ホーム > 市政情報 > 広報 > 記者会見 > 記者会見 2024年(令和6年)11月25日

ここから本文です。

更新日:2024年12月13日

記者会見 2024年(令和6年)11月25日

<12月議会提出議案第96号 令和6年度明石市一般会計補正予算(第6号)より>

中学校及び明石商業高等学校体育館の空調整備について

小児科診療所開設費用助成金について

軟骨伝導イヤホンの試験的導入について

 

資料 中学校及び明石商業高等学校体育館の空調整備について(PDF:334KB)

資料 小児科診療所開設費用助成金について(PDF:783KB)

資料 軟骨伝導イヤホンの試験的導入について(PDF:395KB)

 

市長

本日、議員協議会で議案を提案させていただきましたので、その中からいくつか報告させていただきたいと思います。

まず1つ目は、中学校及び明石商業高等学校の体育館への空調整備についてです。これは本当に以前から多くの市民の皆さんからご要望をいただいてきました。もちろん議会の方からも本会議や委員会、そして今回の予算要望などでもお聞きしてきたことですし、市長への意見箱やまるちゃんポスト、タウンミーティングなどでも市民の方から直接声をお聞きしまして、これは明石市の喫緊の課題として、市長として決断をさせていただきました。気候変動の影響で、近年猛暑による熱中症リスクというのが非常に高くなっており、生徒の皆さんの授業や部活などにおける健康面、学業面での影響も懸念されておりますし、また災害時には避難所となる場所ですので、赤ちゃんから子ども、高齢者まで、市民の皆さんの健康維持が大事な課題ということで、教育環境の向上ということと、災害対応の向上ということを踏まえて、令和7年度の夏、暑くなるまでに、市内の全13中学校と明石商業高等学校の体育館に空調設備を整備して使用を開始する計画を進めています。また体育館というのは非常にエネルギー効率が低い空間ですので、地球温暖化にも配慮した取り組みとしまして、中学校の1校か2校を対象としまして、試行的に遮熱シートを設置して断熱効果を見極めたいと考えています。これ効果が認められた場合は、他校にも導入を進めることで、運転経費、ランニングコストの軽減、環境負荷の軽減を図りたいと思っています。なお、この遮熱シートにつきましては、産官学連携の取り組みを進める中で、今年度導入しました民間提案制度での提案がありまして、運用経費の削減も見込めることから導入をさせていただくというものです。なので、本当に教育、災害対応、防災、そして地球環境にも配慮したということで、本当に合わせ技で取り組んでいきたいと思っています。

2つ目は、小児科診療所の開設助成です。これまで市長への意見箱やまるちゃんポストでも、たびたび小児科を増やしてほしいとのご意見をいただいてきました。昨年度は25件、今年度も4件、そういう市民の方からの意見をいただいています。そういう中で、子どもの健やかな育ちと、安心して子育てができる日常をサポートするため、今年度、明石市におきましては、小児科診療所を開設するための費用の助成制度を創設しました。年度内に明石市内に小児科診療所を新たに開設する方を対象に、事前相談期間を7月1日から9月30日で受付していたところ、2件のご相談をいただきました。この2件とも小児科の開設助成を行いたいと考えておりますので、予算増額のために12月議会に補正予算を提案したいと思っています。助成の対象となる経費は、土地、建物、それから医療機器等の取得費、賃貸料、リース料などで、対象経費の総額の2分の1、上限1000万円を予定しています。開設される時期については、ご相談を受けている2件は今年の12月と来年の3月とお聞きしております。これからも市民ニーズに応じたきめ細やかな施策を展開して、子どもを核としたまちづくりをしっかり継続していきたいと思っています。大きな課題を一つ、これで解決できるかなというふうに思っております。

次に3つ目なんですけど、議案ではないのですが、9月議会の本会議質問でご提案いただいていました「軟骨伝導イヤホン」をこのたび試験的に導入させていただきます。加齢などにより耳が聞こえにくい方や、日常生活で「聞こえ」に不安を感じている方にも、窓口での説明を聞き取りやすくして、ストレスなく手続きや相談ができるようにということで試験導入を行います。実物を持ってきたんですけど、耳の奥まで深く入れなくても、耳に軽く当てていただくだけで音が聞こえます。私も先ほど試したんですけど、右左それぞれ音量の調整ができて、かなりしっかり音が聞こえます。窓口で大きな声を出したら個人情報とかですね、さまざま配慮が必要ですけれども、そういう面でも対応できますし、またこれ奥まで差し込まなくていいので、簡単に拭き取るだけできれいになって衛生面でも優れているので、これを導入させていただきたいと思います。明日11月26日火曜日から、まずは市役所本庁舎2階の長寿医療課と、明石駅前、パピオス明石6階のあかし総合窓口に導入をさせていただきます。今後、各窓口への導入につきましては、利用状況や有効性を検証して、すべての人にやさしい窓口の推進につなげていきたいと思っています。

