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更新日:2023年5月30日
侵襲性インフルエンザ菌感染症とは、インフルエンザ菌による侵襲性感染症(本来無菌である部位から起因菌が分離された感染症)のうち、血液や髄液からインフルエンザ菌が検出された感染症のことです。
感染経路は飛沫・接触感染で、咳やくしゃみなどの飛沫や分泌物への直接の接触で感染します。
毎年冬場に流行する季節性インフルエンザとは異なります。
通年
不明
発熱が主な症状ですが、髄膜炎や肺炎を合併することもあります。髄膜炎を合併すると、発熱の他に頭痛、けいれん、意識障害等の症状が起こります。
髄膜炎は主に1歳未満の小児で多く、肺炎は比較的成人に多いです。また、血液中に細菌が侵入して重症化することもあります。ごく稀に骨髄炎、蜂窩織炎、化膿性関節炎、咽頭蓋炎を伴います。
予防接種が有効です。2013年より予防接種法に基づく定期接種に定められています。
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