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更新日:2023年5月30日
『流行性角結膜炎』は感染力がとても強く、はやり目と呼ばれます。
結膜炎にかかった人が目を触った手で物を触り、他の人がそれに触って自分の目を触ればほぼ100%感染し、家庭内、職場、病院などでの流行が多く報告されています。
主にD群のアデノウイルスのうち8型、19型、37型などのウイルスが原因です。
夏から秋にかけて多く報告されています。
1~2週間
「耳前リンパ節の腫れ」、「圧痛」、結膜に小さなぶつぶつができる「急性濾胞(ろほう)性結膜炎」をきたすことが多く、他にも、「まぶたの腫れ」、「なみだ目」、「目やに」、「眼の充血」などの症状を伴います。感染力が強いため、これらの症状が片目に出現するとすぐに両目へと移行します。
通常は2週間から4週間で治癒します。しかし角膜に炎症がおよぶと異物感、眼痛を訴えることがあり、まぶたの裏に炎症性の白い膜(偽膜)を伴う例も多くみられます。
予防の基本は接触感染予防の徹底です。涙・目やにに触れた手やタオルなどから感染しますので、手を流水と石鹸でよく洗い、タオルなど目に触れるようなものは、人と共有しないようにしましょう。
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