そして最後に、もうこれは記者提供させていただいているのでご存じだと思いますけど、本庁舎2階のロビーとパピオス明石6階のあかし総合窓口に、婚姻届を出してくださった方が記念撮影できるパネルを設置しています。これまたぜひPRしていただいて、明石市に婚姻届を出していただいて、記念に写真を撮っていただけたらなと思っています。

私から今回の12月議会に向けてお伝えしたいことは以上となります。

記者

中学校と明石商業高校の体育館への空調の整備についてですけれども、スポットクーラーみたいなものなのか、それとも常設のエアコンなのか、どういったものになりますか。

市長

常設のエアコンなんですけれども、普通のエアコンではなくて、大風量のエアコンが開発されているそうですので、通常のエアコンの数倍の風量かつ直進性のある冷風で、全体を効果的に冷やすことができる、汗が乾く大冷風と高い除湿性能があるような、そういうものを考えているところです。教育委員会もあちこち視察させてもらって、一番いいものを取り入れたいということでいろいろ研究してもらってきましたので、そういったものと合わせて遮熱シートを使うことで、よりエネルギー効率が高まりますので、そういったことで導入させてもらおうと思っています。

記者

エアコンは1台どれくらいするものなんですか。

市長

体育館の広さによるんですが、5台程度の設置で費用は2000万円程度を見込んでいます。また空調機が大型ですので、高圧変電施設の改修費用が必要になってきますので、それを500万円くらい見込んでいますので、1校当たりの総事業費が大体2500万円程度になるのではと考えています。

記者

だいたい1校につき5台ですか。

市長

そうですね。体育館の広さにもよるんですけど、だいたい5台から6台程度で進めたいと思っています。

記者

遮熱シートは民間提案ということですけど、どういった方からの提案ですか。

理事(総合政策担当)

市内の企業さんなんですけれども、事業者名は12月に公表できると思います。

記者

遮熱シートがあまりイメージができないんですけど、どういうものなんですか。

市長

体育館の屋根の内側にシートを貼るんですが、イメージしてもらうとすれば銀色のアルミシートのようなものですね。それを体育館の屋根の内側から貼って、太陽からの熱がこもるのを少しでも抑えるものになります。

記者

体育館の中から上を見たら屋根が銀色というイメージですね。わかりました。

記者

これを13校一気にやるということですか。

市長

来年度に中学校全部と明石商業高校を合わせて14校一気にやらせていただこうと思っています。

記者

市内の中学校は13校で全部ですか。

市長

全部です。

記者

小学校はどう考えていらっしゃいますか。

市長

まず中学校を全部入れさせていただいて、その後検証をさせていただいた上で、令和8年度以降、この検証結果を生かしながら、小学校の体育館への空調整備も検討していきたいと考えています。

記者

中学校を優先したというのはなぜですか。

市長

部活動で日常的に使いますので、熱中症になりやすい活動が多いということで優先しました。

記者

市町村内全部の学校の体育館に空調導入した自治体というのは結構あるんですか。

市長

そうですね。今、自治体で全小中学校全て整備済みというのが、エアコンの機種や台数などは別としてですね、神戸市や西宮市で進んでいて、全小中学校に整備済みが神戸市で、西宮市が来年整備予定です。中学校のみ整備が豊岡市、小中学校の一部を整備しているのが芦屋市、宍粟市、朝来市ですかね。ただ、神戸市、西宮市では明石市で考えているような大風量のものではなくて、通常のエアコンのようなものというふうにお聞きしています。

記者

知事選のことになるんですが、斎藤知事の再選についてはどのような考えをお持ちなのか、一言お伺いできればと思います。

市長

斎藤知事の当選については、県民の民意だと思っています。

記者

22市の市長が対抗の稲村さんを支持しましたけども、明石市は静観という形でした。丸谷市長自身はどういう立場でご覧になっておられたのか。

市長

知事選は当初から静観というか、中立でさせていただこうと思っておりましたので、そういう立場でした。

記者

また新たに公職選挙法に抵触するのではないかという騒動が持ち上がっており、まだまだ県政は治まらない状態が続いていますが、それについてはどのようにお考えでしょうか。

市長

そこは私もよくわかりませんので、特にお答えできることはないんですけれども、やはり知事として斎藤知事が再選されたわけですから、市と県の連携というのはしっかりやらせていただきたいと思いますし、トップ同士でお話をさせていただかなければ進まないこともたくさんありますので、今後しっかり連携をさせていただきたいと思っています。

記者

静観されようと思われた理由というのは。

市長

私は基本的に明石市の市長として、現職でお世話になった方は激励をさせていただいたり、応援をさせていただいたりというのはあるかなと思っていましたけど、今回に関しては斎藤知事も失職をされていますし、現職という立場ではありませんでしたので、そういう意味では私の中の決め事というかルールとして、静観させていただいたということです。

記者

関連して、衆議院議員選挙で西村さんの応援に全面的に立たれたというところの理由を同じように伺いたいんですが。

市長

それは今申し上げたことと同じで、明石市長として1年6カ月市政運営する中で、現職として様々な面でお世話になってきましたので、そういう意味で激励をさせていただいたということです。

