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更新日:2023年10月13日
所在地 | 明石市大久保町西脇字鳥ヶ谷 | |
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時代 | 後期旧石器時代 | |
概要 | 昭和36(1961)年に春成秀爾(はるなりひでじ)氏によって発見されたこの遺跡、標高75m前後の小高い丘陵の南端部に位置しています。平成4年の発掘調査により、サヌカイト製の旧石器が大量に発見されました。狩猟具としてナイフ形石器約300点をはじめ、獲物の皮を剥ぐスクレイパーやそれらの素材となった石核(せっかく)、剥片(はくへん)など、5000点にのぼる遺物が発見されました。長さが1.2~4.4cmと小型のナイフ形石器は組み合わせて使う道具として用いられていたと考えられています。近畿・瀬戸内地方では後期旧石器時代終末期の石器群の様相を明確に示す主な遺跡として注目されています。 | |
参考文献 |
「'93年特別企画 発掘された明石の歴史展-最近の発掘調査の成果から-」(明石市立文化博物館1993) 「'00年特別企画 発掘された明石の歴史展-器と道具-」(明石市立文化博物館 2000) 「明石市資料(考古篇)第4集」(明石市教育委員会1985) |
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調査風景 ナイフ形石器 |
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