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更新日:2024年6月20日

インフルエンザ(季節性インフルエンザ)について

1 基本情報

(1)インフルエンザとは

 インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。例年12月~3月に流行します。
 A型、B型、C型とあり、このうち流行の原因となるのはA型とB型です。
 近年、国内で流行しているのは、「A(H1N1)亜型」、「A(H3N2)亜型(香港型)」、「B型」の3種類です。これらの型は毎年小さい変異を繰り返し、同時期に流行することがあるため、A型に2回罹ったり、A型とB型両方に罹ることがあります。

(2)インフルエンザの特徴

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2 予防のポイント

(1)ワクチン接種

 インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。
 予防接種可能な医療機関は、以下の明石市医師会ホームページにて確認することができます。
・【明石市医師会HP】明石市の病医院検索システム

 65歳以上の方、心臓・じん臓・呼吸器・免疫機能に1級相当の障害のある60歳から64歳の方は、定期接種の対象者です。詳しくは(こちら)のページをご確認ください。

(2)手洗い

 流水・石鹸による手洗いはウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。
 アルコールによる手指衛生も効果があります。

(3)適度な湿度の保持

 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下します。
 特に乾燥しやすい室内では、加湿器などで適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

(4)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

 体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日頃から心がけましょう。

(5)人混みや繁華街への外出を控える

 特に高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。外出する場合はマスクを着用しましょう。

(6)換気

 季節を問わず十分な換気が重要です。
 窓開け換気を行いましょう。なお、建物に組み込まれている常時換気設備や台所・洗面所の換気扇により、室温を大きく変動させることなく換気を行うことができます。

3 療養期間

 学校保健安全法において「発症後5日を経過し、かつ、解熱後2日(幼児にあっては3日)経過」までが出席停止期間と定められています。
 社会人の場合は法的に明確な基準はありませんが、上記法律に準じて同様の期間を目安に二次感染防止のために自宅療養とする会社が多いです。

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4 市内の発生状況

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 定点当たり報告数とは、明石市内のインフルエンザ定点医療機関から報告のあった1週間の患者数の合計を、定点医療機関数で割った値のことで、1医療機関当たりの平均報告数を指します。この数値により流行状況を把握することができます(以下はインフルエンザにおいての目安です)。

  • 流行の目安:定点あたり患者数が、「1」以上となった時
  • 注意報開始の基準:定点あたり患者数が、「10」以上となった時
  • 警報開始の基準:定点あたり患者数が、「30」以上となった時

5 その他(Q&A)

厚生労働省がインフルエンザに関するQ&Aをまとめていますので、以下のページでご確認ください。
・【厚労省HP】インフルエンザ(総合ページ)(外部サイトへリンク)