記者

裏金問題とかで、いろいろな批判の声もありましたけれども、その辺の考慮はされなかったでしょうか。

市長

西村さん自身、いろいろあると思いますけど、明石市長として、市民のためにいろいろご尽力いただいておりましたので、そこは激励に行かせていただくという判断を私はさせていただきました。

記者

今回の構図で言いますと、橋本慧悟さんという「明石市民の会」という同じところから出られた方が出馬しておられて、何となく静観なのかなという気もしたんですが、橋本さんが出られている中で、西村さんの方でマイクを握られたというのは、これはどういった理由からでしょうか。

市長

きちんとお伝えしておかないといけないのは、「明石市民の会」というのは選挙後すぐに解散をしています。で、私は明石市長として、どの会派も同じように一定の距離感を持ちながら、一緒に市政をより良くしていくというスタイルで進んできました。「明石市民の会」として新しく市議と県議になった方で「市民の会」を立ち上げてやられていましたので、そこは「明石市民の会」として出られたわけではないということだと認識しています。橋本さんは立憲民主党から出られていましたし、前の記者会見でもお伝えしたと思いますけど、私は橋本さんの立候補をネットニュースで知ったという状況がありますし、その後も選挙が終わるまでは全く報告も、もちろんご相談もありませんでしたし、また応援してほしいという、そういう要請もありませんでしたので、市長という立場で、今お世話になっている現職の方の求めもありましたので、そちらに行かせていただいたということです。

記者

西村さんからの求めもあったということですか。

市長

そうですね。淡路の市長とか皆さん応援されていましたので、一緒に応援させてもらおうということで行かせていただきました。

記者

あと、もう一点関連してなんですけれども、市議5人と橋本さん、丸谷市長も含めてなんですけれども、泉さんが立ち上げた「明石市民の会」から出てきて、その泉さんが最近SNSで、「見る目がなかった」とか、「一連の対応についてお詫びを申し上げたい」みたいなことをおっしゃっていることについて、率直なご所感というのはいかがですか。批判されていることについて。

市長

私自身はXはやっていないんですが、そういった情報は聞いております。前市長がどのような意図で書いておられるかよくわからないので。どうお答えしていいかわかりません。

記者

何かしら批判されているということについてどうですか。具体的にこのこととはおっしゃってないんですけど、少なくとも何か今、批判の目を向けていらっしゃるというのは。ただ、前回も伺いましたけれども、当選後は距離を置いて、特に連絡を取り合っていないというお話がありましたが、もう一度それを踏まえていかがですか。

市長

それは選挙の時にもずっとおっしゃっていたと思いますけど、好きにやったらいいと、違うからいいんだというふうに、私との違いもお認めいただいていたと思いますし、ましてや泉市政が積み上げてこられた子どもを核としたまちづくりはしっかり継続していますし、そしてさらに今日の小児科診療所開設費用への助成であるとか、体育館の空調整備であるとか、さらにもっともっと子どもにやさしいまちづくりを推進しておりますので、そこは約束を違えていないと思っておりますので、私自身はしっかりと市民目線のまちづくりをしていると思っております。

記者

まさしく「次こそは市民目線を継続できる市長を」みたいなことをXにポストしておられますが、ご自身としてはしっかり市民目線のまちづくりをしていると。

市長

市民目線のまちづくり以外の何物でもないですし、職員にも常に判断基準、物差しは市民ですよということをずっとずっと言い続けています。事あるごとに、協議のたびに、それは市民目線ですか、物差し、判断基準は市民ですかということをずっと問いながら市政をやっていますので、誰よりも市民目線のまちづくりをやっていると自負しております。

記者

市長の考えられている市民目線の施策というのは理解しているんですけれども、市民の方から話を聞いていると、やっぱり泉さんから後継指名をされて、「明石市民の会」の候補として出られた丸谷さんに1票を投じたという市民もたくさんいらっしゃって、今回の橋本さんを応援しなかったということに対して否定的な考えを持たれる市民の方もいらっしゃるというのが事実としてあると思います。市長が市政運営の姿勢を理解してもらうために、市民のために、何か気をつけようと思うことというか、意識しようと思うこととか、何かあったりするんですか。

市長

この1年半、本当に毎月タウンミーティングやいろんな機会で市民の皆さんと直接対話をするということを地道に続けてきましたし、こうやって小児科開設助成においても市民の皆さんの声をしっかり吸い上げて、もっともっと明石で暮らしてよかったって思っていただけるようなまちづくりを進めていますので、今まで、そしてこれからの私の姿勢を見ていただけたらなと思っています。

記者

そうはいってもですね、市長選では「明石市民の会」と「自民党」というのはそれぞれ推薦候補を出されて相見えたのに、衆院選では応援に回るというのは一般有権者からすると理解に苦しむところがあるかなと思いますが、どうお考えですか。

市長

国とのつなぎであるとか、様々なことでご尽力いただいていたことは間違いがないことです。現職で明石市でお世話になった方というのは、要請があれば応援をさせていただくということだと思います。

