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更新日:2023年5月30日
『レジオネラ症』はレジオネラ属菌による感染症です。
自然界の河川や土壌に広く生息しているレジオネラ菌が、人工的な水循環設備(入浴施設、冷却塔、給湯設備等)で増殖し、そこから発生したレジオネラ属菌をエアロゾル(細かい霧やしぶき)により吸い込むことで感染します。ヒトからヒトへ感染することはありません。
子どもや高齢者、他の疾患によって免疫機能が低下している人が発症することが多いですが、健康な人であっても発症することがあります。
通年発生しますが特に7月、9月に多い
2~10日
劇症型の「レジオネラ肺炎」と、一過性の「ポンティアック熱」があります。
レジオネラ症の予防には、感染源となる設備(循環式給湯設備、冷却塔、循環式浴槽、加湿器など)の衛生管理が重要です。入浴施設で感染した事例も多いですが、自宅でもお風呂のお湯は適宜入れ替え、浴槽やシャワーヘッドの清掃を行うなど清潔に保ちましょう。また、加湿器を使用する際は水を継ぎ足すのではなく毎回新しい水を使い、使用後はタンク内の水を抜いて清掃し、よく乾かしましょう。
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