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更新日:2023年10月13日
所在地 |
明石市林崎町3丁目 | |||
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時代 | 平安時代末~鎌倉時代 | |||
概要 |
林崎三本松瓦窯跡群は、12世紀初めから13世紀初めにかけて瓦を専ら生産していた窯跡です。 1994年から数回にわたり発掘調査が行われ、海に向かって開口する谷筋の傾斜面を利用して窯が築かれていることが分かりました。 谷の西側では掘立柱建物跡や柱穴が見つかっており、瓦をつくる人々の作業する工房があったようです。 この窯からは軒丸瓦、軒平瓦、鬼瓦、丸瓦、平瓦等数多くの瓦が見つかっています。 また、出土した瓦と同じ文様の瓦が尊勝寺(そんしょうじ)・鳥羽離宮(とばりきゅう)・平安京内裏(だいり)跡や、近くでは平清盛が造営した福原京に推定されている神戸市祇園遺跡からも出土しています。 林崎三本松瓦窯跡群は、平安時代から鎌倉時代へ、古代から中世への移り変わりを考える上での貴重な遺跡です。 |
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参考文献
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「"98年特別企画発掘された明石の歴史展-明石のやきもの-」(明石市立文化博物館1998) 「”99年特別企画発掘された明石の歴史展-震災復興調査の成果から-」(明石市立文化博物館1999) |
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調査風景
瓦出土状況 |
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