記者

市長選の時は、「自民党」というのは泉市政、泉氏後継の市政というのは変えなければいけないということで、推薦候補の擁立に至ったと思うんですが、そこで1年で手を結ぶというのはどうなのかなと。

市長

別に手を結ぶとかそういうことではなくて、前市長も現職の方の応援マイクは持たれていましたので、それは私だけ特別にそういうことをしたというわけではないと思いますので、そこはご理解いただけたらと思います。

記者

今回は裏金問題っていうところがすごい焦点になっていて、明石市の方も相当どうなっているのという思いがあったと思うんです。だからなおさら泉さんの路線にいらっしゃる丸谷市長が応援されているという光景に、皆さん驚かれるというか、なんでなんでっていう声があったと思うんですけど、いかがですか、裏金問題というのは。お世話になったとはいえ、そこのバランスというのは。

市長

直接その裏金をされたというわけではないと思いますので、そこはきちっと説明もされていますので、そういう意味では、実際に西村議員がご自身で裏金をされたというわけではないと私は認識しておりましたが。

記者

つかぬことをお伺いしますが、先ほど泉さんから「好きにやったらいい」、「違うからいいんだ」って言われたっていうのは、自分と同じことしなくていいよ、丸谷さんの好きなようにやればいいし、泉さんとは違うからこそいいんだよということをおっしゃってたということですか。

市長

選挙の時にそうおっしゃっていたと思います。

記者

後継指名の時に。

市長

はい。

記者

知事選の話をお伺いしたいんですけど、市長会で22人の首長さんが声明を出されましたが、丸谷市長の方にお誘いというか、打診というか、そういうのはありましたか。

市長

ありました。

記者

首長としてですね、今回稲村さんに、しかも22人の方が声明を出されたことに対して、ご自身も打診を受けた立場としてどう評価されたのか、どうお考えになられて、今回見送られたのかという、そこの理由をお聞かせください。

市長

私自身は今回中立の立場だと思っていましたので、そういう名を連ねていただけませんかというようなご連絡があったときに、それはできませんということでお断りをさせていただきました。お一人お一人それぞれご関係があると思いますので、お一人お一人が政治家として誰かを応援されるということはいいかと思いますが、市長会としてまとまってというのはちょっと違和感を感じました。

記者

違和感というのはどういうものですか。

市長

市長会ってそういうものではないと思っていまして、市長会というのは、県と市とでどういうふうに連携していくかっていうことをしっかり議論する、そういう組織だと思っていますので。一方的に誰かを応援するというような、そういう組織、政治団体のようなものではないという認識です。でも、今回も別に市長会としてではなくて、有志としてという形でされてたと思いますが。

記者

そうは言いながら、そのメンバーでお声がけをして、まとまっているわけですよね。

市長

なので私は、今回は名を連ねないという判断をしました。

記者

ご覧にはなってないけれども情報は耳にされているという泉さんの関係なんですけど、もう政治には関わらないとおっしゃってる割には、いろいろと今の明石市長がどうだって発言をされていますが、今回選挙でも注目されたSNSっていうのは我々以上に大きなツールになっているんですけれども、これについていかがですか。泉さんがいろいろ口を出される、それは独り言ではなくて、すごく影響力のあるインフルエンサーとしてされていることについていかがですか。がっかりしたとか、市民目線じゃないみたいなことを言われることについては。

市長

どのような意図で書いておられるかわかりませんし、何を根拠に書いておられるかわからないので、それはちょっと私としてはわかりませんけど、こうやって今、報道のあり方とかいろいろ問われているところですけど、私自身はやっぱり地道に丁寧に、顔の見える関係の中で直接市民と触れ合いながら対話することというのを、逆にこういう時代だからこそ大切にしていきたいなと思っています。

記者

そういう意味では、丸谷市長が当選された選挙もですね、やっぱり子育てママさんの自発的なSNSとか、あるいは前市長の発信とかSNSとか、そういうものの影響も空中戦的な要素というのも多分にあったんじゃないかなという気もしているんですけど、そういう目から見ても、今回この斎藤さんの選挙のあり方とかについて、もしお感じになられるところがあれば、ちょっと教えていただきたいなと思うんです。

市長

そうですね。手法っていうのは、その時代や状況によってさまざま変わっていくものだと思いますので、斎藤知事がSNSによって当選されたのか、やっぱり地道に自分の思いを訴えられて、たくさんの方と触れ合って握手されて、その結果なのか。その辺は逆に皆さん方に分析をしていただけたらと思いますけど、私は顔の見える関係で思いを伝えていくということは、どの時代でも大事なことなんじゃないかなと思います。

記者

事実関係の確認ですが、さっきおっしゃった橋本さんからの要請とか相談はなかったということですね。

市長

全くないですね。

記者

西村さんからは要請の投げかけがあったということですか。

市長

そうですね。

記者

市役所の新庁舎の話ですけど、入札が不調に終わったと既に報じられておりますけれども、率直に市長の受け止めをお伺いしたいんですが。

市長

やっぱり今本当に物価高騰、また人件費も高騰していますので、やむを得ないかなと思っています。これを延ばせば延ばすほど、まだまだ高騰していく可能性がありますので、今しっかり取り組むと、そういう判断です。

