ホーム > 安全・安心 > 安全・安心(二つの事故を受けて) > 明石市民夏まつり事故 > 事故調査委員会(第12回)終了後の委員長記者会見 概要
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更新日:2022年3月25日
[日時]
平成13年12月15日(土曜日) 12時35分~12時50分
[場所]
明石市役所303応接室
[出席者]
委員長 原田 直郎、委員 石井曻
Q 市への提出は1月30日をめざすのか。
A できれば30日にと思っている。ただ、1月30日にしても完全な製本ができることになるのか、外部に発表できる体裁に整えることができるのかは言いかねる。きちっとした本のようになるのは2月にずれ込むかも分からない。
Q 30日に提出ということは、その前の15日に仕上げているということか。
A 15日には各委員の異論の無いようにという目標にしている。今日も各委員の持ち寄った原稿をいろいろ検討していったので、ずいぶんと時間がかかった。そのように詳細に見ていくと同じ事を書いているのに違った角度から書いている部分もあるなど、その辺の叩き合いを行った。まだまだ確定版というのには程遠い状況だ。
Q 今日は最終のまとめ作業には入れたのか。項目等についての話はしているのか。
A 最終のまとめ作業には入っている。 いわゆる目次づくりについては、前からやっている。大きく分ければ第1部は事故原因の調査とその判断、第2部はこの事故を踏まえての将来への提言といった二部構成になるのはほぼ間違いないと思う。
また、かなりの資料が集まっておりその整理も次回の委員会から行っていきたい。
Q 調査自体は十分できているが、それを体系づけるのに時間がかかるということか。
A 我々なりに集められた資料は十分に検討して報告書の作成にかかっている。今回の事故はレアケースで、原因がどこにあるのかを追求することと責任主体がどこにあるのかを解明するのは非常に難しい。いざ報告書を書き上げるとなると、手間隙がかかる。いわゆる群衆事故事例の一覧を資料に別表として付けると、びっくりするぐらいの多くの事故例がある。 その中でも、今までに刑事事件として起訴され決着しているのはたった1件だけである。そのほとんどの多くは立件もされずに終わっているのが実情だ。
Q ボリュームは100ページを超えそうか。
A 資料は別にして、本文で超えると思う。いわゆる概要版についても用意しなければいけないと思い、年末から年始にかけて考えていきたい。
Q 遺族側への説明には全委員が出席するのか。
A 恐らく、そうなると思う。
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