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更新日:2023年5月30日
『RSウイルス感染症』とは、RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)による呼吸器の感染症です。
生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の子どもが1度は感染するとされています。
症状は、軽い風邪症状から、細気管支炎や肺炎に至るまで様々です。
生涯にわたり感染を繰り返しますが、特に乳幼児の初めての感染や高齢者では重症化する場合があるので注意が必要です。
冬季
4日~6日
潜伏期間を経て、「鼻水」や「発熱」などの症状が数日続きます。そのうちの25~40%に「発熱」、「喘鳴」が出現し、場合によっては、細気管支炎や肺炎などの重篤な呼吸器疾患を引き起こすことがあります。
新生児の感染では、「嗜眠(強い刺激があれば覚醒するが、すぐに再び眠ってしまう状態)」、「易刺激性(イライラ)」、「哺乳力の低下」といった症状を呈することが多く、無呼吸発作が出現することもあるため注意が必要です。
感染経路は飛沫感染・接触感染です。感染した人の咳やくしゃみで飛び散ったウイルスを直接吸い込むことによって感染する以外に、ウイルスが付着したおもちゃなどを介して感染することがあります。
適切な手洗いを行い、おもちゃなど乳幼児が口に入れるものは清潔にしておきましょう。
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