記者

今回の補正で、約30億円の足りなかった分をそのまま増額したということですか。

市長

そうですね。

記者

関連して、西明石の地域交流センターの方でも6億円増額となっていますし、今後、新ごみ処理場というかなり高額な施設の整備が控えていますけども、この物価高騰が今の市の財政に与える影響というのはどのように考えておられますか。

市長

それは本当に大きいと思います。だからこそ工夫をしてやっていかなければならないと思っていますので、新ごみ処理場に関しては、かなりコンパクトにさせていただいて、経費を抑えるようにしてますので、しっかり物価高騰も見据えながらさまざまな計画を立てていく必要があると思っています。

記者

12月に新ごみ処理場実施方針の策定がありますけど、今の時点でこれへの影響って何かありますか。

市長

新ごみ処理場については、今までずっと議論しながら、かなりコンパクトで本当に必要最低限、市民の暮らしを守るというところに主軸を置いて取り組んできていますので、物価高騰も見据えてかなり抑えてきたと思います。

記者

特に今回の入札の不調を受けて何か対応したというのはないと。

市長

はい。これまでにそういう対策も取りながらここまで来てますので。

記者

繰り返しになりますけど、市の新庁舎は入札不調を受けて形を変える、仕様を変えるということではなくて、同じものを増額の対応でつくられるという認識でよかったですか。

市長

はい。

記者

新庁舎は今回入札が一回流れたことによって、完成時期とかの影響は特にないという理解でいいですか。

市長

3カ月ぐらいずれますね。

記者

完成年度が変わったりとかはありますか。

プロジェクト部長

可能性はございます。12月の契約議案上程を予定しておりましたのが、それが3カ月ずれまして、最短で来年3月の契約議案になりますので、そうなった場合、工事の期間等によりますが、完成、供用開始が令和10年度にずれ込む可能性がございます。

記者

今のところ2~3カ月の遅れが生じる可能性があるということですか。

市長

現時点で入札に関しては3カ月ぐらいですね。

記者

工期とか完成、竣工予定も3カ月ぐらいずれてくると。

市長

そうですね。

記者

ちょっと別件なんですけれども、今「103万円の壁」引き上げについて国会でも議論されて、金額をどうしていくか、税収をどうするかという話がありますが、地方からも地方税に影響するということでいろんな声が上がってますが、明石市長として「103万円の壁」を引き上げることについての賛否とその理由というのを伺ってもいいですか。

市長

「103万円の壁」を引き上げられる場合でも、国でしっかりそこのところの手当てをしていただければと思ってますけど。

記者

そこのところと言いますと。

市長

明石市にとっても減収になりますから、そこのところを国がどう手当てしていただけるかなと思っています。

記者

引き上げることそのものについてはどうですか。市民生活にとって。

市長

私自身もパートで働いていた者としては、そこを引き上げるっていうことに対して、特に反対とかそういうものはありません。ただ、明石市として税収が減るということは本当に助けてほしいなと思っています。

記者

そうしますと、そこの手当てがしっかりなされていれば、歓迎すると。

市長

歓迎かどうか、今動向を見させていただいているところです。国のすべての建て付けもわかりませんので。

記者

基本認識としては賛成ということですか。

市長

私はもちろん103万円がいくらになるかはわかりませんけど、103万円にこだわらなくていいと思っています。

記者

引き上げることは妥当だという感じですか。

市長

妥当とかは、ちょっと言葉は難しいですけど。

記者

逆に今のままで何が問題があるのかということでしょうか。引き上げなくてもいいということで。

市長

引き上げなくていいとは思っておりません。

記者

ただ、そこの額がどの程度、どういう建て付けでどういう形になるか、それから、その減税が心配されている地方税への影響を国がどう手当てしてくれるか。

市長

そうですね。はい。

記者

とにかくそこを注視。懸念材料としてはそこですかね。

市長

「103万円の壁」があることによって、女性が仕事をセーブしてしまっているとか、そういうことはない方が私はよりいいと思いますので。

記者

JRの車両基地の件ですが、前市長時代からいろいろと、反対もあり賛成する方もありという状況でしたけれども、話がなくなったということで、まず率直に市長としてこの決定についてはどう思われていますか。

市長

そうですね。私も市長になってからJRさんの方に見通しを尋ねる文書を出させていただいておりましたし、しっかり地元の方への説明責任を果たす必要があると考えているので、車両基地に関する現在の状況とか、今後の見通しについて、ようやく回答をいただきましたので、こういう結論をJRさんが出されたということですから、この後は地元の皆さんのお声を聞きながら、6年も本当に申し訳ないことに地元にきっちり説明できない状態でしたので、市として丁寧に真摯に対応していきたいと思っています。

