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更新日:2023年5月30日
ウイルス性肝炎にはA型、B型、C型、D型、E型などの種類があり、それぞれ原因となるウイルスや感染経路は異なります。主にA型・E型は「汚染された水」や「食べ物」からの経口感染、B型・C型・D型では「血液」や「体液」から感染します。日本ではB型・C型が多く、それぞれの特徴は以下のとおりです。
通年
‣B型肝炎:45~180日(平均90日)
‣C型肝炎:14~180日
‣B型肝炎:「全身倦怠感」、「食欲不振」、「悪心・嘔吐」が主な症状ですが、黄疸が出現する場合もあります。
‣C型肝炎:急性肝炎を起こしてもほとんどが症状のない不顕性感染です。
B型肝炎・C型肝炎共に慢性肝炎に移行しても多くが無症状ですが、肝硬変まで進行すると多様な症状が出現します。
全身倦怠感や疲れやすさ、黄疸や手掌紅斑、腹水などが挙げられます。
B型、D型に関してはワクチンがあります(D型肝炎にはB型肝炎ワクチンが有効)。2016年にはB型肝炎ワクチンが定期接種になりましたので、以下のページをご確認ください。
・【明石市HP】B型肝炎ワクチンについて
B型肝炎・C型肝炎については、血液や体液による感染を予防するためには、傷ついた皮膚や粘膜にそれらが直接かからないように注意しましょう。
また、B型肝炎については、性的接触でも感染するので、不特定の人との性交渉は避け、コンドームは正しく使用しましょう。
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