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更新日:2023年5月30日
『水痘(みずぼうそう)』は、水痘帯状疱疹ウイルスの感染で起こります。
全身性で痒みのある赤い発疹が出現してそれが水疱に変化し、1週間程度で痂皮(かさぶた)となります。
子どもに多くみられる感染症ですが、水痘にかかると治ったあともウイルスは体に潜んでおり、加齢やストレスによって免疫が低下すると再び神経に沿って皮膚症状を起こすことがあります。これは「帯状疱疹」と呼ばれます。
冬から春にかけてかかる人が多くなります。
2~3週間(通常は14日~16日)
最初は赤い発疹で始まり、その後水疱になり、1週間程度で痂皮(かさぶた)になります。数日間新しい発疹が出るので、同時にいろいろな状態の発疹(赤い発疹・水疱・痂皮)が出ているのが特徴です。38℃前後の発熱が2~3日続くこともあります。
発疹は、頭、胴体(腹・胸・背中)、手足の順に広がることが多く、胴体にたくさん出ますが、発疹の出方には個人差があり、わずかしか出ない場合や、口の中に出ることもあります。
水痘の予防には予防接種が有効です。
水痘ワクチンは予防接種法に基づく定期接種に定められており、1歳~3歳未満が対象となります。
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