記者

パイプラインの計画の凍結とかがあったと思いますけど、それについては今後どういう方針になりそうですか。

市長

そこも地元の方の思いとかを聞きながら、しっかり対応していきたいと思っています。

記者

今の時点で、JRさんから回答があってから、市としてはどういう動きをしましたか。市民への説明としてはどういうことをしましたか。

市長

11月15日に地域の代表の方に報告をさせていただきました。私自ら行かせていただきました。

記者

地域の代表にとりあえず説明をされて、その後一般市民というんですかね、農家の方々に、より詳細な説明をされる予定ということですか。

市長

そうですね。今後、担当とも一緒に、そこは丁寧にさせていただこうと思ってます。

記者

6月議会だったと思うんですけど、局長から答弁で、計画が何も決まらない状態で、市民の方の農業を続けることに対するモチベーションが低下している、みたいな話をされてたと思うんですが、市長として今市民の方を見ていて、今回の件を受けてのリアクションってどんな感じですか。

市長

長い年月をかけてパイプラインを引くということで地域で意見をまとめていただいて、ようやく進めようとしていたところ、突然この車両基地の候補地に上がっていることで凍結されたということは、本当にご迷惑をおかけしたなということを心からお詫び申し上げたいと思いますし、今後しっかり皆さんと、今のこの状況の中で今後についてしっかり対話を重ねながら市として方向性も含めて考えていきたいと思っています。

記者

また別件ですいません。PFASについてなんですけれども、今日から岡山県の吉備中央町で公費による血液検査が全国で初めて始まりました。従前から状況が違うと、吉備中央町は水道水の末端で高濃度が出ているので状況が違うとおっしゃっていて、また本来国がやっていくべきというお話がありましたけれども、改めてこの公費の助成というのをお考えになるご意思というのはないものですか。もちろん今、水道局も頑張っていらっしゃって、むしろどんな水より安全じゃないかというくらい水道水が今一番安全だと思うんですけれども、過去にさかのぼっていくと、要監視項目にもなっていなかった時期が何十年もあって、市民団体の検査ではやっぱり非常に高い数値が出ている人もいると。吉備中央町のお話だと、わからないことについてわからないまま不安に思うよりは、わかった上で不安に感じてほしいみたいなお話があったので、まさしくその通りだと思うんですけれども、例えば国に先駆けて血液検査をするとか公費助成をするとかはないんでしょうか。おそらく国がやることはないと思うんですね。現時点で言うと、よほどのわかりやすい曝露というか、被害が出てこない限り。明石市で何十年もPFASを摂ってた方も検査も受けられないっていう状況があると思うんですけど、それこそ明石市って国に先駆けて、よそがやらないのならうちがやるんだぐらいの意気込みがあって、すごく市民の安心につながってて、人が集まってきた要因だと思うんですけど、そこは丸谷市長は一切触れないというか、国には言ってるんだよねと言われると、国の対策待ちなのかなっていうふうにも見えてしまうんですけど。

市長

血液検査をしたからといって、直ちにそれがPFASの影響かどうかとか、そういう科学的な根拠も今は無い中ですので、先日理事とも環境省の方にももう一度要望にも行かせていただいて、国の方でモニタリングなんかもされてますので、ぜひ明石市も対象に入れてくださいとお願いをさせていただいております。

記者

市民からはやっぱり検査したいというお声を聞くんですね。私は吉備中央町がおっしゃるとおり、わからないことの不安よりもわかった上で不安に思いたい、考えたいという、少なくともわからないよりはわかった方がいいと思うんですね。それがどういう根拠、疾病を引き起こすかという因果関係はわからないにしても、自分の中にどれだけ溜まってるんだっていうのはみんな知りたいと思うんですけれども。その不安には対処というのをお考えにはならないですか。

市長

現時点では考えておりません。

記者

その理由というのは。

市長

原因と考えられるものにはいろんな物質があってPFASだけではありませんので、何と言いますか、今明石市は吉備中央町とか千葉の自治体とは状況が違いますので、日本中どこでもあり得るような状況だと思いますので、因果関係というのをしっかり調査していただいてからだと思っています。

記者

おそらく因果関係というのは簡単には出てこないと思うんですね。何十年もかかって50年単位100年単位ぐらいの話だと思うんですけれども、そこをある意味責任放棄のようにも見えるんですが。国って最後の関門じゃないですか。基礎自治体ってまずは一番最初のゲートというか、市民の安全安心、命を守るという意味では、丸谷市長が声を上げない限り、明石市民に何かそこを手当てされることはないと思うんですけれども、そこの政治的なご判断というのはどうでしょう。丸谷市長の市議時代のご経歴とか実績を拝見していると、やるべきだとお考えになってるじゃないかなと私は考えてたんですけれども、立場が変わればというお話も以前ありましたけれども。

市長

それは立場が変わればではなくて、やっぱりこの問題を考えた時にですね、血液検査をすることが直ちにその対処になるのかどうか、それよりは、もしいろんな事象が出てきた時にきっちり相談体制を作って相談に乗らせていただくということが大事だと考えています。

