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更新日:2023年5月30日
『百日咳』とは、百日咳菌という細菌が、鼻や喉の粘膜に感染することで生じる感染症です。
風邪のような症状で始まり、咳がひどくなり、連続的に咳込むようになるのが特徴です。咳が出なくなるまで3ヶ月ほどかかることもあったことから「百日咳」と呼ばれてきました。
小さい子ども、特に乳児は呼吸不全になり、肺炎、脳炎などの合併症を起こすこともあり注意が必要です。また、喘息をもっていると、百日咳により症状が悪化することがあります。
通年
5日~10日
「咳」、「鼻水」、「微熱」といった風邪症状から始まり、次第に咳がひどくなります。発作的に連続的な咳が出た後、息を吸い込むと「ヒュー」と笛のような音が聞こえるのが特徴です。乳児では咳の症状がなく、無呼吸発作やチアノーゼを生じることが多くあります。
ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオを混合した4種混合ワクチンの接種で予防できます。
また、近年では、予防接種を受けてから時間が経ち、免疫が低下したため百日咳を発病した大人が、症状が軽いため百日咳にかかったと気付かずに、新生児や乳児へ感染させた事例もあります。
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