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更新日:2023年10月13日
所在地 |
明石市魚住町西岡 | |||
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時代 | 古墳時代 | |||
概要 |
鴨谷池は、江戸時代に3本の谷をせきとめて1つの池としたものです。以前から鴨谷池の周辺からは須恵器の破片が散布することで知られていました。 古墳時代には、池の谷の斜面を利用して登窯を築き、須恵器を生産していました。昭和58年、区画整理事業に伴い鴨谷池の北半分が埋め立てられることとなり、発掘調査が実施されました。 調査の結果、窯跡1基と竈(かまど)をもつ住居1棟が検出されました。出土した須恵器は、杯(つき)・高杯(たかつき)・甕(かめ)・はそう等があります。杯の形態から6世紀後半の時期に位置付けられます。 須恵器の散布状況から窯跡は他にも複数築かれていたと考えられます。 鴨谷池で窯を営んだ人々は、この地での操業を終えた後、大久保町高丘へと移動し生産を続けたと考えられます。 |
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参考文献
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「明石市史資料(考古編)」(明石市立文化博物館 1985) 「鴨谷池遺跡」(明石市教育委員会 1986) |
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調査風景
高杯・杯 |
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