記者

つまり実際に何か疾病とか何か出てきてからでないと対応しない。

市長

それはそのPFASによるものかどうかというのは分からないですし、

記者

血中にあるかどうかも分からないから、皆さんおっしゃっているのは、少なくともデータを知りたいと。そこには寄り添われるお考えっていうのは。

市長

皆さんというのはどれくらいの皆さんなのか。これからまた市民の皆さんのお声も聞かせていただきます。

記者

タウンミーティングとかでそういう声というのは上がってこないんですか。市長自身がお耳にされる範囲で。

市長

はい。

記者

特に聞かないと。

市長

いろんなご要望とか検査された方の声は聞かせていただいておりますので、市として何もしてないわけじゃなくて、しっかり検討もしていきます。

記者

何を検討するんですか。

市長

これをどういう方向で市としてやっていこうかということを、

記者

やっていくって、何をやっていくんですか。

市長

相談窓口を、

記者

相談窓口を。でもデータがないと相談しようがないですよね。例えば、調子が悪くても何が原因かわからないから相談されても。

理事(総合政策担当)

データがあってもわからないので、データがあってもなくてもわからないんですね。なのでデータがあってもなくても相談に乗りますよということです。なので相談窓口がありますので、不安があって、血液検査してなくても不安があったら相談に来ていただいて。

記者

明石市は相談はいくらでも聞きますよ、ということですね。

市長

そうです。

記者

相談だけならいつでもと。

市長

相談体制はしっかり取っておりますので。

記者

それってどこでもやっている話ですよね。当たり前の話ですよね。

あともう1点だけ。神戸市で高いデータが出ていますよね、相変わらず。でも汚染源の特定にはつながらないと。やはり明石市の職員、担当課としてはどうしても踏み出しにくい領域ではありますよね。もちろん要望もしている、事務担当レベルでは情報交換もしている、市長もお話をされているとおっしゃるんですが、どうも明石市の怒りというか憤懣やるかたない思いというのが伝わってないように思うんですが、それをできるのは水道局でもなければ、環境の担当課でもなくて、政治家であるリーダーの丸谷市長しかいないと思うんですよ。そこって伝わっているんでしょうか。神戸市に対して。

市長

久元市長とも直接お話をさせていただいております。

記者

話をして何も進展がないですよね。

市長

一緒に要望していきましょうということで、お話をさせていただいてます。

記者

結局、神戸市に対して原因特定してくれというのは要望しかないわけですか。国に要望していきましょう、一緒にやっていきましょうと。具体的な成果というのは上がらないわけですか。

市長

神戸市さんともいろいろ担当レベルではお話ししています。

記者

いや、担当レベルでされているのは当たり前の話で、熱量を伝えるというのはリーダーしかできないことだと思うんですよ。丸谷市長が怒っている、市民を代表して神戸市どうなっているんだっていうところが政治だと思うんです。でなければ別に誰がやってもいい話で、官僚がやってくれたらいい話で、そうではなくて、そこの思いというのは何か成果というのはいつ出てくるんですかね。

市長

そこはしっかり神戸市長とも継続してお話をさせていただこうと思っていますので。

記者

継続ですか。今までもやってこられて、実際に成果、汚染源の特定というのはいつできるものなんでしょうか。これ来年も再来年もずっと継続して話していきます、話していきますというのを聞かされるんでしょうか。

理事(総合政策担当)

私も市長と一緒に久元市長に会いに行って、久元市長、副市長とお話しをしてきましたけれども、久元市長としても当然特定できるものならば特定していきたいけれども、神戸市としてもできる手段がないんですよね。法律の背景として、強制的に立入検査がができるわけじゃないので、あくまでお願いベースで、彼らがここは怪しいなと思っているところを調べていっているというところなので、我々としてはこれはぜひお願いしますというところなんですけど、強制的にどこか工場に入って行ってとかができない中で、どうしたらいいのかなというのを神戸市もすごく手探りしながらやられているという状況です。

記者

国のスキームがこの問題に追いついていないということですよね。そういう意味では、それこそ西村さんを応援されたんですから、影響力を持っていらっしゃる西村さんとそういうお話をされているんですか。特に街頭でもPFASという単語も出てこないし、お聞きしていても、まさしく丸谷市長の人脈を活用して東京を動かすフェーズかと思うんですが。

市長

今まさに環境省から理事に来ていただいていますので、先日も環境省の担当部署を全部回って、今後のことをいろいろお話しさせていただいておりますので、何もやってないわけではありませんので、ご理解いただきたいと思います。

記者

でも公費の助成とか、そういうことは科学的根拠が出るまでやらないということですね。

市長

科学的根拠が出るまでやらないとかそういうのではなくて、今後そういう様々な検討の中で予算も立てていかなければなりません。

記者

ちなみに予算の兼ね合いで、どれぐらいかかるという試算はあるんですか。例えば浄水場をここに絞ってとか、東部だけとか、そこの試算は当然あるわけですよね。試算された上で、まだ割に合わないとか、国の補助がないとだめだよねとかっていう。

理事(総合政策担当)

いやいや、そもそも検査の結果が出たとして、その結果をどう受け止めるのか自体が決まってないんですよね。数字が高かったからといって、必ずしも明石川の水を飲んでいたからなのか、本当にそれがその方に影響していたのかが分からない。明石市として税金を払ってその人に対して何かしてあげないといけないというところなのかとか、全体像が分からない状態で、かつ現状では国が水質の基準の検討中なので。仮にそれが決まれば、当然法律を背景に、実際に例えば工場の排水規制とかができるようになってくる。

