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更新日:2023年5月30日
『咽頭結膜熱』とは、「アデノウイルス」に感染することで、咽頭炎、結膜炎、発熱といった症状が出る感染症です。プールの水を介して感染することもあるため「プール熱」とも呼ばれています(塩素濃度が適切に保たれていれば感染しにくいです)。
アデノウイルスは感染力が非常に強く、家庭内で感染が広がる恐れがあります。
夏季
5日~7日
「咽頭炎(喉の痛み)」、「結膜炎(眼の充血・痛み)」、「発熱」の3つの症状が特徴です。
多くの場合1週間ほどで症状は治まりますが、新生児が感染した場合や、高熱が3日以上続く場合は注意が必要です。
主な感染経路は、飛沫感染・接触感染です。手洗いやマスクなど標準的な予防に加えて、家庭内での二次感染を防ぐための対策も大切です。
流水と石鹸による手洗いを励行し、目、鼻、口などの粘膜に触れないようにしましょう。
感染者とお風呂は一緒に入らずに、洗濯物も分けるようにしましょう。タオルは自分専用のものを使用しましょう。
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