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更新日:2023年7月14日

燃やせるごみ処理の流れ

クリーンセンター焼却施設

ごみの量を計る

各ごみステーションから収集車で集められた「燃やせるごみ」、及び直接搬入された「燃やせるごみ」は、まず計量棟で重さを計ります。
ごみを載せた時の重さと、ごみを降ろした後の重さの差が搬入されたごみの量になります。

ごみを搬入する

搬入車は計量棟で重さを計った後、プラットホームへ行き、ごみを一時的に貯めておくごみピットに投入します。
明石クリーンセンターには、搬入車が平均のべ200台ほどやってきます。
また、プラットホームの出入口には空気を遮断するエアカーテンを取り付けており、臭いが外にもれないように工夫しています。

ごみを攪拌(かくはん)して焼却炉へ投入する

投入されたごみは、ごみピットに貯められます。容量は約8,000m3で、25mプールなら20個分の大きさです。
ここに貯められたごみは、ごみクレーンで攪拌・均質化してから、焼却炉の入口であるごみ受入ホッパに投入します。

ごみを焼却する

焼却炉では、コンピュータにより焼却温度を850℃以上に保つなど適切な焼却管理をし、有害物質などの発生を抑えています。
ごみは、焼却炉の中を、床に取り付けられた波のように動く装置(ストーカ)で水平に送られます。
明石クリーンセンターには焼却炉が3炉あり、最大で1日480トンのごみを焼却することができますが、通常は2炉で運転しています。

発電する

焼却で発生した熱を回収して蒸気をつくります。この蒸気を発電機に送って発電を行っており、1時間あたり最大8,000kwの発電能力があります。
ここで作った電気は、クリーンセンター内などで使用し、余った電気は電力会社に売電しています。
発電に使われた蒸気は、復水器によって水に戻し、循環再利用しています。
また、蒸気の一部は施設内の給湯にも利用しています。

排ガスの処理

燃焼ガスは、ボイラで急速冷却した後、バグフィルタでばいじんや有害物質を取り除きます。その後、化学反応を利用して排ガスから窒素酸化物などを取り除きます。
処理を終えてクリーンになった排ガスは、煙突を経て、大気へ放出します。

焼却灰の搬出

ごみを焼却すると、減量化されて灰となります。
灰を一時的に貯めておく灰ピットから、クレーンでダンプカーに積み込み、埋立処分場へ運び、埋め立て処理します。

埋立処理

焼却灰は埋立処分場で埋立処分します。埋立処分場は遮水シートで覆い、浸出水が地下へ浸透して地下水を汚染しないようにしています。浸出水は公共下水道に直接放流しています。

 

 

お問い合わせ

明石市環境産業局資源循環課

兵庫県明石市大久保町松陰1131

電話番号:078-918-5792

ファックス:078-918-5791