記者

ということは、まだ年単位で時間がかかるということ。

理事(総合政策担当)

明石市の場合は、現在の水道水については、かなりのお金を投じてですね、活性炭とかを入れて、今のものについては安全性を担保しています。問題は、今おっしゃっているように、過去何十年もお住まいの方で、実際にもしかしたら何か体に影響が出るかもしれないというところですね。

記者

それが我々いろいろな地域を回っている人間からしたら、明石市ってそういうところすごいなって、率先して国が動く前に必要だと思ったらやる。市民が求めていたらやるという機動力がある。さすが子育てのまちとうたうだけのことはあるなと思っていたのが、この件に関しては科学的知見、国の動向、法規制、と言われると。今の状態で国が動き始めることはないので。明石市として動かれないんだなと思って。予算については、エリアを限れば比較的現実的な話なのかなと思っていたんですけど。そこは国に要望していく、神戸市と話し合っています。何か検討、話し合い、国が、というワードしか出てこないような気がして、具体的な話が出てこないなと思って。

市長

そもそも血液検査をしたからって解決する問題じゃないんですよね。

記者

でも、知らないより知りたくないですか。

市長

知ってどうなりますか。

記者

知ってどうなる。

市長

知って、それがPFASの影響だってはっきりわかったとして、慎重にやらなければならないところだと思いますので、何もしていないわけではなくて、理事にも来ていただいて、日々そういうことも検討しながら、市民にとって一番何がいいのかを考えています。

記者

その何がいいのかという結論はいつ出てくるんですか。

理事(総合政策担当)

現状でできることはしていますので、相談窓口を開いたのは、血液検査をしてもしなくても、不安だったら相談に来れるわけです。

記者

数値は知れないんですね。

理事(総合政策担当)

数値がわかっていてもわからなくても、要するに数値がわかっても、それが原因で体に影響が出ているのかどうかというのは結局わからないんです。

記者

数値が高くても病気とどういう関係があるか分からないから調べないですよということですね。

理事(総合政策担当)

現状においては、血液検査で数値が高いと分かっても、できることというのは、相談に乗って、その人に合った治療をどうしましょうかということなので。

記者

市民感情としては、知らないより知りたい、だと思うんです。

理事(総合政策担当)

知らなくても不安があったら相談には乗れるので。

記者

相談だけですよね。別に血液検査してくれるわけじゃないんですよね。

理事(総合政策担当)

血液検査をしてもしなくても、結局対症療法なんですよね。データがあってもなくてもやることは変わらないので、不安がある方には、その方の不安に応じた対症療法をするんです。

記者

それは実際に疾病が出ている人ですよね。

理事(総合政策担当)

疾病が出ていなくても不安があれば相談に乗ります。結局、血中濃度が高くて何らかの健康への影響が出ている方というのは、現実問題、日本では基本的には発見されていないんですね。

記者

なので市長としては、知ってどうなるのかってことですね。数値を知ってどうなりますか。今おっしゃいましたよね。知らなくていいよっていうことでしょ。

市長

いや、そんなことは言っていません。市民の皆さん、本当に不安になっておられることにはしっかり寄り添わないといけない。

記者

寄り添うっていうのは相談だけですよね。

市長

寄り添わないといけないと思っていますので、そこはさまざまご意見があると思いますので、今できる最善のことを市としてしっかりやっていきたいと思っています。

記者

最善のことというのは、相談に乗る、国に要望する、話し合うということですか。

市長

今現在やっていることはですね。そこから先というのは、内部でいろんなこと考えて検討しております。

記者

また検討なんですね。

市長

検討しないと何もできませんよね。

記者

市民団体の皆さんが要望に来られた時に、市長とぜひ話し合う場をと要望されていましたけども、それについてはいかがですか。そういう機会を持たれるというお考えは。

市長

必要であれば考えていこうと思っております。

記者

必要であればということは、必要でないと考えておられるということですか。

市長

ちょっと今はまだ私もきっちり報告を受けておりませんので。

記者

だいぶ経ちますけど。要望が出てから。

理事(総合政策担当)

どういう形で話し合いの場を設ければいいのか、例えば勉強会みたいな形がいいのか、それともタウンミーティングみたいな形がいいのか。

市長

今検討して考えてもらっているところです。

記者

話し合いの場を設けるつもりで検討しているということですか。

市長

市民の皆さんとお話しさせていただくのは、ずっと私もさせていただいてますので、いろんなご意見を聞かせていただいて、一緒に対話をさせていただいて、どうすることが市民の皆さんの安全安心につながるのかということはしっかりやっていきたい。当然のことだと思っています。

記者

今は時期とか形を検討されていると。

市長

そうですね。

記者

わかりました。ありがとうございます。

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

明石市政策局広報課

兵庫県明石市中崎1丁目5-1

電話番号:078-918-5001

ファックス:078-918-5101