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更新日:2023年10月13日
所在地 |
明石市魚住町長坂寺字寺山(現 錦が丘2丁目) | |||
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時代 | 古墳時代後期 | |||
概要 |
この古墳は市内西北部一帯に広がる段丘面南突端部の、標高約40m、比高差約20mを測る場所に位置しています。昭和34(1959)年以降、春成秀爾氏らによって円筒埴輪、盾形(たてがた)埴輪、須恵質の埴輪、須恵器器台(きだい)などが採集されています。 しかし、現在この周辺は住宅地となっており、早い時期に破壊されていたものと考えられ、現在では古墳を確認することはできません。 この古墳から出土した盾形埴輪は、「石見型盾」と呼ばれるもので、1930年と67年に奈良県橿原市三宅町の石見遺跡(古墳)から見つかり、形が盾に似ていることからこの名前がつけられました。儀杖を模したという説などがありますが、詳しいことは分かっていません。特殊なもので、権威の象徴として立てられたと考えられています。 |
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参考文献 |
「発掘された明石の歴史展-古墳時代の明石-」(明石市立文化博物館 1995) |
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調査風景
円筒埴輪出土状況 |
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