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更新日:2023年5月30日

【4類】レジオネラ症

 『レジオネラ症』はレジオネラ属菌による感染症です。
 自然界の河川や土壌に広く生息しているレジオネラ菌が、人工的な水循環設備(入浴施設、冷却塔、給湯設備等)で増殖し、そこから発生したレジオネラ属菌をエアロゾル(細かい霧やしぶき)により吸い込むことで感染します。ヒトからヒトへ感染することはありません。
 子どもや高齢者、他の疾患によって免疫機能が低下している人が発症することが多いですが、健康な人であっても発症することがあります。

1 流行期

 通年発生しますが特に7月、9月に多い

2 潜伏期間

 2~10日

3 症状

 劇症型の「レジオネラ肺炎」と、一過性の「ポンティアック熱」があります。

  • レジオネラ肺炎:発熱・咳・呼吸困難などの肺炎症状に加えて、下痢・意識障害・神経症状など呼吸器以外の症状もみられます。重症化しやすく、胸水の貯留がみられることもあります。
  • ポンティアック熱:発熱・悪寒・頭痛などのインフルエンザ様症状がみられますが、一過性のもので予後は良好です。

4 予防のポイント

 レジオネラ症の予防には、感染源となる設備(循環式給湯設備、冷却塔、循環式浴槽、加湿器など)の衛生管理が重要です。入浴施設で感染した事例も多いですが、自宅でもお風呂のお湯は適宜入れ替え浴槽やシャワーヘッドの清掃を行うなど清潔に保ちましょう。また、加湿器を使用する際は水を継ぎ足すのではなく毎回新しい水を使い、使用後はタンク内の水を抜いて清掃し、よく乾かしましょう。

5 市内の発生状況

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お問い合わせ

明石市福祉局あかし保健所保健予防課

明石市大久保町ゆりのき通1丁目4-7 あかし保健所

電話番号:078-918-5421

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