1942年)に林崎村を、26年(1951年)には大久保町、魚住村、二見町を合併して、今の明石市の形となりました。
明石の「明」の字をデザインしたもの。明治44年(1911年)に明石町のマークとして決められたものを、大正10年(1921年)に市章としました。
昭和44年(1969年)、明石市の誕生50年を記念して、市の花に「キク」、市の木に「キンモクセイ」がそれぞれ決まりました。
昭和43年(1968年)12月9日、明石市とバレホ市は姉妹都市となりました。
バレホ市は人口約12万人、面積96平方キロメートルの都市で、アメリカの西海岸にあり、美しい海岸線と豊かな緑、温暖な気候に恵まれています。
江戸時代の終わりごろには、当時の政治家、勝海舟(かつ かいしゅう)が乗った船、咸臨丸(かんりんまる)が、バレホ市の海軍造船所に立ち寄って修理を受けたこともあり、日本と関係の深いまちでもあります。
昭和56年(1981年)8月29日、明石市と無錫市は友好都市となりました。
無錫市は、人口約643万人、面積4,788平方キロメートルの都市で、南に太湖という大きな湖があり、古くから「魚米の里」(農業や漁業がさかんな所)として知られています。
また、総合工業都市としてめざましく発展しており、日本や海外から多くの会社が進出しています。
昭和4年(1929年)、明石市の誕生10年目を記念して市歌が作られました。
明石市歌を聞いてみよう!→ 明石市市歌(MP3:2,873KB)
尾上 柴舟 作詞 岡野 貞一 作曲