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更新日:2023年5月30日
『急性出血性結膜炎』は、特定のウイルス(主にエンテロウイルス70型とコクサッキーウイルスA24変異型)によって引き起こされる結膜炎です。1~4歳に多くみられますが、大人も感染することがあります。
感染経路は接触感染で、感染力が強いため注意が必要です。
特別な季節性は見られませんが、全国的には夏から冬にかけて多く報告されています。
24時間前後
突然の強い目の痛み、異物感や異常にまぶしさを感じるといった症状や、結膜の充血、まぶたの腫れや目やに、白目にポツポツとした点状の出血がみられる結膜下出血などがあげられます。
他には全身症状として頭痛、発熱、呼吸器症状などがみられることもあります。
約1週間で自然に治癒しますが、ごくまれに罹患後6~12カ月月後に四肢に運動麻痺が起こることがあるので、注意が必要です。
予防の基本は接触感染予防の徹底です。涙・目やにに触れた手やタオルなどから感染しますので、手を流水と石鹸でよく洗い、タオルなど目に触れるようなものは、人と共有しないようにしましょう。
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