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更新日:2023年5月22日
たこつぼ型の土器発見や柿本人麻らの作歌にみられるように、古代より明石では漁業活動がおこなわれていたようです。およそ300年前の文献にも漁船数が900隻あまりあったと記録されていることから、現在と大差ないほど当時の漁業も盛んであったことが容易に想像されます。当時の漁業は、たこつぼ、釣り(はえなわ)、地曳き網が主として行われていました。現在では、ノリ養殖、小型底びき網、船びき網漁業が主流となっており、機械化・効率化といった近代化が漁業形態に現れています。
明石海峡大橋と漁船 港の風景と淡路島 奈良時代のたこつぼ(明石市立文化博物館所蔵)
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