ここから本文です。
更新日:2024年1月24日
明石市の水道水の水源は、(1)地下水(市内約50箇所の深井戸)、(2)河川水(2級河川明石川)、(3)県水(兵庫県水道用水供給事業から購入する浄水処理済みの水)の3つです。
明石川取水場では最大日量52,000立方メートルを取水することができます。
ここで取水した水は、明石川浄水場を経由し、野々池貯水池と亀池貯水池に導水します。
取水場には自動水質監視装置(水質モニター)を設置し、河川水の水質を連続監視しています。万一、異常を検知した場合は、直ちに取水を停止します。
野々池貯水池は水需要の増加に伴い、河川水の利用を拡大するため築造しました。
ほぼ市内の中心にあり、明石市民の水がめとして非常に重要な施設となっています。もともと灌漑用であった池を貯水池に改修しました。
亀池貯水池は、野々池貯水池を補完する第二の貯水池として、河川水の効率的な活用をめざして築造しました。
これにより、貯水能力の向上と貯留水の水質の安定化が図られています。
地下水をくみ上げるための深井戸です。構造は、約180メートルの深さ(口径35センチメートル)があり、水中ポンプにより地下水をくみ上げています。なお、地下水はおおむね70メートルより深い水脈から取水しており、地表水に影響をきたすことのないように配慮しています。
水源井は、浄水場系統ごとに各地域に点在して設置しており、くみ上げた地下水は、道路に埋設した管路を通じて浄水場へ導水します。
明石市は東播地下水盆地のうえにあるため、安定した豊富な水量がありましたが、近年では、地下水の需給バランスの崩れから、水位低下や水質悪化(塩水化)がみられるようになっています。
【施設分類】
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