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更新日:2023年4月4日
私たちは、それぞれいろいろな個性を持っています。肌や髪の色、年齢や障害の有無などは様々で、一人ひとりが違う存在です。そして、一人ひとりが大切な存在です。すべての人にやさしいまちづくりを進めている明石のまちで、みんなが自分自身を大切にし、自分らしく生きられるようになってほしい。みんなで一緒に、そんなまちにしていきたい。そんな思いを込めて、「すべての人が自分らしく生きられるインクルーシブなまちづくり条例(略称:あかしインクルーシブ条例)」がつくられました。
インクルーシブは、「包み込む」「分けへだてない」「やさしい」「安心」「みんな一緒」「配慮」「わかりやすい」「包摂」など、いろんな意味が含まれた言葉です。条例のタイトルにもなっている「インクルーシブなまちづくり」は、みんなが参加して一緒に暮らしやすいまちをつくっていくということです。
この条例では、障害のある人やお年寄りだけでなく、支援を必要としている人のことを「障害者等」と呼んでいます。その理由は、障害のある人がこれまでの歴史の中でいろんな差別を受けてきたこと、そしてその差別をなくすことを目指して明石市がやさしいまちづくりを進めてきたからです。障害のある人が暮らしやすいまちづくりを考えることが、いろんな支援が必要な人もみんなが暮らしやすいまちを考えることにつながります。
①要支援時の確実な支援
社会的な孤立を防ぎ、すべての市民が安心して暮らせる社会を目指します。
②障害者等の社会貢献
「支援される人=弱者」と考えるのではなく、障害がある人たちが自ら考え、関わっていくことで、社会全体にとって良い効果を生み出すと考えます。
③インクルーシブ理解の広がり
インクルーシブという言葉や考え方を理解してもらうため、わかりやすく伝えていきます。
④個性を生かした能力の発揮
この人の個性がそのまま尊重され、誰もができる範囲で最大限の力を発揮できるような社会を目指します。
①あらゆる差別の解消(第8条)
いかなる理由があっても差別は認められません。まちのみんなで、あらゆる差別を解消するために必要な取組を進めます。
②障害者等の参画(第9条)
障害がある人等と一緒に話し合いながら、取組を進めていきます。何が必要かを聞いたり、これまでやってきたことを検証したりします。
③情報の確保及び利用(第10条)
障害者等を含む誰もが、必要な情報が得られることができるように工夫することが大切です。市は多様なニーズを把握し、適切に情報を提供できるようにする必要があります。
④市、市民、事業者及び関係機関の連携協力(第11条)
市や市民、事業者などは、お互いに連携協力し、一体となって、インクルーシブな取組を推進します。市は中心になって、これらの連携を進めます。
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