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更新日:2024年1月17日
浄水場で造った水道水を一時的に貯めておくところで、浄水場などで事故が起こってもすぐに断水しないよう、また、水道使用量の変動を吸収するなど、安定して水道水を供給するための施設です。配水方式としては、高低差を利用した自然流下方式やポンプ圧送方式があります。
また、災害時には応急給水の地点にもなります。
明石市には、東部・中部・西部の3つの配水場と魚住浄水場内に配水塔があります。
東部配水場は、東部地域高台の荷山町にあり、明石川浄水場から送られてきた浄水を、配水池にいったん貯留し、明石川以東の地域へ配水しています。
これまで配水区域の大半を占める高台地域へは、ポンプ圧送方式により配水していましたが、平成17年3月に場内配水塔が完成したことにより、ほとんどの地域で自然流下方式による安定配水ができるようになりました。なお、松が丘などの一部高台地域へは、ポンプによる加圧が必要となりますが、仮に停電などの不測の事態が生じても断水などの事態は生じることのない水圧を確保しています。
(所在地)明石市荷山町1744-1
(容量)14,200立方メートル
(標高)50メートル
(敷地面積)8,612平方メートル
(使用開始)昭和6年2月1日
中部配水場は、市中央部の大久保町北部の丘陵地にあり、鳥羽浄水場から送られてきた浄水と県水(平成14年度受水開始)を、配水池にいったん貯留し、大久保町から明石川に至る広範な地域へ自然流下方式により配水しています。そして、場内にある配水塔からは、その周辺及び高丘の高台地域へ自然流下方式により配水しています。
(所在地)明石市大久保町大窪字戌亥谷3081
(容量)25,520立方メートル
(標高)83メートル
(敷地面積)22,417平方メートル
(使用開始)昭和53年4月1日
西部配水場は、大久保町と魚住町の境の北部丘陵地にあり、魚住浄水場から送られてきた浄水と県水(昭和63年度受水開始)を、配水池にいったん貯留し、大久保町から魚住町にかけての地域へ自然流下方式により配水しています。そして、場内にある配水塔からは、その周辺の高台地域へ自然流下方式により配水しています。
(所在地)明石市大久保町西脇字岡畑795
(容量)16,900立方メートル
(標高)80.1メートル
(敷地面積)18,285平方メートル
(使用開始)昭和35年12月28日
魚住浄水場・配水塔は、市西部の魚住町の瀬戸川に面した場所にあり、魚住浄水場で作られた浄水を、ポンプで配水塔に汲み上げて、自然流下方式により、市西部地域へ配水しています。配水塔は、2層構造になっており、高区水槽からは、市北西部の魚住町清水地域へ、低区水槽からは、市南西部の二見町地域へ配水しています。
(所在地)明石市魚住町西岡2154番地の1
(容量)6,910立方メートル
(標高)19メートル
(敷地面積)16,771平方メートル
(使用開始)平成7年3月25日
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